【それは、浮腫んでいるだけかも…！？】
脚の太さが気になる…。
下半身太りを何とかしたい…。
多くの女性はお悩みではないですか？
実は、その太さは浮腫んでいるだけかもしれません。
まず、太ももやふくらはぎを触って、つかんでみて下さい。
いかがですか？
触って、つかんでみて固かったり、痛みはありますか？
皮膚をつまんでみて、痛みはありますか？
もし、痛みがあったり、硬さがあったりすれば、
血行が良くない可能性があります。
本来、筋肉は餅のように弾力性があり柔らかいものです。
皮膚や皮も摘まむと伸びるものです。
弾力性があり柔らかい状態だと、
筋肉の伸び縮みもスムーズで、ストレッチをしても、
気持ちの良い伸び感を感じることができます。
しかし、皮膚や筋肉が硬い状態でストレッチをすると、
伸びにくかったり、痛みを感じたりして、
気持ちも良くないでしょう。
また、アウターマッスルは柔らかくなると、
弾力性がでて、ゆらゆら揺らすと波打つように揺れるものです。
硬いと、塊を見てとれて、波打つことがないですね。
では、どのようにしたら、柔らかい状態、
波打つように揺れる状態を作れるのか？
マッサージ？
ストレッチ？
せやね。
具体的には、
「骨から剥がす、解す」
です。
えっ、どういうこと…？
鶏の骨付きモモ肉を思い出してください。
モモ肉をバクッとかじると、肉がペロッと取れませんか？
ペロッと取れる肉が、外側についている大腿の筋肉(大腿四頭筋)で、アウターマッスルなんです。
本来、アウターマッスルは骨から剥がれやすいんですが、
状態が悪くなると骨にくっついて硬くなる性質があります。
それが硬くなることで血行が悪くなり、
浮腫みにつながるんです。
また、大腿やふくらはぎは第二の心臓と言われ、
下肢の血流を心臓に返す役割があります。
この下肢に流れてきた血液を心臓に返す機能のことを
ミルキングアクションと呼んでいます。
つまり筋肉が硬くなると、筋肉の伸び縮みが働きにくく、
血液をうまく心臓に押し返せないため、
浮腫みが生じる場合があります。
さらに、疲労物質や老廃物が蓄積しやすく、
回復を遅らせてしまうこともあります。
なので、アウターマッスルを骨から剥がして、
解してやることで、浮腫みが解消し、血行も良くなってきます。
では、具体的なやり方を解説しますわ。
まず、両方の手で、大腿の表と裏、
または外側と内側を優しく包み込むように当てて下さい。
そしたら、その手を左右や上下に優しく動かしてみて下さい。
骨を中心に、骨から筋肉を剥がしていく
イメージで行ってくださいね。
そうすると、だんだんと柔らかさがでてきて、
骨から剥がれる感覚を感じてきます。
さらに、4指(親指以外)を熊手の形にして、
大腿の外側の窪み(大腿前の筋と大腿裏の筋の境目)に、
その熊手状にした指を押し込み、
大腿の筋を掴みます(硬いと痛い)。
そして、掴んだら、大腿を骨から剥がすように持ち上げる。
そして、熊手状の指を優しく少しずつ押し込むと、
入り込んでいきます。
膝の近くから股関節の近くまで丁寧に行ってみてください。
少しは筋ばったような感じや痛みがありますが、
解れてくるとその感じは消えていきます。
一通り終わったら手を離してみてください。
するとどうでしょうか。
スーっとして軽くなってませんか？
また、左右を比べてみてください。
ズボンやパンツに緩みが出て、
サイズも変化していると思います。
ふくらはぎは、大腿よりさらに優しく丁寧に解してあげると、
餅のように弾力性がでて、柔らかくなってきますよ。
入浴しながらやるとさらに効果的です。
解れた状態でストレッチもしてみてください。
いつもより深い伸びを感じるでしょう。
終わった後は必ず水分を摂取してくださいね。
水分を摂ることで、溜まった疲労物質や老廃物を
体外に排出しましょう！！
いかがでしたか？
マッサージをやってもらうのも良いですが、
このように、自分の身体を感じながら労ることで、
自身の状態を把握することもでき、
体も心も軽やかになってきます。
日頃からセルフケアやセルフコンディショニングの意識を高めましょう。
もっと、詳しく聴きたい、教えてほしい！！
と思われた方は、お会いした時にでもお伝えしますね。
今日もありがとう。
いつもありがとう。
吉田憲市