ここ一週間で読んだ本 | 英語とエイサーとベリーダンスで世界の架け橋に★沖縄出身福井在住MIRIKAのいちゃりばちょ~で~ブログ★

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英語・エイサー&沖縄民謡・ベリーダンス&フォークロアを通して世界を繋ぐ架け橋になるべく熱い魂(マブイ)を持って活動。「一度会えば皆きょうだい」という意味の沖縄のことわざです。

最近は一日一冊ペースで読んでいます。

 

今年に入ってからずっと、ホルモンバランス崩れ気味です。

辛いとか痛いとかそんなんは全然ないけれど、肌荒れとか、生理不順とか、ちょっとした形で出てきています。

 

私はガッツリ体調を崩す、ガッツリ病気になるって事がないので、ついつい、自分は大丈夫だと過信してしまいがち。だけど、今は英会話もベリーダンサーとしての活動も南風ファミリーでの活動も頑張りたいからこそ無理しない様にしており、ちょっとおかしいなーと思った時には、意識して休む様にしています。

 

実は、あまり飲み歩かなくなったのも、イベントに行かなくなったのも、ちょこっと休むためでもあります。もちろんそれだけが理由ではなんだけどねー。

 

でね、意識して休むと、読書量増えるんだよね(笑)

 

 

息子いおぽんの本を拝借。

高校生の頃まではホラーも好きで鈴木光司とか好きだったけど、今はホラーは一切読まないので、実は読むつもりなかったんだけどね。でも、薄い本だし、パラパラめくってみたら怖くなさそうだったので、読んでみました。(怖くなったら読むのやめようと思ってましたw)

ホラーというよりも、妖怪とかが出てくるので、なんか宮崎駿っぽい世界観。ストーリーは宮崎駿みたいに壮大でないんだけど、ちょっと奇妙で不思議で、ホラーファンタジー的な?

すごく読みやすかったので、普段本を読まない人にもお勧めです。

 

 

劇団ひとりのデビュー作を今更読んでみました。

「普通の、ちょっとダメな人」の人生を、ドラマチックに描いています。書く人が違えば、全く同じストーリーでも、つまらなくなったかもしれません。短編集だけど一つ一つの作品がリンクしていて、でもそれに無理矢理感がほとんどなく、読みやすかったです。一つ一つの作品は短いし、それぞれ主人公が「どこにでもいる普通のちょっとダメな人」なので、読みながら共感出来たり、なんだか希望が持てるので、こちらも普段本を読まない人にもオススメです。

 

 

「沖縄」って書いてあって、タイトルだけで買いましたw

ちょっと体調悪い時に読んだので、頭に入らず、途中まで読んで、「これは体調の良い時に読むべきだ」と思い、後から読み直しました。

ミステリーで有名な西村京太郎の本だけど、殺人事件が出てきません。(息子は西村京太郎の十津川警部シリーズが大好き)

何故体調の悪い時に読みづらかったかというと、第二次世界大戦史と現在の沖縄の状況という真実と、西村京太郎の描くフィクションが織り交ざっていて、混乱するからです。

ですが、戦争経験者目線で書かれているのではなく、現代に生きるフリーカメラマンが調査していく、という手法はすごく良いですね。

戦争を題材にした作品は、ほとんどが戦争経験者を主人公に書かれるのもなので、私は目が腫れる程号泣する事も多いのですが、この作品は、戦争について、沖縄の現在の状況について、「客観的に」考えるきっかけになるなと思いました。

 

 

いやーこの作品はすごかった。

罪悪感のない殺人についての手記を発見し、それを読みながら、真実を探る…という物語です。グロテスクな部分も多々あり。前半は、罪悪感のない殺人の告白なので、なかなかにサイコで、背筋が凍る感じです。なのに、後半部分には、愛と優しさも詰まっている(後半部分にも殺人が出てくるのに、愛を優しさを感じる)、不思議なストーリーです。こんなすごい作品、そりゃ映画化もされるわ。

なんだか人間をうんと濃縮したみたいな作品だなぁと思いました。

 

 

東野圭吾が大好きな息子いおぽんのために購入。息子と私はほとんどの本をシェアしていますが、息子にあげるより先に自分が読みました(笑) 

コソドロのはずなのに憎めない三人がかわいらしかったし、手紙のやり取りというのもなんだかほっこり。現在と過去が交差しているファンタジー感も良かったです。ファンタジー映画っぽくて、心温まる作品で、スクリーン映えするだろうなーと思いました。映画、今公開中かな?本を読まない方は、是非映画をどうぞー。(私は本は読むけど映画は観ないのです)

 

 

元々仲が良かった友人からいじめを受け、耐えられずその相手を殺してしまう男の子の父親が主人公のストーリー。

親目線でストーリーが展開されていくため、この息子と近い年齢の子どもを持つ親として、胸にズシッとくる重い作品でした。色々と考えさせられたし、読んで良かったです。

いつも思う事だけど、中学生の住む世界って、ものすごく狭い。だから、自殺とかも多いしね。

でも、学校でいじめにあったり、先生から体罰などを受けていたりしても、自殺したり、相手を殺したりしないで欲しい。だからこそ、話し合える親子関係を大事にしないといけないし、辛いなら休んでもいいよ、あなたを守るためには私があなたの味方になって戦うよ、と伝えてあげなきゃなぁと思いました。

「物事の良し悪しとは別に、子供がどうしてそんなことをしたのかを考えるのが親だ」という一文、心に刺さったなぁ。

 

今日も本を3冊買ったので、また時間あればレポしまーす。