はじめに 

初めまして、<とりはね>と申します!

 

こちらのブログでは、主に動物関連<哺乳類、鳥類、爬虫類>、<関連施設(動物園や水族館)>、<けものフレンズ>を題材にした記事を投稿していきます。

 

以前、アメーバさんのところでブログを投稿していましたが、久々に復帰し、ブロガーとなりました。

 

簡潔にわかりやすくをモットーに書いていきますが、全ての文を読んでいただかなくても結構です。

ひとことでお子様にも伝えやすいように、結論から書いていくことを意識しています。

 

動物が好きな方はぜひ一読して頂けると幸いです。

 

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 シマウマ

 

シマウマはアフリカ大陸に生息する大型の草食動物です。

 

日本には1675年にアルメニアの商人が天皇に送ったのが最初とされています。

 

黒と白の独特な縞模様の珍しさから、動物園ではキリン、ゾウ、ライオンに次ぐ、超定番の動物です。

 野生では日本には生息せず、アフリカにしかいない動物ですが、絶滅危惧種での保護も相まって、知名度の高さから、大人から子供まで誰もが知っている動物種となりました。

 

ちなみにシマウマは<ボツワナ>の国獣とされ、国章にもなっています。

 

 

 分類(なんのなかま?)

 

シマウマはサイ、バクにちかいどうぶつです。

 

 

 

シマウマは、哺乳綱奇蹄目ウマ科に分類される動物です。

 

奇蹄目(きていもく)はウマ目とも言われる生物階層で他、サイ科、バク科などが含まれています。

奇蹄目の動物は一つの足の爪が1本、3本(奇数)あるのが特徴です。

動物園では、シロサイ、クロサイ、マレーバク、アメリカバクが有名ですね。

 

更にウマ科には、ロバ、ノロバ、モウコノウマ、肉用や競馬場などの乗用の馬も含まれます。

 

シマウマでよく知られているのは、サバンナシマウマ、ヤマシマウマ、グレビーシマウマ、クアッガです。

 

サバンナシマウマはさらに亜種のチャップマンシマウマ、グランドシマウマ、クアッガでヤマシマウマはさらにケープヤマシマウマ、ハートマンヤマシマウマに分類することができます。

 

クアッガは1883年のアムステルダムのアルティス動物園の最後の一頭の死亡により絶滅しました。

 


 

 

 

 生息地(どこにすんでるの?)

アフリカ大陸の南と東のエリア

 

青がグレービーシマウマ

赤がサバンナシマウマ

緑がヤマシマウマ

 

 

シマウマの生息地は主にアフリカ大陸のみに生息し、南部~東部を中心に生息していますが、種類によって生息環境に少し違いがあります。

 

サバンナシマウマはアフリカ大陸南部の広大なサバンナ、ヤマシマウマは南アフリカ南西部の山岳地帯、丘陵地帯、グレービーシマウマは東アフリカのサバンナや半砂漠地帯に生息しています。

 

 

 形態(どんなみため?)

しましまのもよう、大きい耳をした馬

 

シマウマの平均体長は2.2∼3m、体重は200~450kgと言われています。

特にグレビーシマウマは現生最大種です。

 

脚は速い走行速度を生み出す為、筋肉質で長いです。

蹄は一つしかなく、大部分はヒトでいう、つま先立ちをしています。

 

名前の通り、見た目が全身が黒と白のしま模様に覆われていますが、種類によって

しま模様に若干の違いが見られ、サバンナシマウマは黒シマがお腹まで伸びていてはっきりしています。

チャップマンシマウマは黒シマの間にグレーのしま模様がみて取れます。

 縞模様は捕食者からのカモフラージュ、ハエ避け、体温調節、個体識別の役割があると考えられています。

 

視覚、聴覚に優れ、片目で150∼170度の視野を確保でき、正面と真後ろ以外はほとんどの視覚を確保することができ、耳は広く大きく、180度回転させ、遠くの物音を聞くことができます。

そのおかげでライオンなどの肉食動物をいち早く探す探知することができます。

 

シマウマの最高速度は時速60km/hで、自動車と同じような速度で走行することができ、スタミナも高めです。

その為、持久力では肉食動物では優位に立つことができます。

 

 

 

 

 生態(どんなせいかつ、しゅうせい、たべもの)

 

〇草

 

シマウマは草類のみを食べる完全草食性の動物です。

イネ科の植物を好み、葉、根、茎などを食べます。

胃が一つしかないため、草類の消化はできないように見えますが、腸内に生息する微生物によって発酵消化を行っています。

 

 

〇基本群れ、一部単独

シマウマは群れで暮らす種類が多いですが、グレビーシマウマはあまり群れを作らない傾向があります。

季節移動を行う種で、水と草を求め、集団で大移動をおこないます。

 

群れの中にはヌー、トムソンガゼル、キリン、ダチョウなどの群れと一緒になることが多いです。

天敵は主にライオン、ブチハイエナ、チーター、リカオン、ナイルワニなど多いです。

 

 

 

〇草が食べられるように

シマウマは季節に依存しない周年繁殖性ですが、草や水が豊富な雨季に出産する傾向があります。

妊娠期間は1年ほど、1回の出産で1頭産み、数時間で歩くことができます。

 

 

 

 生息状況(どのくらい生息しているの?)

 

多く生息しているが減少傾向

 

シマウマはIUCN<国際自然保護連合>の保護評価において、絶滅危惧種に指定されています。

要員として人為的なものでは密猟、紛争、開発、環境的なものでは干ばつなどによる水環境の変動にあります。

 特にグレビーシマウマは個体数が非常に少なく2,000頭余りしか生息していないとされています。

 

サバンナシマウマは、準絶滅危惧【NT】、ヤマシマウマは絶滅危惧Ⅱ類【VU】、グレビーシマウマは中でも最も高い絶滅危惧IB類【EN】に指定されています。

 

サバンナシマウマの1亜種であるクアッガはすでに絶滅【EX】しました

 

 

 

 日本で見れる?

 

観察できます。

 

シマウマは日本の多くの動物園で飼育展示、繁殖が行われています。

 

主にみられるのは、よこはま動物園ズーラシアのグラントシマウマ、アドベンチャーワルドのチャップマンシマウマ、野毛山動物園のグレビーシマウマ、福山市立動物園のハートマンヤマシマウマなどが飼育されています。

 

 

 

 シマウマは乗れる?

 

シマウマは乗馬として乗ることはできません。

 

19世紀にヨーロッパ人が病気にかかりにくいシマウマを家畜化しようとした時代がありました。

しかし、シマウマは草食動物の中でも野性味が強く、気性が荒いがために、人になつきにくい動物なので、飼いならすことはできませんでした。

 

 

 

 

 

 お知らせ

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今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 リンク

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