北から南下してくるダーリン、なんと私の住む田舎町を通るルーツを選んでくれた!
うっしょー
再会できるーうひー! と超幸せ気分になった私。
以前の旅以来、実に二ヶ月ぶりの再会なのであーる。
世界一周中のとしきは携帯電話をもっているわけもなく、テレフォンカードはあっても公衆電話がないド・田舎道を使っているので今日までまともに連絡をしたのは数えるくらい。
としきとの再会日、私は初恋の時のようなドキドキ感、ゾワゾワ感が体中を包み、もー最高にテンションがあがっておりまして、ニタ~と笑ってしまう気持ち悪い女だったのです。
としきと待ち合わせた場所はツーリストが寝泊りするキャンプ地。
そこで二人は映画のワンシーンのような再会を果たしたのであります。
久しぶりに飛び込んだとしきの胸。
彼は50キロの私を持ち上げて、『ラピュタ』のパズーがラピュタに到着した際にシーターを振り回したシーンのように
ぶんっぶんっぶんっ!! とふりまわしてくれました。
どぅ聞こえないふりをしても聞こえてたよ。 ふぅふぅふぅ と息をあらしたと・し・き。
私たちととしきは田舎道を手をつないでずっと話した。
自転車を二人乗りしてつっぱしった。
一緒にご飯をたべて、イチャイチャして、二人の気持ちは変わらずそこにあった。
が、
可愛げのない私はそんな幸せな時間の中でも思っていた。
この後13ヶ月また会えないなんて、むーりー。 続かないー。
信用してないとかじゃくて、やっぱりエンキョリは普通のカップルよりも沢山の試練があるからなのだ。
いくら好きといったってそれだけじゃ乗り越えられない問題は山済みの現実に、不安。不安。不安。
としきはそんな私の気持ちを即座に感じ取って、とにかく私を説得した。
大丈夫だから、絶対結婚しような、心配すんなよ、考えすぎんなよ、ぶーぶーぶーぶー
そして来てしまう別れの時間・・・
だーもーどーして別れにゃだめなのさークソー!っと涙ボロボロの私にとしきは言った。
『一ヵ月後あそこで会おうな。さゆみも来れるよな』
私の涙をみたとしき、もらいなきしながらとしきは言った。