「メモリー・メロディー」 | ほどほどに

ほどほどに

ただただ好きなこと
好きなもの日々のことを

「メモリー・メロディー」

作詞 来生えつこ 作曲 来生たかお


白い膝の裏側の まぶしさと

黒いニットの水着 見とれて

早い夏の熱い心のうねり

白い波にもまれて 冷ました


他人の視線に さらすのが

もったいない やきもき

17歳 はずむ肌は スリルに充ちていた


ボートのオールに 銀の泡

君はもっとまぶしい

ひと夏のドキュメンタリー

揺れてるメモリー・メロディー



3月も終わり…

1年の4分の1が終わる。

春が来る…いや、来てる。

と思ったらまたさむーい!

もう体調管理が大変だ~。


黄砂だの花粉だのなんだのと視界がくもるほど

(原因は不確かですけど、多分ですけど)

どんよーりとした数日。

恵みの雨が降った後、やっと諸々おさまったようです。


来生さんのコメントも出されましたね。

映画もドキュメンタリーもさもありなんなラインナップでした。

ライブの準備も順調に進み、無事迎えられることを心から願っています!


さてさて。

今回はアルバム「Sparkle」から「メモリー・メロディー」を。

この「Sparkle」は大好きなアルバムの1つです。

まずこの頃の来生さんの声が好き。

もちろんどの時代も好きですよ。

今も大好き。

でもこのSparkleの頃は特別に好き。

透明感とか爽やかさとか青さとかシニカルさとか等々100くらいありそうな魅力が絶妙に、しかも私の1番好きな感じの要素が少し多めにブレンドされている神配合の声。

たまらんのですよ。


収録されている曲たちも曲順も含めて好き。

今に繋がるシンプルで美しい曲、穏やかで優しい曲、少しとんがった野心的な曲等々。

この頃の来生さんの溢れるような多様な世界観が満ちています。

その芯にある「Goodbye Day」の尊さ。

「たそがれの苺」のゆるぎない不変性。

洗練された「Match more…」

「気配」は…「Sparking head」は…あら、きりがないわ(笑)


待て待て、メモリー・メロディーのこと。

この曲は私が勝手に「コンプラソング」とカテゴライズしている1曲。

今さら改めて言うのもなんですが、何もかもまごうことなき愛しかない上での表現だけど、不快に思う方がいたらごめんなさい。


この素晴らしい歌詞。

でも今の時代の感覚だと難しい世界観でもあります。

ゆえにコンプラソングと呼んでいるのです。

もちろんクリアしています。

こういったまぶしく瑞々しい世界の魅力が

簡単には届かなくなっている今の時代の窮屈さが寂しいかぎり。


いやね、何か言われたわけじゃないから問題ないんですよ(笑)

とは言え誰が歌ってもいいかと言われたら

ぜーったいそんなことないんですよ!

これは強く強く申し上げたい!


長々と書きましたけど、

要するに、逆光の中で煌めくような最初の二行のインパクトよ。


♪17歳~   からのメロディーラインが好きすぎる。キュッて切なくなってしまいます。

これを聞いていた頃の、歌詞を堪能する力も経験も(擬似体験含む)が今よりもっと無くて、

それなのに言葉とメロディーと声の魅力にギューッとなっていた事も思い出されます。

まさにメモリー・メロディー


キュッとかギューッとかわからねえ!(笑)