2019年季鉄道コレクション(以下・鉄コレ)能勢電鉄事業者品は、歴代車両シリーズ第3弾となった320型(形)でした。

購入記事でも述べたように、資料本を所有拝読してある程度、車種は読めていました。

また詳しい方には判ると思いますが、この能勢電鉄は古くから譲渡された阪急電鉄の車両を使用しており、この形式も元は阪急の車両で宝塚線や今津線で走っていた車両です。

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例年、鉄道の日が有る10月に事業者限定品として発売されるが、数年前は手を付けた上で一気にカタを付けれましたが、ここ数年は軍資金に都合で一気にカタを付けれず、数ヶ月かけて所望編成数を揃えるに至っています。

因みに2019年季も、前季に続き写真のように2種形態共、導入しました。

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その後の編成化を含め、鉄道模型化の工程は”その後”として、記事に挙げていくようにしています。

という訳で、前回の”その後”としての記事は、今年7/28付で編成組成分にパンタグラフ搭載換装工程作業の様子を記事に挙げました。

写真は、その前の車番インレタ貼付け時の全320形の姿です・

 

鉄道コレクション(以下・鉄コレ)の鉄道模型化の手順は基本的にパンタグラフ(以下・パンタ)部品取り付けを第一にすすめているが、最近は軍資金の関係も有り、最近は前述の順番ではなく、今回の能勢電(元阪急)320形は、インレタ車番貼り付けを先行させました。

前回にやっと何とかパンタ部品調達の見込みが付き、入手出来たので、先ず編成組成分から作業を行いました。

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2019年季の320形も、19m旧車両4両編成相当に該当する5両編成に組成しましたが、2018年季の500形は2019年季の320形を見込んで効率や経済的な点を考慮して4両編成にとどめていました。よって、今回、320形を編成組成化した際に、写真のように商品セットは基本的2両構成なので、片割れとなった1両を500形系に組み込み5両編成化しました。

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掲載写真のように、原型形態車両(未更新車)の分に関して、320形商品形態設定がどうも日生線運用仕様になっていたように、2両目車両がパンタグラフ(以下・パンタ)撤去仕様になっており、更新車仕様のように屋根交換パーツ(部品)が入っておらず、思案しました。

とりあえず、320形のみ編成構成に優先配備した結果、500形原型編成組み込み分には写真のようにパンタ撤去仕様が組み込まれる事になり、編成組成か直後から編成搭載パンタ数3基から外れ実車編成的ではない為、パンタ搭載仕様化工作の構想がありました。

前置きが長くなりましたが、前述のパンタ搭載仕様化工作の構想が有ったのですが、実行は基本的にパンタ換装工作時としていた為、

前述のように最近、換装パンタ部品を調達確保したので、先月の編成分の換装に続き、500形組み込み分の換装と原型編成の前述のパンタ撤去車のパンタ搭載仕様化加工工作をパンタ搭載と同時に施工する事にした。

先ずは、パンタ搭載取付箇所の位置決めを行った。

位置決めには、商品パンタ部品の座部分を利用し、座の裏にスタンプのインキを付け、写真のように想定位置にスタンプマーキングした。

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なお、作業には、写真の原型車のパンタ付き仕様車の実物を見ながら作業を進めた。

スタンプマーキングだけでは薄く見づらかったので、油性マジクでマーキングを明確にしました。

作業の間に、撤去でなくなっている屋上ランボードの部分を、プラ板で(長さを測って)切り出し加工製作し、屋上塗装色近似色のクレオス29艦底色(スプレー)で塗装しました。

マーキングした所定箇所を、ピンバイズで一旦開口加工し、開口部にパンタ座のプラバンを瞬間で貼り付けました。

その上で、屋根裏から開口してから、製作したランボードを貼り付け、撤去機器の取り付け用材の板部分を加工取り付けしました。

その上で、取り付けしたパーツ類に一旦、塗装を施しました。当初は、屋上機器周辺にパンタ有り仕様のように、ランナー伸ばしによる配管表現を行う計画が有りましたが、春以来の目の不調による細部不明瞭視の状況なので、今回は見送りました。

屋上機器は、当初はパンタ有り車の実物形状を見ながらプラ棒を切り出し加工の予定でしたが、GM(グリーンマックス)キットの余剰パーツが有る事に気づき、これらの阪急の分から近似形態部品から転用使用する事にしました。

一部転用部品は少し加工しましたが、それ以外はそのまま切り出し、写真のように塗装しました。

屋上機器部品は、パンタ有り車の形態を見ながら禁じ慶太の部品を写真のように配置取り付けしました。

加工作業で接着剤のはみ出しや塗装などもあったので、仕上げにつや消しクリアスプレー塗装で仕上げ塗装しました。

作業の途中で、都合もあって車体から屋根部分を外して屋根だけでの状態で行いましたが、パンタ取付の際にすんなりはまらなかったので、ピンバイズで少し穴を拡大した上でハメ取り付け、屋根裏から接着剤で固定し、換装固定後もとのように車両の形態に組みました。(写真)

それで今回の工作は完了。

因みに写真の手前がこんな機構柵車両。奥が原型パンタ(有り)車で、極力加工を少なく施工したので少しの違いはありますが、雰囲気は同じような姿にはなったかと思う。

 


これで編成に入れ組んでも、大まかに他の編成と同じような姿にはなった。
自己満足のレベルかも知らないが、製品のままの妥協が許せなかったからこその工作で、これで外観的に実車的になったと思っている。