【おんぶは知育効果も期待できる!?】
昨日の記事で、『抱っこ紐』のことについて書きました。
私が思うに、『抱っこ紐』て、
結局のところ子どもには良くないんですよね。
大人が楽するための物でしかないんちゃうかなぁ…。
でも、その楽するための物が、結局のところ、
大人も子どもも危険に晒すんよな。
早い話歩きにくい場所や登山などで、重い荷物を前にかけるか?て話ですわ。
私は、登山で、前と後(抱っことおんぶ)に荷物を背負って登り降りしたことありますが、まぁ、危険ですわΣ(゚Д゚)
そう考えると『抱っこ』より『おんぶ』でしょ!!
では、その『おんぶ』にはどのような効果があるかみてみましょう。

昔ながらのおんぶ紐
【おんぶの知育効果】
➀視界が広がる
人間には5つの感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)がありますが、その中でも最も大事なのは視覚です。
なんと、人は外部から得る情報のうち、およそ80%を視覚を通して得ています。
もちろん赤ちゃんにとっても視野を確保するのはとっても大事なことです。
抱っこ紐で対面抱っこをする場合、赤ちゃんの視界のほとんどをパパ・ママの胸で遮ってしまうので、
赤ちゃんが視覚を通して様々な情報を得るというせっかくの機会を奪ってしまいます。
一方、おんぶの場合赤ちゃんはパパ・ママの肩越しに周りを見渡すことができるため視野が広がり、十分な脳への刺激を与えることができます。
②肩越しから色々な経験ができる(ミラーニューロン)
パパ・ママと同じ、高いところから色々な景色を見ることができるので、知的好奇心を育むことができます。
さらにおんぶの良いところは、パパ・ママが行っていることをあたかも赤ちゃん自身が行っているように感じさせることができるのです。(脳科学ではこの現象をミラーニューロンと言います)
家事や散歩でのちょっとしたおんぶ。
パパ・ママにとっては何気ないひとときですが、赤ちゃんにとっては普段の視界では見えないとても新鮮で楽しい時間であり、
同時に赤ちゃんは目の前で起こっている事を認識し自分で再現するにはどうしたらよいかと考える學習時間なのです。
☆ミラーニューロンの大切さ:
ミラーニューロンとは、『他人が行っていることを見ることで、まるで自分が同じことを行っているかのように感じれる力』
を意味します。つまり、他人の心と共感するという社会性を養うことにもつながっています。
③姿勢・集中力・動体視力・バランス感覚・情緒を育む
抱っことおんぶの違いは視界だけではありません。
抱っこだと、パパ・ママの体が胸やお腹のために前方向に盛り上がっているため、
赤ちゃんがパパ・ママにしがみつくことが非常に困難になってしまいます。
その結果、赤ちゃんは抱っこ紐の中でだらんとつりさげられている形になってしまい、
自らほとんど何もできなくなっている状態になってしまいます。
一方おんぶの場合、赤ちゃんのお尻を支えるだけなので赤ちゃんの動きを遮ることはありません。
赤ちゃんは、パパ・ママと同じ視線の普段とは違った景色を見ようと、
赤ちゃん自ら両腕でパパ・ママの背中にしがみつき、自らの力で腰(仙骨)を伸ばして立ち上ろうとする姿勢を取ることができます。
つまり、おんぶをすることはお座りから立つことへの練習と姿勢の良い身体作りにつながっているのです。
☆仙骨:
”いのちの骨”といわれ、骨盤の中央に位置し、身体の土台となるとても重要な場所にあります。
仙骨の歪みは背骨の歪みだけでなく、脳、脊髄への悪影響を引き起こす可能性がある、最も大事な骨です。
④おんぶは抱っこよりめちゃめちゃ楽
重い荷物や登山するときは必ず荷物を背負いますよね??
これは、背負う(おんぶ)の方が荷物の重さを体の中心で支えることができるからです。
さらに背負う際に必要な筋肉は抱っこをする際に使う筋肉よりも強いなど、
人の体型は重い物を持つときは背負う(おんぶ)ように設計されているのです。
下記の写真のように、米俵を5俵も背負った女性もいたようです。
こんなことは到底抱っこではできませんね。
5俵(300㎏)の米を背負う昔の日本人女性
他にも様々な効果があり、
赤ちゃんの顔つきが変わったり、知的好奇心がわき、コミュニケーションも活発になったりなど、
抱っこよりもおんぶの方が効果が断然良いですよね。
さらに、2011年3月11日に起きた東北大震災でも、
乳幼児を連れ避難する場合には、両手が空く「おんぶ紐」が有効であった。
何も使わない抱っこ等で乳児が流されるケースがあった。
と震災時の状況で報告されています。
やはり、どう考えても、『抱っこ』より『おんぶ』でしょ!!