知り合いのUちゃんが、占いをみてもらいにいった。
よく当たるんだそうだ。
そこでUちゃんは
・女の子が生まれる(Uちゃんは妊娠中)
・9月に車を運転中に事故を起こす
と言われた。
妊娠中で、ふだんより神経質になっている女性に
そんなことを言ってしまうのか、とびっくりした。
100歩譲って、その占いが本当で
占い師が彼女のためを思っているのであれば
「車の運転は今のあなたの体によくないから、避けたほうがいい。
特に9月はバイオリズムがどうのこうの」
とか、穏やかな表現がいくらでもできるではないか。
占い師という職業そのものには別に賛成も反対もない。
信憑性についてもよくわからないが
相談にのる立場にあるのではないか。
どれだけよく当たるのか知らないが
相談者を不安にさせるのは、どうかと思う。
Uちゃんは、本当に車の運転をしなくなってしまった。
車がないと生活できない土地なので、不便なはずなのに。
私はN市まで車で行くことが定期的にあり、
一度、Uちゃんに往復でのせてほしいと頼まれた。
が、断ってしまった。
自分の体調があまりよくないときで
ナーバスな人を乗せる自信がなかったのだ。
でも、がんばれば乗せてあげられた、と思う。
自分が冷たく不親切なのか、とか
人助けなんだから少しくらいがんばればよかったのに、とかいろいろ考えた。
一番大変なのはUちゃんなのに。
その後Uちゃんは問題の9月を無事に過ごした。
先日、病院でおなかの赤ちゃんの様子を見てきたそうだ。
「影を見ると、男の子みたいなの~」
と、ちょっと顔を赤くしてうれしそうだった。
よかったなぁ、と思った。
たぶんUちゃんはもう忘れているが
いまだにあのとき自分はどうしたらよかったのか、と考える。