11月に開幕した『ダンスオブヴァンパイア』も今日が大千秋楽です@大阪
大阪公演はいつも首都圏に住むファン友と新幹線で待ち合わせて行くので、とても楽しいです
泣いても笑っても今日は
大千秋楽
席も大楽なのに良い席を頂いたのでテンション
祐一郎さん演じるクロロック伯爵様は
『妖艶』
『sexy』
『可愛らしさ』
『狙った獲物は眼力でオトす』
『孤独』
『寂寥感』
『空虚感』
これらを体現し、ロングトーンとウィスパーボイスを巧みに使い分けて人間(観客)を翻弄し、劇場の空気を支配した伯爵様でした。
多彩な魅力満載で毎公演オチておりました
カーテンコールでは、祐一郎さんへ向けた客席からの万感の拍手を両手で胸の前に集め大切に包み込み、満ち足りたような嬉しそうな笑顔が素敵でした
さらに、2度目3度目のカーテンコールではご自身はいつも後ろに立ち、若手俳優さんたちを前へ前へと押し出されます。
今日の最後のカーテンコールでは幕の向こうでゾロゾロ出てきたキャストさんがまた退場し、明るくなって浮かび上がる祐一郎さん。
所在なさげに佇んでおられる姿がすごく印象的で、観客は拍手喝采でした。(祐一郎さんは立ち姿が本当に美しいです)
ここら辺りで涙腺崩壊しました
カーテンコールで一人で舞台に立たれることが滅多にないので貴重な一コマでした。でも、もしかしたら祐一郎さんの伯爵様はラストかも…と一瞬頭をよぎってしまいました。
その予感が杞憂に終わり、また美しくも妖しい、時には可愛くて、孤独を背負う伯爵様にまた会うことができますように。