(英国・ローバーミニと写るBEE GEES。約50年後にカラーになって甦った。盤もカラーレコード)
平成最後の日。1日中雨が降っていた。誰かが言っていたけれど、ゼロ(零)は雨の下に令和の令を書く。原点。
嗚呼、そういや、前にブログで記したと思うが、BEE GEESに関して私にとって原点となるべき1枚の写真がある。中学生の時、透明の下敷きに入れて持ち歩いたBEE GEESの写真。それが、かの日本独自の編集盤「GOLDEN ALBUM」の中綴じの1枚目の写真だった。
(たぶんだが、写真に写っているのは「モーリス・クーパー」なのだろうと思う。いや、そう思いたい)
そういや、このミニ・ローバーを好んで乗ってた輩は私の周囲にもいたっけなあ。そんなことを改めて考えたのもつい最近手にした「LIVE ON AIR 1967-1968」のジャケットを見てからだった。このジャケットが私の脳みそを刺激しないわけがない。このマリーゴールド色でまとめられたジャケの中央に、かつて憧れ、手放さずに持ち歩いたかの写真の別カットとみられる写真が使用されている。紛れもなくローバーミニも写っている。しかも、カラーで。
これで、謎が解けたと、この私にとって特別な写真のカラーの別カットをもっと大きくしたアナログ盤を購入したら、なんと盤もカラーレコードだった。しかも、ジャケと同じ、オレンジ系統のマリーゴールド色。ラベル面もジャケ写真と同じものが。し、しかし待てよ。驚いたことにCDで入っている曲が全部入っている。私の常識ではアナログLPというものはA,B両面で約40分というのが相場だったけれど、はてさて、最近のアナログ盤は技術的進歩があったのかな? などと首を捻りながら、半信半疑で針を降ろした。やはり、間違いなかった。しかも、音だってCD並みには再生している。もともと、ラジオ・TV音源だから良い音は期待していない。まあ、上々の出来栄えと言って良い。
限定1000枚。私のシリアルナンバーは474。今日は若き日によくボトルキープしてた「シーバス」で一杯やろう。私にとっては激動だった「平成」の時代は間もなく終わる。新たな時代にどんな運命が待ち受けているのか。原点、初心に戻るのもまたこれ、良し。平成最後の投稿になりました。来る「令和」の時代もよろしくお願いします。