お知らせ 

〇評価区分ごとに色分けしました。

 

当ブログでは、<生息状況>の項目において、IUCN<国際保護連合>と環境省の評価の区分やワシントン条約の段階ごとに色分けして記載しています。

 

・評価区分では

LC:軽度懸念

VU:絶滅危惧Ⅱ類

EN:絶滅危惧IB類

CR:絶滅危惧IA類

EW:野生絶滅

EX:絶滅

LP:地域個体群

DD:データ不足

 

・ワシントン条約では

ワシントン条約付属書Ⅰ類

ワシントン条約付属書Ⅱ類

ワシントン条約付属書Ⅲ類

 

 

 

〇現在、ともにジャパリパークを盛り上げる隊長仲間(フォロワー)を募集中です!

 

※条件

相互フォローとなっている方で、<けものフレンズ3>での隊長の名前と<申請しました!>という旨を、X<とりはね>のいずれかのポストのコメ欄、またはDMにて送信してください。

 

 

 

 インフォメーション

 

〇盛岡市動物公園<ZOOMO>とコラボが決定!

 

新フレンズ<ヤマネ>、<カナダカワウソ>が初登場し、盛岡市動物公園<ZOOMO>さんと<けものフレンズ3>が期間中イベントが開催されるそうです。

 

 

 

 

〇イベント

体力測定<ティタノボア編>、<ZOOMO編>が開催中です!

 

画像

 

〇新フレンズ<カナダカワウソ>、<ティタノボア>、<ヤマネ>が登場!

 

 

 

 

 カナダカワウソ

 
 

英名:North American River Otter

 学名:Lontra canadensis

 

 

 分類(なんのなかま?)

分類表:食肉目

 

哺乳綱食肉目イタチ科カナダカワウソ属

 

 

カナダカワウソは、哺乳綱食肉目イタチ科カナダカワウソ属に分類される半水生肉食哺乳動物です。

 

 食肉目は別名<ネコ目>と呼ばれ、主にイヌ科、ネコ科、クマ科、イタチ科などの陸上や、アザラシ、アシカなどのいわゆる<鰭脚類【ききゃくるい】>など海棲哺乳類を含めた、多くの肉食動物が含まれている、生態系でいう捕食者側に相当するグループです。

 イルカ、シャチなども魚や鳥などの肉類を獲物としますが、それらは<クジラ偶蹄目>に分類されます。

 

 

ライオン

 

ハイエナ

 

オオカミ

 

アライグマ

 

ヒグマ

 

ジャイアントパンダ

 

アシカ

 

ミーアキャット

 

 動物園や水族館で見られる主としては、ライオン、ハイエナ、オオカミ、カワウソ、ビントロング、アライグマ、ドール、ミーアキャット、ヒグマ、レッサーパンダ、ジャイアントパンダ、アライグマ、カルフォルニアアシカ、南アメリカオットセイ、オタリアなどが入り、主要な種を並べてみても、哺乳類の中でも種数が非常に多いです。

 これらの種は食性の大半が陸上の哺乳類や鳥類、魚類がほとんどですが、ヒグマやアライグマなど雑食性、パンダのように完全な草食性も存在します。

 

コツメカワウソ

 

ホンドテン

 

オコジョ

 

カルフォルニアラッコ

ニホンアナグマ

 

ラーテル

 

クズリ

 

イタチ科は食肉目の中で種数が多く、イタチ科に属する種としては、イタチ、イイズナ、オコジョ、テン、カワウソ、ラッコ、 オコジョ、ラーテル、ゾリラ、クズリ、アナグマなどが含まれ、カワウソのように半水生やラッコのように完全な水生で様々な種が存在します。

 カワウソには様々な品種がいますが、よく知られているのは飼育している数が多い<コツメカワウソ>や<ユーラシアカワウソ>、そして今回登場した<カナダカワウソ>だと思います。

 

 

 

 

 生息地(すんでいるところ)

※Wikipedia

 

アメリカ合衆国、カナダ

 

カナダカワウソは種名についている通り、カナダを主な生息域としていますが、アメリカ合衆国にも分布しており、大陸東海岸~西海岸まで、主食である魚を捉えられる場所に広く生息しています。

 

 

 体長、体重、尾長

 

ヒトとの比較

 

 

中型のカワウソ

体長66㎝~107㎝、尾長30∼50㎝、体重8∼15kg

 

〇大きさと特徴

体長66㎝~107㎝、尾長30∼50㎝、体重8∼15kgで、カワウソの仲間の中では中型種に相当し、<コツメカワウソ>よりも大きく、<オオカワウソ>よりかは小さいです。

