哥、家を売る①~借主Aさん~ | 頭はお金の事ばかり

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こちらは個人的な覚書記事です

手続きを進めながら書きますので

更新は不定期になります


私のばあちゃんは数年前に亡くなっています。

そのばあちゃん名義で土地があり(元は畑)そこを貸地にしてありまして


Aさん、BさんCさんの3軒の世帯が家を建てて住んでいて、貸地地代を我が家(実家)に支払っています。


じいちゃん→ばあちゃんと立て続けに亡くなり

その更に数年前に私の父もすでに亡くなっていて


じいちゃとばあちゃんの名義になってた実家を私が相続したわけです。



同時に、ばあちゃんの名義の貸地も私が相続し

Cさん宅の貸地だけを父の弟(私の叔父)の名義にしました。



私名義の貸地はAさん、Bさん

そのうちの1世帯の方・・・Aさん

ご主人を亡くされて一人暮らしでした。

80歳くらいのおばあちゃんですが、関東出身でとても元気な方。


私が小さい頃、近所のスーパーで働いていて、買い物に行った私の相手をよくしてくれたおばちゃんでした。



元気でしたが、最近は膝や腰が悪くなり

杖がないと段差もキツいという状況になり

なんとか歩けるうちに関東の息子さんのところにお世話になるため引っ越すことになったという連絡がありました。



ここからAさんは、一軒家の片付けを始めます。

足が悪い中、2階建ての家の片付けは容易ではなかったと思いますが、頑張られました。



契約上、引っ越す時は更地に戻して返却

ということになっていました



が、

Aさんはもう高齢でいらっしゃること

❷更地にしても、そこの土地を買って家を建てたいという人が現れそうにないこと

(駅まで徒歩25分くらいのアクセス悪の狭い土地)



私たちのメリットとして

❸家が建っていた方が固定資産税が安いということ



それらのことを鑑み、建家はそのまま残した状態で良いことに。



Aさん曰く

「この家は、まだまだ壊すには勿体ないから」との事でしたが、正直経年劣化は否めない感じでした。


まぁ自分が住んでいた家ですし、愛着もあったんだと思います。


いつの間にか建て増しもしていて、本来駐車スペースになりそうな所に小屋を建てていて、これでは軽自動車が1台停まるのがやっと。

これがマイナスポイントにならないといいなと思いました💦



私とAさん、私の母の3人で司法書士のところに出向き


Aさんから私へ建家を無償譲渡するという手続きを取りました

令和5年12月上旬のことです。

その費用が64,400円でした。



この費用は、Aさんのご好意で実際は11ヶ月分で良かった地代を一年分(10万円)いただき、そこからお支払いしました。


お恥ずかしい話、6万円すら自前でまとめて支払う能力は私にはありませんのでね驚き



ちなみにこの手続きをすすめるにあたり、ひとつ問題が。

Aさんの建家はAさんの亡くなった旦那さんの名義になっていて、旦那さんが亡くなったときに名義変更をしていなかったため

今回私へ無償譲渡する手続きの前に、旦那さんからAさんへ名義変更をするという手続きが新たに増えて大変そうでしたので、やっぱり葬儀などが落ち着いたら早めにそういった手続きを済ませた方が色々スムーズに事が運ぶのではと思います。


そして私の正直な感想ですが

貸地を借りてそこに家を建てるメリットも

持っている土地を宅地として人に貸し出すメリットも

私にはあるとは思えません


貸地とはいえ、借りている方が家を建てて住んでいる以上その権利は守られますし、貸主に地代は入るのですが

こういう時に面倒だから土地ごと買ってもらった方が良かったのでは?と思うのです。



ばあちゃんはケチな人だったので、とにかく

「貸してやるけど売らない」というスタンスを崩さなかったようです。


それで今、孫の私が苦労してるぞ~煽り💦


ここまでで支払った経費


印鑑証明書 300円

住民票 300円

所有権贈与による書類作成(登記) 64,400円