2019年季鉄道コレクション(以下・鉄コレ)能勢電鉄事業者品は、歴代車両シリーズ第3弾となった320型(形)でした。
購入記事でも述べたように、資料本を所有拝読してある程度、車種は読めていました。
また詳しい方には判ると思いますが、この能勢電鉄は古くから譲渡された阪急電鉄の車両を使用しており、この形式も元は阪急の車両で宝塚線や今津線で走っていた車両です。

例年、鉄道の日が有る10月に事業者限定品として発売されるが、数年前は手を付けた上で一気にカタを付けれましたが、ここ数年は軍資金に都合で一気にカタを付けれず、数ヶ月かけて所望編成数を揃えるに至っています。

因みに2019年季も、前季に続き写真のように2種形態共、導入しました。

その後の編成化を含め、鉄道模型化の工程は”その後”として、記事に挙げていくようにしていますが、今回の能勢320形に関しては、殆どを通常記事での報告のかたちとしていたようで、前回の初の”その後”記事は、更新型(商品Aセット)の編成組成化に伴う先頭車のアンテナ取付と屋根板の交換入れ替えの様子でした。原型型の方は、編成組成化が主体で事足りた為に、通常記事での報告のかたちになっていたようで、写真記録も見受けられませんでした。

 

今年になり、軍資金の都合もあって所望両数達成を予定通り2月に済ませたので、インレタ情報は去年12月には掴んでいたので都合が付いた3月に今回は、阪急の分と同時に購入しました。

今回も、松本商事が販売している鉄コレ用オリジナルインレタ(写真)を購入使用しました。

当方としての難点は、車番社紋が所要箇所数しか無いのと、今回は、さよなら運転で500形と併結したせいか、その併結車番が有る事ですね。

 

という訳で、作業にかかりました。まずは、原型仕様の編成から取り掛かりました。

編成車番は、商品箱見返しの編成図を参考にしました。と言うのは、所有資料では、パンタ搭載まで簡略に編成図化されていなかったからです。

今回編成車番は、320-321-330-322-323としました。

作業手順は、正面車番から着手しました(写真)。原型仕様は両運転台形態のままな為、インレタ貼付け箇所は多いです。

また、阪急型は8000系初期までは、正面貫通扉の車番が一つのアクセントになっているので、丁寧に行う価値が有る箇所です。

正面完了後、車体側面の車番にかかりました。

基本的に、原型仕様の時代は、能勢電鉄で走っていましたが車籍上は阪急所有だったので、阪急社紋を付けます。この方針は、500形のときも行いました。

社紋は、更新型車番施工後に行う工程としました。
 

原型仕様の車番施工後、更新仕様の車番にかかりました。

更新仕様の形態は、既に固定編成化の上に中間車が中間車化された仕様になっているので、作業点数は現在の車種と同じ感じで先頭の正面だけで後は側面だけで済みました。

今回編成車番は、324-325-329-326-327としました。

ただこの後の社紋付けで、更新仕様でアクシデント発生して手間がかかる羽目となりました。

 

社紋は、原型仕様は前述のように阪急社紋、更新仕様は能勢社紋としました。これは、610系以来の方針と、インレタ商品社紋が各種5両分しかなかった為です。
因みに写真の棒状の物は、編成化の際に取付けていたステップが作業の際の圧力で剥離した為です。
もちろん、剥離ステップは、保護塗装前迄に再貼付け修理しました。
なお、今回のインレタは、当方購入分の状態が少し良くなく、特に能勢社紋で貼り付けがしっかり着かなかった為、2両分不足する事態となった為にストックの質が低下しているストックのジオマト製品を使用しました。
少し薄い感じになっているのは、その為です。その不足分社紋貼付け作業の際に前述のアクシデントが発生して車番剥離で付け直ししました。作業初めと終わりにミスを出していましたが、この時と共に車番に関しては、基本的になるべく松本商事品を使用対処しました。
写真中編成に、2両別に存在しているのは、鉄コレ能勢500形編成に組み込んだ車両で、今回320形は総両12両購導入して車番施工しています。
こちらは重複を基本的に避けた為、原型は328、更新は331としました。
と言うのは以前、能勢500形を仕様編成毎を4両で止めた事は、軍資金の余裕が無かった為と今回の320形両運転台車となるのを見込んだ為、効率的に車両購導入計画した為です。500形を500系だけで揃えたら、加工の必要性のある余剰車両が残る為です。
 
インレタ車番&社紋貼付け作業後、一応、台紙当てて擦って保護処置していますが、この際にもアクシテントが一部発生して、前述のように車番に関して基本的になるべく松本商事品を使用対処しました。
その上で、半光沢クリアスプレーで保護塗装処置にかかり、先ずは原型仕様編成とその組込み車両を施工しました。
施工前に車体本体以外とその他の部品に写真のように分解してから行いました。
その上で、保護塗装作業にかかりました。乾燥は約1時間程、自然的乾燥しました。
原型仕様施工中の乾燥時間に、更新仕様とその組込み車両にかかり、原型仕様同様に車両を写真のように分解しました。
原型仕様乾燥後、直ちに外し入れ替えて更新仕様の保護塗装を施工しました。
 
充分に乾燥後、それぞれの仕様を元のように組み直しました。
原型仕様と、その組込み仕様。着手前はパンタ車の位置が実車編成と違う位置になっていましたが、箱の編成表に従って組み直しの際に入れ替えしました。
更新仕様と、その組込み仕様。
鉄コレ能勢(元阪急)320形購導入・施工所有総数12両全車両。
 
これで、パンタグラフ換装はまだであるが、外観的にも実車的な鉄道模型となった。
 
因みに、組込み車両は、このように2018年季事業者品、鉄コレ能勢(元阪急)500形の中間中央に組込み完了。

パンタ換装&取付けは未施工であるが、320形編成と同時に施工する予定。

 

能勢(元阪急)500形と320形の走行化は、走行化パーツの軍資金が確保見通しが今の段階立たない為、しばらくは飾るか収納ケースに保管する予定。(能勢(元阪急)610系は、行っている可能性はあるが記憶が定かではない為、後日確認予定。)