進学する意味 | 2021年長男、2023年次男中受終了  中高一貫校生ののんびり日記

2021年長男、2023年次男中受終了  中高一貫校生ののんびり日記

長男は2021年、次男は2023年に中学受験終了して中高一貫校へ進学。ミュージカル俳優の山口祐一郎さんの大ファンなので、時々観劇ブログなども書いています。営業関連、ブログを書いていない方のフォロー申請及びアメンバー申請はお断りいたします。

東大前の事件での雑感です。思いつくままに書いているので、興味がない方はそっと画面を閉じてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚しっぽ魚からだ魚からだ魚からだ魚あたま

 

 

私はそれなりの大学しか出ていないので、「東大なんて行かなくても、医師国家試験に合格すれば大学は関係なく医師になれるじゃん!」と思います。

 

 

 

同じ医師免許を持つ「医師」は2種類いると思います。

 

 

 

片方は目の前にいる患者さんに目を向けて診療されている医師。

 

 

 

片方は医師の世界で「〇×医師会」のトップになるために日々お偉い先生方に目を向けてロビー活動をする医師。

 

 

 

 

前者の医師ならどこの大学を出ても「医師免許」さえあれば診療治療することができます。

 

 

 

実際に名のある医師の方で(例えば上皇陛下の執刀医をされた方など)東大出身者はごく少数だと思います。

 

 

 

後者のような医師になる人は当然「東大理Ⅲ出身」はすごく大切だと思います。

 

 

 

同じ医師になるにしても方向は真逆です。自分はどちらの医師になりたいのか?それを考えたうえで受験校を選べばよいと思います。

 

 

 

そんなことを言っても、高い学力の世界で生きている子たちは違うのでしょうね。

 

 

 

「東大行くのが当然!東大じゃなければ人間じゃない」と口では言わなくても、そのような空気が進学校では日常生活にあふれているのかなと思います。

 

 

 

東大へ行くことだけが目的、医師になりたいとは言ってもどんな医師になりたいのかは明確ではない。

 

 

 

 

そんなあいまいな中で起きた事件なのかなと感じました。

 

 

 

 

私のブロ友さまでT中出身の方やT中在学中のご子息様の親御様がいらっしゃいますが、高校から入学された方はおられない気がします。

 

 

 

よくブロ友様が「中学校ではのびのびと自由にさせてあげてください。高校に入れば勉強を始めますよ」というようなことを学校から言われたという記事を書いてくださっています。

 

 

 

この学校の本質はまさしくここだと思いますが、あくまでも前提は「中学校から入学した子向け」です。6年かけて先生たちは生徒さんたちを見守り、親はヤキモキしながら過ごすのだと思います。

 

 

 

高校から入学した子に対してこんな悠長なことは言っていられませんよね。T高校に入るくらいの頭の良さなら公立中学校ではトップの成績でしょう。

 

 

そんなトップオブトップの子がT高校に入学したら、そんな子たちがわんさかと勢ぞろい。高2からは内部生と同じクラスになりますから、小学生のうちから中学受験で戦ってきた猛者がわんさかといる。

 

 

 

今まで「頭がいい」と自負していたと思いますが、そんな人たちがまわりにゴロゴロいたら、鼻っ柱がへし折られると思います。

 

 

 

そういった鬱々とした思いを発散する場が文化祭を始めとする行事だったりすると思うのですが、高2だと入学した年はコロナ休校からのスタートですから、文化祭もなく各種行事は無くなり、コミュニケーションが十分取れないまま学校生活を送ってきたのかなと思います。

 

 

 

犯人をかばうわけではありませんが、そんな時代に翻弄され、悩みをうまく外に出せなかったかわいそうな子だなと思います。

 

 

何の罪もない受験生やお年寄りに対しての行いは許されるものではありません。

 

 

 

学校へ進学するのはあくまでも自分の目標を達成するための手段でしかなく、学校へ進学することがゴールではありません。

 

 

 

これは中学受験でも同じだと思います。

 

 

 

私も長男の受験の時は「合格」だけが人生のゴールと思ってしまう時期もありました。

 

 

 

合格しても進学してからも人生は続きます。それをよくよく考えて次男の受験サポートをしていきたいと思います。

 

 

 

被害にあわれた受験生の方々が一日も早く精神的に立ち直り、また大学受験を目指すことができますように。

 

 

 

交番へ走ってくれた高齢の男性の方が早く完治しますように。