HORIZONTAL BEE GEES | ダニエルのBEEGEEなブログ

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大好きなTHE BEE GEESのALBUMや情報について、思うままにつれづれと。愛蔵盤で振り返るBEE GEESの軌跡を紹介したい。

 

   まだ、私が中学生のBEE GEES FAN だった頃、日本盤「FIRST」「HORIZONTAL」「IDEA」あたりは既に地元のレコード店に行ってもその存在は確認できず、中古レコード店は宇都宮の1店舗しか知らず、「ODESSA」以前の日本盤は既に廃盤とされていました。当然ながら、オーストラリア時代の3枚も「救いの鐘」も見たことも聴いたこともなかったある日。宇都宮のとある百貨店の輸入盤セールで米盤の「キューカンバー・キャッスル」を見つけました。 

   アルバムのバリーとモーリスをマジマジみて「ヒェー、カッコイイぜえ!」と狂喜して家路をルンルンと急いだことはいうまでもありません。もうその頃は中古盤の「ODESSA」も手に入れ、立派な(?)BEE GEES FAN だったと思います。そんな中で、アルバム「HORIZONTAL」だけはなかなか聴くこともお目にかかることもできずにいました。で、最初に聴いたのは確かFM放送のBEE GEES特集で「HORIZOTAL」を紹介していて、それをカセットテープに録音して繰り返し聴いたのが最初の出合いでした。馴染みやすくメロディアスなBEE GEES とは違ったちょっとサイケっぽく、ロックなFEELING に「へー」というちょっとした違和感を持ったことは今でも覚えています。

  今だと、ヴィンス・メロウ二の影響だとはっきり言えますが、あの頃は愛蔵のレコードの中では出番が少なかった1枚ですね。最初に針を落としたのはUS盤でした。その後、日本盤「マサチューセッツ」を手に入れ、勿論、UK盤、ドイツ盤と手にしていく訳です。食べず嫌い、という言葉がありますが、このALBUMの曲の面々は子供の口には合わない。大人になってお酒を嗜むようになってようやっと分かる肴(さかな)の味わいです。それもこれもヴィンスのギターのブルーズ志向にある。「FIRST」から「THIS IS WHERE I CAME IN」まで通したALBUM群の中でも異彩を放っています。ファンの中には「この頃のBEE GEESが本当のBEE GEESだ」っていう人もいるくらいです。

  勿論、私も今では大好きなALBUMです。「MASSACHUSETTS」が入っているという理由ではなく「THE EARNEST OF BEING GEORGE」が入ってるし「HARRY BRAFF」や「DAY TIME GIRL」なんか聞いてると60年代後半のあの素朴な時代の鬱蒼を思い出したり、いろんなことを噛みしめてグラスを傾けられる。好きだなあ、やっぱりこのALBUM。コリンのドラムもところどころ響いてくるし。
 
(下の写真は米盤。左はステレオ盤、右がモノラル盤、ステレオでも聴けるというシールが添付)
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(上は英盤。左がステレオ盤、右がモノラル盤、若干だが色の濃淡の差がみられる。下の写真は裏表紙)
 
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  米盤と英盤では鏡に映った彼等の写真に違いがある。米盤はまさに鏡に映った彼等であり、左右が逆になっている。英盤は左右は正常で、タイトル通り地平線が強調されている。写真そのものは英盤と同じだが、ALBUMのキーカラー自体が少々肌色に近いのが独盤。(下の写真)右上のPOLYDOR のロゴ部分に違いはあるが共に
STEREO ALSO PLAYABLE MONO の印刷が見られる。
 
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ついでなので豪(オーストラリア)盤も(下)。
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  一番下の写真は30歳になったばかりのころだったと思います。たぶん、これからレコードからCDへと移行しようって頃だったと思いますが宇都宮のユニオン通りを懐かしくたまたま歩いていた時、その丁度中程にあった中古レコードショップでシールドの新品で売っていたもの。まだその頃は余程の貴重盤以外は殆どがレコード全盛時代の定価で売っていましたねえ。たぶん、2600円か2800円どっちかだった気がします。 
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  当時は考えませんでしたが、「HORIZONTAL」の米盤はATCO レーベル。UK盤はジャケットが濃い黄土色(写真参照)だし、レーベルに MADE IN ENGRAND とも書いあるはず。ですからこの場合、どちらにも属さない。で、下の方には MANUFACTURED & MARKETED BY POLYGRAMRECORDS INC/810 SEVENTH AVENUE/NEW YORK.NY 10019 と小さな字で記してあって、お馴染みポリドールレーベル(写真2枚目)。よくよく考えて想像できるのはRSOがレーベルをポリグラムレコードに買収され、すべてのRSOリリース作品がポリドールレーベルの元で再リリースされた1982~1983年頃にCDとともにリリースされたものと思われます。しかしながら、電脳時代といわれるネット社会でもこのレコードを見かけることはあまりなく、希少盤と思われます。

  こういうのを時々眺めては悦に浸る時間ってのは私にはとても重要で貴重な時間なんですけれども、皆さんにとってはいかがなものなんでしょうか? 「だから何なのさ」という人には分からないでしょうけれども。ちなみにこの「HORIZONTAL」は日本では「マサチューセッツ」として、どこの国とも違うジャケットで発売されました。見開き型なのでこれまた別の感慨がある。そうして、昔ながらのステレオ(今だに4チャンネル)に針を落とす瞬間が又たまらない。今日もついでだから「THE EARNEST OF BEING GEORGE」を聴こう。日本盤「マサチューセッツ」についてはまたいずれ。