いいしょーぐゎちでーびる♪ | 英語とエイサーとベリーダンスで世界の架け橋に★沖縄出身福井在住MIRIKAのいちゃりばちょ~で~ブログ★

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英語・エイサー&沖縄民謡・ベリーダンス&フォークロアを通して世界を繋ぐ架け橋になるべく熱い魂(マブイ)を持って活動。「一度会えば皆きょうだい」という意味の沖縄のことわざです。

いいしょーぐゎちでーびる音譜
(あけましておめでようございます)


今日は旧暦の1月1日ですアップ


沖縄で古くから行われている年中行事のほとんどは、今でも旧暦を元に行われています。

例えば、私達が今福井で頑張っているエイサーも、旧盆に、ご先祖様の霊をお迎えし、お送りするために踊られるものです。現在では、伝統芸能として、旧盆以外にも盛んに踊られていますが、やはり、今でも、一番盛り上がるのは旧盆だし、大きなエイサーイベントは旧盆にあります。

ちなみに、お盆とは、元々は、「盆のように丸い月」といわれる、満月の夜に行われるもの。なので、もしお盆を新暦で行うと、三日月や新月の夜になっちゃうので、それは、沖縄の人にとっては、不自然な事になっちゃうんですねー。


と、話を戻しますが。

今日は旧正月の元旦。

本土復帰前に、琉球政府によって、「新正月一本化」が推奨されたので、現在沖縄では新正月が主流となっていますが、やはり、宗教的には、旧正月を祝う風習は残っています。

新正月は、家族や友人と過ごす楽しい時間ですが、旧正月は、家庭では、火之神(ひぬかん)という火の神様や、ご先祖様達、つまりお仏壇に、お供えをします。家族の健康と繁栄を祈願し、ささやかに新年を祝います。地域によっては今も旧正月が盛大に祝われる所もあります。

ちなみに、火之神は、家を守る神様で、通常、台所に祀られています。
実は、火の神様を祀るというのは、沖縄独特の風習ではなく、元々は日本本土にもあった風習なのだそうです。それがいつの間にか、日本本土ではなくなってしまったんですねぇ。
そして、火之神のお世話(?)というか、火之神にお供えをしたり、お祈りをしたりするのは、女性の仕事です。

そして、正月料理は、豚肉料理や昆布や大根を使ったものがメイン。それらをお仏壇にお供えし、ウートートーをした後、仏壇からのお下がりを食べます。

そうそう、ウートートーとは、仏を拝む事です。福井弁でまんまんちゃん、だっけ?
旧正月に限った事ではありませんが、ウートートーする時は、黙って手を合わせるのではなく、ご先祖様に話しかけます。お仏壇でも、お墓でも。たいていは、最近あった事や、無病息災、家内安全など、願いを話して、「どうか見守っていて下さい」と、そんな話を、ご先祖様に向かってします。心の中で唱えるのではなく、声に出して話しかけます。でも、願いと言っても、「神頼み」みたいなのはちょっと違うかもしれません。今生きている私達の想い、行動、現状などを、ご先祖様達に知っていてもらい、そして、これからの健康や繁栄を祈る、というものです。



亡くなったお父さんやご先祖様。私は福井で元気に暮らしています。いおも病気一つせず、とっても元気だよ。もうすぐ一年生になるよ。とっても賢くて良い子に育ってるよ。これからも成長を見守っていてね。
どうか、家族みんなが笑顔で幸せでいられる様に見守っていてね。
そして、今年は目標が沢山あるので、順調に前に進める様に、応援してね。

書いてたらホームシックにかかってきたあせる
沖縄・・・やっぱり、愛してます。
どんなに離れていても、故郷は沖縄。
沖縄の魂、心を忘れずにいよう・・・ご先祖様、神様を大切にしよう・・・と改めて思ったMIRIKAでしたラブラブ