関西ライブツアー、無事に終了しました
ハードスケジュールでしたが、沢山の素敵な出会いと再会に恵まれ、とても良い旅となりました。
今回のライブツアーでは、
＜一部＞
・MIRIKAダンス（ラテン、カリブ、ハワイ系の沖縄フュージョンダンス）
・稲美ソロ
・MIRKIKA（三板、琉球太鼓または締太鼓＆三板、稲美唄三線）
＜二部＞
・MIRIKAダンス（月と星が美しい夜を表現したアラブ系沖縄フュージョンダンス）
・稲美ソロ
・MIRKIKA（三板、琉球太鼓または締太鼓＆三板、稲美唄三線）
というステージ。
ですが、3日間とも、曲やアレンジなどを少しずつ変えていました。
初日、6月20日（金）。
旅の準備と仕事に追われ、一睡もせずに予備校に出勤し、南風で食事をしてからそのまま寝ずに出発。
電車の中で仮眠を取りましたが、1時間も寝れず、体調が心配でしたが・・・
本番は調子が良く、全然大丈夫でした♪
会場は、道頓堀のど真ん中にある、「おぼらだれん」さん。
お店の窓からも道頓堀が見えます。
毎日ライブをしている、とても大きなお店です。
店内はこんな感じ。
稲美がたまに出演しているお店ですが、私にとっては大阪初ライブ。
多少不安もありましたが、本番が始まると、そんな不安も吹っ飛び、とても楽しくて、お店の皆様、お客様に対し、感謝の気持ちでいっぱいになった、初日でした
苦手な琉球太鼓も頑張りました
今琉球太鼓を注文したとこなので、次に出演する時には、もっとうまくなっている様に、練習に励みたいと思います！
毎日ライブをしている、本格的なお店で演奏、演舞できた事、とても光栄に思います
高校時代からの親友グミ、ベリーダンサーのHanamiちゃん、大阪で頑張っているEddy、福井からはあきおさんも来て下さいました！ありがとうございました
来て下さってありがとうございましたー！
来て下さったお客様が、「福井にもライブ見に行くねー！」と言ってくださり、とても嬉しかったです
もう一つ感激したのが、なんと、私の好きな、奄美民謡の「里歩寿（さと ありす）」ちゃんが、おぼらだれんで働いていて、サプライズで歌ってくれた事！
大学で大阪に出てきているとの事。
感激致しました
里歩寿ちゃんは、高校生の頃に、奄美民謡で日本一に輝いた、素晴らしい唄者。日本一って事は、世界一ですよね
ワイド節/里歩寿
福井には来た事がないとの事なので、是非、南風にも、ライブしに来て！とお願いしました。
という訳で、彼女のライブ、企画します！
二日目、6月21日（土）。
この日は、香里園の、「居酒屋沖縄」さん。
雰囲気が南風、内装も、カウンターは今の南風、お座敷は若杉の初代南風に似ていて、常連さんの多いお店で、お客さんの雰囲気もノリも南風にソックリでビックリ
常連さん達がものすごくノリがよくて、すごくライブしやすかったです
すごく関西らしいなーと思いました！
不安も緊張もなく、いつものMIRIKAらしく、楽しく演奏、演舞させて頂きました。
福井から、凸凹トリオも遊びに来ましたよー
水口さん、西原くん、保田さん、ありがとうございました
予約の時点で既に満員御礼。
経営するマスター、ママさんご夫婦もすごく素敵な方で、あたたかいお店でした。
本当にありがとうございました！
6月22日（日）。
ライブツアー最終日は、京都、祇園の「新右衛門」さん。
ほっそーーーーーい路地を入っていった、京都らしい、祇園らしい場所にあるお店でした。
落ち着いた感じの、沖縄の雰囲気も京都の雰囲気もある、素敵なお店。
ここでは、一部と二部はほぼガラッとお客さんが入れ替わりました！
そして、この日の観客の方々は、マニアックな沖縄ファン、沖縄民謡の唄者さん、ダンス大好きな方など、耳と目の肥えた方ばかりでした。
ここでも、琉球太鼓に挑戦。
しかも、関西では知らない人のいない様な、有名な民謡の先生が来て下さったので、さすがにベテランの先生の前で太鼓を叩くというのは、緊張しましたね
