皇居ラン | いち@自転車操業記

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ほがらかなケイデンスで



いちです。

急に決まった出張で、東京に行ってきました。
というわけで、おニューのランニングシューズを荷物に詰め込みました。
仕事なのにな。
仕事なのにね。

で、仕事は終わり(※仕事はこれだけです)、その後は久々に再会した友人の結婚を祝い、夜のアキバを散歩したりしつつ早々に就寝。
翌日は早起きして皇居へと向かいました。
そうです、皇居と言えば皇居ランです。
恐れ多くも、皇居ランしてきました。
ランナーでもないくせに。

6時過ぎの日の出に皇居に着くようホテルを出発・・・したはずが、ホテルから皇居までの距離を見誤っていたらしく、日本武道館を過ぎて皇居に着く頃にはすっかり明るくなってました。
ただ、途中で評判には聞いていた小川町のスポーツ用品街とか、神田神保町の古書店街の風景を楽しめたのは予定外。
街の風景を楽しめるのは、何気にランの良いとこですね。
さて、皇居ランです。

聖地ですわー。
平日の朝7時なのに、前にも後ろにもランナーですよ。
明後日に東京マラソンが開催されることもあって、普段より多めかもしれませんが、少しビックリですね。
朝でこれだと、混み合う時間帯はどうなんだろうって感じです。
時計で喩えると「8時」から「12時」までの歩道は意外と狭く、ランナーがあっちゃこっちゃに走ったんではおちおち散歩もしてられないでしょうね。
皇居ランには「反時計回り」という暗黙の了解があるそうですが、それも肯けます。

ただ、ロケーションは最高ですね。
皇居の緑もさることながら、皇居の外側へと視線を移すとイギリス大使館、国立劇場、国会議事堂、法務省・・・と、進むたびに名だたる建物が登場します。
皇居回りの歩道には各都道府県の花のタイルが500mおきぐらいに埋め込まれていて、それを見るのも楽しかったです。
※ちなみに徳島県の花「すだちの花」は「8時」ぐらいの場所に埋め込まれています。
桜田門をくぐったあとは、広々とした内堀通りを通って皇居正面側へ。
飽きる間もなく、約5kmの皇居ランが終了しました。

またひとつ記憶に残るランができました。
「皇居?走ったよ。」って子供に言える日がくるのが楽しみです。
タイムは言わないけどな。

ちなみに、この日は東京をテクテクと観光したんですが、ランシューの素晴らしさは目からウロコでした。
僕のが初心者用のランシューということもあるんでしょうが、とにかく脚の疲れが全然違います。
で、そんなランシューで、上野公園をウロウロしたんですが・・・国立科学博物館(通称「かはく」)には完全に圧倒されてしまいました。
チクショウ、面白すぎて他のトコに行けないじゃないか。
この日は小学生やら幼稚園児やらが遠足でやって来てたんですが、子供達の知的好奇心がくすぐられまくってました。
しかも上野公園には文学、美術、音楽、科学と、文化的な博物館が盛りだくさん。
都会って凄いけどズルイって思います。
こんなのに触れられたら、子供の知的活動がスタートするに決まってるやん・・・。

というわけで、また皇居を走る日はもう来ない気がしますが。
いつの日か、絶対に子供を連れて上野公園には来ようと誓った東京でした。
ランシュー履いて。

つづきは次回の講釈で。