 ものに例えると、野球バットの長さが約1.5mですから、それに近い大きさです。

 頭から背中にかけて黒色で、喉元辺りは白色の毛皮に覆われており、元々カナダなど寒冷に近い環境に適応しているせいか、他のカワウソより毛皮が分厚くなっています。

 コツメカワウソと比べて対格差がある為、爪が鋭く大型になっており、スペード型の大きな鼻(鼻鏡)が特徴的です。

 

 

 

〇水泳能力

 

・参考動画

 

 

※Youtubeチャンネル<どうぶつフレンズチャンネル 動物フレンズ>様より

 

カワウソらしく、俊敏で水泳や潜水能力に長けていて、最大速度は29km/hほどの速さを持ちます。

 あごの力が強く、手先が器用で獲物などをしっかりつかみ、強い顎で甲殻類の殻や貝もかみ砕くことができ、また知能の高さから足場を作ったり鍵を開けたりすることが確認されています。

 体には臭腺が備わっていて、匂いをつけたり、鳴き声を巧みに活用して連絡を取ることもあります。

 

 

 

 

 生息状況

 

LC:軽度懸念

ワシントン条約付属書Ⅱ類

 

IUCN<国際自然保護連合>のレッドリストではLC:軽度懸念となっています。

しかし、半水生という性質から、持ち込みにより陸上への生物の多様性を撹乱する可能性や毛皮目的による狩猟を規制する為、ワシントン条約付属書Ⅱ類に登録され、商業目的による国際取引が制限されています。

 

 

 

 

 生態

 

主に魚類が主食ですが、両生類、甲殻類、小型哺乳類、爬虫類、イカやタコなどの軟体動物や果実などを食べることから、肉食よりの雑食性です。

 

主に河川や湖、海岸など、水辺がある場所で

且つ主食である魚介類を多く捕食できる場所に集まる傾向があります。

 

基本的には夜行性で単独で活動し、オスは幅広いなわばりをもち、メスは子供と一緒に群れを成して活動し、倒木や動物の古巣などを利用して、そこを生活拠点としています。

 繁殖シーズンは11月~翌年の5月の春ごろで、1度に産む子供の数は平均2~3頭、6頭ほどの子供を産みます。

平均寿命は8∼9年ほどですが、飼育下では20年以上を生きた記録があります。

 

 

 観察できる?

 

日本の一部の動物園、水族館で観察できます

 

コツメカワウソほど展示数は多くありませんが、日本の動物園と水族館で観察することができます。

 2025年10月現在では釧路市動物園、盛岡市動物公園<ZOOMO>、水族館では<アクアワールド茨城県大洗水族館>の3施設で展示されています。

 

盛岡市動物園<ZOOMO>では現在<けものフレンズ>とコラボイベントが開催しており、この機会に観察してみてはいかがでしょうか?

 
 

 

 

SNS、書籍、動画、フォロワーさんの意見など様々なメディアの情報を元にしながら作成しています。

 万が一、数値などの情報が大きく異なる、古すぎるなど修正点がある場合

 

・誤っている内容

・正しい内容

・理由

 

上記の3点を明確に、該当記事の下部の<コメント欄>叉はX<とりはね>の記事のURLを載せているポストのコメント欄に入力してください。

 

この情報を記事に載せて欲しいなどがあれば、

 

 注意点として、その記事とは関係のない内容、3点が明確でない、リポストやDMによるご意見は受け付けられません。

 

何卒よろしくお願い致します。

※現在募集中です。

 

 

【例】

 

<サーバル>の分類が間違っている場合パターンです。

 

【〇誤っている内容

哺乳綱クジラ偶蹄目イヌ科レプタイルルス属

 

〇正しい内容

哺乳綱食肉目ネコ科サーバル属

 

〇理由

サーバルという種はクジラ偶蹄目ではなく、食肉目に属する肉食動物のグループの1種で、ネコ科の動物です。

 以前はレプタイルルス属でしたが、現在はサーバル属に分類が変更されています。】

 

 

リンク 

 

 

〇X【とりはね】

けものフレンズ、動物関連などのつぶやきや動物園などの写真を投稿。

https://x.com/akakubiwarabee

 

 

 

 

編集履歴

 

〇20251018

・<分類>の項目において、画像<分類表:食肉目>を追加しました。

・<体長 体重 尾長>の項目において、動画、画像<ヒトとの比較>などの画像を追加しました。

・誤字脱字の修正を行いました。