「学校に居場所がない子に言ってあげられることはありますか?」 という思春期の悩みに対して、 ザ・ブルーハーツやザ・ハイロウズなどを経て現在はザ・クロマニヨンズのボーカルを務める甲本ヒロトさんが返した友達論が素晴らしいな…と思い、日記に貼付けさせていただきます。 ①学校に居場所がない子に言ってあげられることはありますか? ヒロト「居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。」 ヒロト「趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲よく友達ね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねぇよ。」 ヒロト「ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲よしでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても。」 一つだけ言えること それは、この一連の甲本ヒロトの言葉には、 「友達がいる人への否定」は含まれていない。 「私、クラスに友達たくさんいて楽しいよ!」 「いいじゃん!楽しそうじゃん!」 「私、友達いないけど、楽しいよ!」 「おお!いいじゃん!」 「私は、友達がいなくて孤立してしまってつらい…。」 「(別に)それでもいいじゃん!」 すべてを肯定してくれている言葉なんだろうと思います。 “友達がいない”、そんなことで人生がつまらなくなることはないよ!と。 そういうことなんだろうと思います。 なるほどなぁ…。 この言葉は、この言葉を受け取る全ての立場の人々一人ひとりの「心のずっと奥の方」で完成します。 全ての見解が、正答だと思います! 「そのとおりだ!」 「いやいや、現実は違うよ!」 「友達がいないことがツライんだ…」 「小さなコミュニティじゃなく、他に目を向けてみよう…」 全て、正答なのかと思います。