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尾端骨の獲得から竜骨突起の獲得へ
こちらの記事は<鳥類と祖先>②の記事になります。
①はこちらから飛ぶことができます↓
コンフキウソルニス
尾端骨(びたんこつ)
前回で紹介した<アーケオプテリクス(以下始祖鳥)>ですが、まだ、私たちが知る現生の鳥類の骨格とはかけ離れていて、白亜紀を中心に連続的に徐々に骨の形を変え、癒着し、消失をしながら現在の鳥類に近づいていきます。
始祖鳥の後に分岐したとされる<コンフキウソルニス(以下孔子鳥)>に分岐する前に<尾端骨(びたんこつ)>と呼ばれる骨が伸長し、発達しました。
尾端骨というのは飛行時や着地のバランスや姿勢の維持、飛ぶ方向を調節する時に使われる骨の事で、そこからさらに<座骨>、<恥骨>、<仙椎>が癒着しています。
エナンティオルニス
胸鳥類(きょうちょうるい)である<エナンティオルニス>、<ネウケンオルニス>などでは、<竜骨突起(りゅうこつとっき)>と呼ばれる骨格が出てくるようになりました。
さらに、鳥口骨(うこうこつ)の伸長、小翼羽を支える骨までが出現し、ここから飛行できる鳥類に一気に近づきます。
竜骨突起は鳥類の胸側に存在する平な骨板で、上下に力強く翼を羽ばたかせるための筋肉、いわば胸肉が多く付着していて、飛行するためのエンジンとなっています。
この骨格は、飛行が可能である<新口蓋類(しんこうがいるい)>全ての鳥類に備わっていますが、エミューやダチョウなど<古口蓋類(こうこがいるい)>では退化しています。
ちなみに、ペンギンは飛翔する能力はありませんが、翼を動かして遊泳する関係上、同様な力が必要とされ、竜骨突起はそのまま備わっています。
つまり、胸鳥類ではすでに飛行が可能であったのではないかとされています。
やがて、くちばしを支える骨<鳥口骨(うこうこつ)>が伸長し、付け根にある羽<小翼羽>を支える第1指(人でいう親指)を支える骨が出てくるようになり、現生の鳥類に近い骨格となっていきます。
以上から、この骨格の優れている部分として、独立して動かすことができる他、できるだけ失速しないような飛行ができるシステムが作られていきます。
ガンスス
イクチオルニス
<真鳥形類(しんちょうけいるい)>である<チャオヤンギア>や<ガンスス>になると、3本の中足骨(人でいう足の甲の骨)、癒着していき、真鳥類である<ヘスペロルニス>や<イクチオルニス>になってくると、呼吸運動の補助に使われた<腹肋骨(ふくろっこつ)>は完全に無くなり、恥骨が離れ、座骨が並行して伸びるようになっていきます。
ちなみに、現在の鳥には歯はありませんが、ヘスペロルニス、イクチオルニス、ペラゴルニスには、歯が存在していました。
今よりも多かった地上にいた鳥たち
ディアトリマ(ガストルニス)
恐竜類のほとんどが絶滅したとされる新生代古第三紀(6600年前~2300万年前)になると、地上を主な活動域とした鳥類が多く繁栄していました。
けものフレンズ3でも登場している<ディアトリマ>もその1種です。
<ディアトリマ>は北アメリカで生息していたとされる飛べない地上の鳥類の1種で、体高約2m以上、体重が500kg以上もあり、発達した巨大な足を持っていました。
南米で繁栄したとされる肉食の巨鳥類<フォルスラコス類>と同系統であるというのが以前の見解でしたが、くちばしや爪の形、骨格などから、くちばしで木の実などを割って食べていた植物性の鳥類ではないかが最近の見解となっています。
もう1種の巨鳥として、ヨーロッパでは<ガストルニス>と呼ばれる鳥類の化石がディアトリマ以前に見つかっており、分類上、<ディアトリマ>は<ガストルニス>と複数の学名が重なる為、命名法のルールに基づき、先に発見された<ガストルニス>に統一されることになりました。
コペプテリクス
他の種では、<ジャイアントモア>、<エピオルニス>、<テラーバード>、ペンギンに似た生態をもつ<コペプテリクス>が存在していたとされています。
ダチョウ
レア
現生の鳥類では、<ダチョウ>、<アメリカレア>、<ヒクイドリ>、<エミュー>、<キーウィ>、<シギダチョウ>などが存在し、これらの鳥類を<古口蓋類(ここうがいるい)>、または<走鳥類(そうちょうるい)>というグループで入ります。
一方、飛行能力を持つ鳥類を<新口蓋類(しんこうがいるい)>で大別されています。
知っての通り、これらの種は他の鳥種と同じ羽毛を持ちながらも、飛ぶ能力を完全に失っており、代わりに足が発達し、非常に高い走行速度と脚力を持ち合わせている為、恐竜類に最も近い足の骨格として現在も研究が続けられています。
リンク
〇<鳥類と祖先①【獣脚類とアーケオプテリクス】>
〇X【とりはね】
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