~人間の本性について知るためには不遜であったり、傲慢であってはならない。
そのためには謙虚さがなければならない。~
人間知の心理学 アルフレッド・アドラー著 岸見 一郎訳
コミュニケーションを学ぶにしても、カウンセリングを学ぶにしても、教育に関わるとしても、自分のすることで相手に効果がでる!とは思わないようにしています。 もちろんベストは尽くしますが。
もしその自分とのかかわりのなかで、相手に変化があったとしても、それは相手自身が変わろうと決意したからこそのことだと思います。
上越教育大学の赤坂先生も、著書‘先生のためのアドラー心理学’のなかでも勇気づけするときの3つの条件のなかで、
‘期待しないこと’
をそのうちの一つとしていて、
‘なにかをすることによって、相手がどうかなることを期待すること自体が自分の行動を支配の道具として使うようなものだ。’
とされています。
謙虚に、誠実にこつこつとやる。
これを忘れないようにしたいと思っています。