​イチが虹の橋を渡ってから、ちょうど1ヶ月が経ちました。


​この1ヶ月、朝起きた瞬間から夜眠りにつく時まで、「ああ、もうイチは居ないんだな」と実感する毎日でした。


闘病中だった4ヶ月間、私の生活のすべてはイチを中心に回っていました。

何を食べさせようか、体調はどうか、急いで家に帰らなきゃ……。

そんな張り詰めていた時間がなくなった今、日に日に強く感じています。


​家の中には、今もまだイチの面影が色濃く残っています。

お気に入りだった場所、いつも丸まっていたクッション。そこにあるのが当たり前だった風景を、まだ片付ける気にはなれません。

そこを空っぽにしてしまったら、本当にイチが遠くへ行ってしまうような気がして、どうしてもそのままにしておきたいんです。

「もう心配しなくていいんだ」という安堵と、その心配すらなくなった猛烈な寂しさ。

そんな感情を抱えたまま、この1ヶ月をなんとか過ごしてきました。


この1ヶ月のあなたの居ない世界は色を感じられないよ