ディオンヌ・ワーウィック 82年アルバム「ハートブレイカー」からのカット12インチシングル盤「YOURS」
最近、入手した。正直、このアルバムの中で、第1弾シングルの「ハートブレイカー」よりも何度も何度も聴いた。良い曲だと思う。「YOURS」.。2人称単数、所有格。「私はあなたのもの」とディオンヌが熱唱する。「お前は俺のもの。私はあなたのもの」という考え方。女性は男性の所有物ではないというお声も聞こえてきそうな風潮で、超ジェンダー社会を目指す昨今の風潮にはそぐわないかもしれない。だが、古くさいといわれようが、そういう感情も尊重されなければならないということも併せて確認しなければならないなあと思う。
キャロル・キングが2016年のロンドンのライブで「地の果てまでも」(「WHERE YOU LEAD」)を歌う時、その歌詞が「どこまでもあなた(男性)についていく」というものだったので、1970年当時は歌えなかったと語っていた。70年当時はウーマン・リヴ運動があったからだ。かつて日本でも榎美沙子さんらがピンクのヘルメットをかぶり、中ピ連とかいって女性の権利解放を訴えていた姿があったなあ。今はどうしているんだろう?
愛は永遠に続かないという
本当にそうなのね
あれはついこないだのことですもの
あなたにしっかり抱かれ
私は女になり
私にとって
あなたがすべてになった
恋に破れた私
夢も消え去り
星降る夜もない
あなたの素敵な愛に包まれて
私はもうあなたのものと
思い込んでいた
楽しかったわ
私がいなくなればあなただって
私と同じように泣いたかもしれない
私があなたのものだった時には
(以下省略)
ディオンヌのこの熱唱ぶりを観てほしい。
そして、BARRYGIBBのデモ
本当に、よくこういう曲が書けたものだ、と感心する。発表から既に約40年。私の中では色褪せることは決してない。最近、このアルバムがマイ・ブームである。
