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 インフォメーション

 

 

<けものフレンズ>×<池田動物園>さんと現在コラボイベント開催中です!

<けものフレンズ3>ではイベント<体力測定とくべつ編>、期間中は<池田動物園>さんにて、関連グッズが購入できるみたいです!

 

 フクロウ

 


世界では知識を象徴とする<森の賢者>、<森の物知り博士>、音消した狩りをすることから<森の忍者>、<女神アテナの使い>など知恵の象徴として崇拝されたりと、様々な形で捉えられています。

日本では福を呼び寄せることや、アイヌの人々からは幸運象徴として<カムイ(神)>として崇拝の対象でもあり、とても馴染みの深い鳥類の1種です。

 
フクロウはタカ、ワシ、ハヤブサなどと同じ猛禽類よばれる、鋭い鉤爪やくちばしを持っている肉食性の鳥類の1種です。
 
フクロウの種は多く、<コキンメフクロウ>、<アフリカオオコノハズク>などの小型種から、<ワシミミズク>や<シロフクロウ>などの大型種まで幅広く生息しています。
 
平べったい顔、正面を向いた目、全体的な丸いフォルムなど、他の鳥類の中でも、独特な見た目をしており、そのもの珍しさから、最近ではエキゾチックアニマルの1種として人気が出始めています。
 
フクロウの中には、絶滅が危惧されている種がいくつか存在し、人が保護活動を行わないと絶滅してしまいます。
特に<シマフクロウ>は北海道南部~東部、樺太、千島列島にのみに生息する数が非常に少ない1種で、環境省が積極的に関連施設と協力し、保護と繁殖にあたっています。
 
 
 

 

 分類

 

鳥綱フクロウ目フクロウ科に分類される鳥類、猛禽類の1種です。

 

 

ワシミミズク

 

アフリカオオコノハズク

 

シロフクロウ

 

 

フクロウはワシやタカなどの猛禽類の1種で、タカ目の祖先から出て、ノガンモドキ目やハヤブサ目との共通の祖先を持ちながらも、さらに分かれていきました。

 

現在、フクロウ目は<フクロウ科>、<メンフクロウ科>の2科に分かれ、フクロウ科25属202種、メンフクロウ科2属18種、合計2科27属220種に細分化され、猛禽類の中でもとりわけ大きなグループとなりました。

 

フクロウ科には<ワシミミズク>、<アフリカオオコノハズク>、<シロフクロウ>、<モリフクロウ>、<アオハズク>、<シマフクロウ>、<トラフズク>などの私たちが知っている大半のフクロウがここに入り、メンフクロウ科では<メンフクロウ>、<ヒガシメンフクロウ>などが入っています。

 

 

 

 

 体長と翼開長と形態(おおきさとみため)

 

小さい種から大きい種がいます。

平たい顔は小さな音も逃さず捉え、羽ばたく音をほとんど消して獲物を捕らえます。

 

フクロウは小型種、中型種、大型種に大きく分かれます。

 

小型種では<アナホリフクロウ>、<キンメフクロウ>、<アフリカオオコノハズク>、中型種では<アオハズク>、<トラフズク>、<フクロウ>、<オナガフクロウ>、<メンフクロウ>、大型種では<シマフクロウ>、<ワシミミズク>、<シロフクロウ>、<カラフトフクロウ>などが存在します。

 

現生最大種は<シマフクロウ>体長63∼70㎝、翼開長175∼185㎝、最小種が<スズメフクロウ>の体長15∼19㎝、翼開長34∼36㎝となります。

 

フクロウの風切り羽<セレーション>

 

フクロウの羽毛は茶色、白色、灰色など色や模様は種によって様々ですが、基本的には周囲の環境に溶け込むための保護色としての役割があり、適応しています。

 

 さらに、羽毛がきめ細かく、風切り羽の外淵がギザギザしており、羽毛の間を流れる空気を拡散させることで、羽ばたく音を消しながら飛行することが可能になっています。

 このギザギザの特殊な風切り羽を<セレーション>といいます。

 

 

<顔盤(がんばん)>

 

フクロウの大きな特徴である<顔盤(がんばん)>と呼ばれるパラボラアンテナような丸い顔は、周りのわずかな音でも反射し、聞き取る役割を持っています。

 フクロウの耳は羽毛で隠れて見えませんが、右左高さが違う、左右非対称になっており、集音能力を高めています。

 

鳥では珍しく、目が正面を向いており、夜目が利くため、夜間の狩りの際、正確に獲物への距離を測り捉えることができます。

 フクロウの目は他の動物とは違い、動かすことができない為、代わりに首を270°に回転させることで、視野を確保しています。

 

 

〇白変種とは?

 

 

 

 

 生息地(どこにすんでいる?)

多くは北半球に分布し、一部南半球に分布しています。

 

主に北半球では北極圏、ユーラシア大陸、北アメリカ、日本、中国、インド、ロシア、ヨーロッパ、北アフリカを中心に分布し、南半球では東南アジア、南アメリカにも分布しています。

 

北極圏では<シロフクロウ>、ユーラシア大陸では<ワシミミズク>、<カラフトフクロウ>、アフリカ大陸では<アフリカオオコノハズク>、東南アジアでは<アオハズク>や<メンフクロウ>、北アメリカ大陸では<トラフズク>、<キンメフクロウ>、<コミミズク>、南アメリカでは<コキンメフクロウ>が確認がされています。

 

 

 

 生態(環境、たべもの、行動や繁殖)

フクロウは鳥類では珍しく、夜行性で夕方から夜明けの手前まで活動を行い、日中はほとんど動くことはありません。

 基本的に単独ですが、繁殖の際はつがいで活動することもあります。

縄張り意識が高く、鳴き声で自分の存在を知らせることもあります。

 

完全肉食性で、環境により獲物は変わりますが、主に小型の哺乳類(ネズミなど)、昆虫類、鳥類、爬虫類、魚類などを捕食します。

 餌は基本的に丸呑みする為、消化できないものは<ペリット>として口から吐き出すことがあります。

 

大木が多く連なる森林、針葉樹林や草原などを好みますが、シロフクロウなど北極圏やツンドラ地帯を好む種も存在します。

 フクロウは子育てをする際に巣を作らない為、繁殖の際、木の穴や古巣などを利用するため、それに適した大木が存在する環境が必要です。

 

子育ては3月~5月ごろの春頃で、木の穴などを見つけて、営巣し、メスが抱卵、オスが餌を調達するなどオスメスで子育てを行います。

 2∼6個ほどの卵を産み、1か月抱卵、成熟までは1か月~2か月ほどかかります。

 

 

 

 保護状況

 

シマフクロウ

 

特にフクロウの中で最も絶滅が危惧されている種は<シマフクロウ>です。

 

現在、IUCN<国際自然保護連合>の評価では【EN:絶滅危惧IB類】、環境省のレッドリストでは【CR:絶滅危惧IA類】と、早急な保護が求められています。

 

主な要因として、森林伐採による営巣木の減少、河川整備やダムの建設により、餌となる魚類の減少にあります。

また、交通事故、電線による感電事故や人による過度な干渉での繁殖妨害なども大きな要因の一つです。

 

現在は、環境省を含め複数の団体が保護活動を行い、野鳥保護区の指定、40以上の巣箱の設置、給餌用生贄など様々な取り組みが行われています。

 

 

 

 実際に観察した隊長さん

※現在募集中です。

 

 

リンク 

 

 

 

 

〇【公益財団法人<日本の野鳥の会>】さん

 

 

 

〇X【とりはね】

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