二部のダンスは、ここが一番うまく踊れたと思います
最後は、なんと、先生とコラボしちゃいました！
素敵なサプライズでしたねー！
ママさんがすごく親切で、投げ銭ライブでしたが、ママさんもお金を入れてくださりました。
お料理もご馳走になり。
おそば（沖縄そば）が、かつおだしがきいていて、美味しかったです！
ライブをさせて頂いただけでなく、そんな風にサポートして下さるなんて・・・！
すごく嬉しかったです
ママさん、来て下さった皆様、ありがとうございました
祇園のお姉さま方に負けない位の美人姉妹でしょ？（笑）
毎晩終電で帰り、合間に仕事のメールやベリーダンスのWSをこなし、福井に帰ってきた時にはヘロヘロでしたが・・・
昨日（6月23日）に福井に着いたらどうしても食べたいものがあって、食べたら、元気が出ましたよー！
それは、コレ！
そう、福井名物、おろし蕎麦！
福井駅前「あみだそば」さん。
十割蕎麦で、辛味大根が辛くて、美味しいお店。
癒されました～。
私、ソースカツ丼は、実はあまり好きではないのですが、福井の蕎麦、海の幸（カニ、エビ、鯖など）、山の幸（山菜）は、もーーー大好きです
もっと若い頃は、私にとって大切な場所は、沖縄だけだと思っていましたが、近年、私にとって、福井も、大切な場所のひとつとなりました。
今回の関西ツアーでも、沖縄について話すだけでなく、福井についても、バッチリ宣伝してきました。
沢山の人が福井に遊びに来て下さるといいなと思うし、沖縄好きな人や沖縄民謡好きな人はフットワークが軽い人が多いので、私達の民謡やエイサー、また、私のダンスを見に、福井に来てくれる人も増えるといいなと思います。
一番の故郷は、生まれ故郷で、一番愛していて、非常に思い入れの強い国頭、そしてその次は、一番遊び盛りを過ごしたうーまくー（やんちゃ）な思い出いっぱいの浦添市、その次が福井なんですよね。そして、アメリカで長期滞在した、仕事と学校と遊びの両立を全力で頑張ったシカゴも、故郷の様な存在。
素敵な素敵な故郷をいくつも持っているというのは、ラッキーだなと思います。
多感な思春期を、全く文化の違う福井で過ごしましたし、エイサーや沖縄民謡の活動を始めて数年は沖縄に対する無理解や差別も結構あり、辛い事も沢山あって、嫌いだと思った事も正直何度もありました。
ですが、そういう時に支えてくれたのも、また、福井の人達でした。
今では、福井にも、沖縄を好きな人が増え、沖縄料理が好きな人も増え、沖縄民謡やエイサーが好きで、本当に理解して応援してくれる人も増えて、すごくありがたいですし、そういうのを乗り越えて得た今の自分自身と、周りの素晴らしい仲間達は、宝物だと思います
これから関西でライブをする機会も増えると思いますが、福井県外に行く時は、沖縄代表+福井代表のつもりで、微力ながら、沖縄と福井を繋いでいける存在でありたいなと思います。
やはり関西は、福井と比べると、お客さんのノリがよく、沖縄が大好きで、沖縄民謡が大好きな方々が多く、本当にライブがしやすかったです。
しかしそれは、昔からそうだった訳ではありません。
沖縄から関西に移住してきた多くの方々が、差別と偏見と戦いながら、沖縄の文化を関西圏で継承し続け、広めてきたお陰なんですよね。
福井にも沖縄民謡を聴いてくれる人が増えたとは言えども、やはり、ポップスと沖縄民謡だったら、ポップスの方が人気がある訳で・・・
福井も、いつか、沖縄民謡が好き！という人が増える様に、福井での活動をもっともっと頑張っていこう、と思いました。
福井でそれが出来るのは、私達しかいないから。私達が頑張らねば
そして、もちろん、沖縄と世界を繋ぐ架け橋となるという夢を忘れず、日々、うちなーんちゅ魂で、英語教育、ライターとしてのお仕事、お店、エイサー、民謡、世界の様々なダンス、言語学習を、しっかり頑張っていきたいと思います
長い長いレポ、読んで下さり、ありがとうございました