約1年のブランクを経て、鉄道コレクション(以下・鉄コレ)第30弾が先月末に発売となった。
今回は、気動車から特急電車迄、バラエティにとんだ車種構成となっている。

そのような車種構成の中で、一番古くかつマイナーな車両がラインナップされた。これが今回紹介する小田急キハ5100形である。
この車両は、現在の特急ふじさんに繋がるJR(国鉄)御殿場線乗り入れ列車の創成期の車両なのです。
情報は、鉄道雑誌くらいにしかないので、若い世代には知られていないマイナーな存在で、当方もカラーブックスやキャンブックスで知り詳しい知識を得た存在です。
そしてキハ5100形は、キハ5000形の改良型の形式で車体の形状が少し変更して変わっている点で、これがキハ5000形との識別となっています。

で、今回、鉄コレ通常弾シリーズでラインナップされたキハ5100形ですがキハ5000形も鉄コレで商品化されています。
キハ5000形自体は、事業者限定品として発売されています。
去年夏にヘッドマーク取付を当ブログに掲載したかと思います。
で、前述した車体形態の違いを側面屋上車種で掲載。写真右が5100形、左が5000形である。

鉄コレは毎弾に、シークレットが隠し的にラインナップされているが、今回はキハ5000形旧塗装、登場時の塗装であった。
当方は、発売時に情報収集で大雑把に掴んでおり、現車導入迄キハ5100形に色違いと思い込んでいました。(※2BOX購入時は、シークレットは該当しませんでした。今月になって導入しています。)
一つめは、事業者品のキハ5000形とシークレットのキハ5000形との比較。
二つめは、通常品のキハ5100形とシークレットキハ5000形との違い。
旧塗装は長くて約4年程の活躍でした。
因みに乗り入れ気動車時代は約13年で、その後、御殿場線が電化されSSE車の運用に変わっています。

余談ですが、キハ5000形は鉄コレ事業者限定品として発売されましたが、この原型となった関東鉄道に譲渡された時の姿が鉄コレ13弾でラインナップ商品化されています。
関東鉄道に譲渡後、特急車仕様で片側1扉だったのを片側3扉の通勤車化改造されました。
その姿でラインナップされて形式もキハ751形となっています。

今回は、知識を持っての購入だったので、ある程度の興味を持って導入となった形です。
過去に導入した紹介した車両共々、歴史を知り噛み締めながら大切にしていきたいと思っています。