てぃーあんだー | 英語とエイサーとベリーダンスで世界の架け橋に★沖縄出身福井在住MIRIKAのいちゃりばちょ~で~ブログ★

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英語・エイサー&沖縄民謡・ベリーダンス&フォークロアを通して世界を繋ぐ架け橋になるべく熱い魂(マブイ)を持って活動。「一度会えば皆きょうだい」という意味の沖縄のことわざです。


久しぶりに、「心に残る沖縄の言葉」というテーマで書きます。

今日の言葉は、

てぃーあんだー

「てぃーあんだー」とは、直訳すると、手の脂。
機械ではなく人間の手で、丁寧に作った料理は、料理した人の手の脂も加わっていますね。
なので、「てぃーあんだー」の意味は、「愛情込めて作った手作りの料理は、美味しい」という意味です。


自分の実家の店の自慢で申し訳ないんだけども、南風のお母さんの料理が美味しいのは、「てぃーあんだー」だから。

沖縄料理店は全国に沢山ありますが、ソーキなど、レトルトの物を出すお店もあります。
それが美味しくない訳ではないんだけれど、やっぱり、お客さんに喜んで欲しくて作る南風の料理は、本当に全然違う。

お母さんから、二代目ひむろへ受け継がれ、変わる事のない家庭の味を、これからも、提供し続けていけたら、私は嬉しいですラブラブ


そして、家庭では、母親として、子どもには、栄養を考えて、美味しいものを食べさせてあげたい・・・と思う。

時間がない時にお惣菜を買ったり、或いはたまに外食して楽しんだり。
そんなのも、もちろんあるけれど。

毎日お惣菜、毎日外食・・・
お袋の味も知らず、家庭で料理も教えられないまま育つというのは、なんだかすごくかわいそうに思います。

もちろん、家庭の事情は、人それぞれですし、病気などの理由で作れない人もいますし、母子家庭で子どもが何人かいて、かけもちで朝から晩まで働かないといけない・・・なんて事情の人もいますから、そういう人達が惣菜などに頼るのを、批判している訳ではないんです。

だけど、私は、お母さんの食事のお陰で、好き嫌いがなくなり、アトピーも治り、健康に育ったから。
自分の子どもにも、できれば、好き嫌いせず、健康に育って欲しいと思うし、他の子ども達も、そうであったらいいのにな・・・と思います。

だから、大切なんです。
てぃーあんだー。

ちなみに、息子は好き嫌いありません。
ゴーヤーも、パクチーも、セロリも、フキも、なーんでも食べます。
さすが私の息子ラブラブ!

外食も、私は、チェーン店にはほとんど行きません。
個人の、「てぃーあんだー」を大切にしている店に行きます。
そっちの方が、美味しいんだもん音譜

てぃーあんだー の文化。
ちゃんと、後世に、残していきたいなぁ。