先日の記事でも触れたが、事業者鉄道コレクション(以下 鉄コレ)阪神3011形を3両×3編成導入したが、N化に関しては、一気に行う軍資金が無い為、しばらくは鉄コレ本来の基本スタイルである飾って楽しんでいる。

何故、鉄コレ阪神3011形を3編成導入したかと言うと、一般的には商品セットの両数編成がよく知られているが、昭和30年代に入り改造されるまでは編成両数が増えていき、最終的には5両編成になったという事を収集している資料「車両発達史シリーズ・阪神電気鉄道・藤井信夫著」読み知ったからである。

その為、上記両数編成するには最低3編成(セット)必要と判断した為である。(編成も色々な組み合わせが有った模様)


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よって、前述のように4両、5両と編成構成で車両の色々な組み合わせが有った為、先頭車同士で連結する可能性が出た為、一部先頭車を除き連結化工作する必要性が出た。

もちろん、当鉄道では、基本的に先頭車前面の連結化ではTNカプラーを使用している。

よって、軍資金の都合を見て最低必要数のTNカプラーを購入すべく計画を立てていたが、一昨日昨日付の記事にあるように就職活動で大阪市内に行ったので、通販では品切れ状態だったので可能性が高いと判断し、更に使用すべき当該TNカプラーが近辺店頭では入手できにくい可能性が出てきた為、今回の工作及び編成連結化(3編成全て出来るように)すべく最低使用数を何とかやりくりした資金予算で購入してきた。



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今回の工作は、先頭車のダミーカプラーをTN密連カプラーに換装する事。

今回、編成は3編成有るが、順に編成A、B、Cとした。因みに2枚目写真は商品状態の前述のダミーカプラーの姿で、A編成1位側先頭とC編成2位側先頭は、予算の関係と、なるべく商品原型の姿を維持したいが為、交換対象とはしなかった。


交換工作の手順は、車体と足回りを分離し、先頭前面のダミーカプラーを丁寧に外し、その後TN密連カプラーを付け、再び車体と足回りを組むという方法である。

因みに、今回A編成は既に中間連結器の調整を済ませていたが、その他の編成は行っていなかった為、調整を行った。この調整工作は、車両商品の紹介した時にも述べたが、車両商品の板ばねのクッションが弱く緩すぎた為の処置である。

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今回、そのままストレートにTN密連の取り付けは出来なかった。足回りの車体に対するハマりがきちんと出来なかったからで、もちろん要因はTNカプラーに有ったので、前面車体形状に合わせTNカプラーの胴部分で外には見えない車体に接する部分を削る工作をした。

まず、隅部分、そしてカプラ胴左右のジャンパ線モールドの部分を根元から現物合わせで調整加工成型した。

これで、車体に綺麗に入り(3枚目写真)、交換完了し連結化工作は終了。

簡単な見た目は、ダミーとほぼ変わらないと思う。
これでしばらくは、見て楽しむ事とする。いずれは、N化したい。