ネーションズ・リーグ | ほどほどに

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オリンピックが来月に近づいてきました。

東京から3年なのでものすごく早く感じます。

建て直しが必要な競技は大変だったでしょう。


今バレーボールの大会「ネーションズリーグ」が行われています。


バレーボールは夫も好きなこともあって、コロナ前までは毎年試合を見に行っていました。

中学生の時に藤田幸光という選手をテレビで見て一目惚れ♥️

そこからすっかりバレーにはまりました。

その頃同級生にバレーファンの友人がいたので(田中幹保ファン)今もずーっとバレーの話をしています。


ネーションズ・リーグは開催地を移動しながらラウンドを重ね、女子は今決勝リーグです。


この大会は予選リーグ終了時の世界ランキングがオリンピックの組み合わせに関係してくるので予選は熱い戦いでした。

組み合わせも決まった今、決勝リーグなのに中国は主力はおろか監督まで来ないで自国で調整というあからさまな行い。


とはいえ、予選は試合ごとにランキングが変わるので、出場権を既に持っている国もあまり手抜きは見られなかったし、大会順位ではなく積み重ねたポイントによるランキングで出場権を得るというのもなかなかよかったような気がします。

その上で女子も無事出場権を獲得できて本当に良かった!!


男子は予選リーグを戦っています。


個人的な思いなのですが、私が生きている間はもうこれ以上強い男子チームにはお目にかかれないのではないかと思っています。


バレーは体格が圧倒的に不利で、海外のチームには最後は体格で負けてしまいがち。

それを技術で勝とうとしているのです。

取り巻く環境もベストとは言えず、

プロバレー選手を目指す才能ある若者がどんどん出てくるわけでもありません。

収入などの面では劣るからだと思います。

卓球の水谷選手が、後進のため卓球も稼げる!ということを見せていきたいと言っていましたが、バレーも同じだと思います。

有望な選手が海外へ行き良い環境で活躍するのはとても大切なこと。

しかしその事で国内リーグがスカスカになるのも困るのです。

どのスポーツも悩んでいる面ですね。


今の男子は絶対的エースがいて次世代エースもいる。

その2人は守備もいけるどころのレベルではなく守備がうまい。

加えてサウスポーエースがいる。

そして最も大切なハイレベルのセッターがいる。

これだけ揃うことは過去思い当たりません。


この絶対的エースが石川祐希選手です。

100年に1人と言われるスター選手。

おまけにイケメン。

イケメンとか超エースとかすごい身体能力とか、そりゃ過去にもいたんですよ。


私が石川が絶対的にこれまでと違うと思うのは

○守備がうまい。

○バレー頭がすこぶるいい。

○メンタルがつよつよ。

これ全部持ってるんですよ。


うーんそうだなわかりやすいところだと

バレー会の大谷翔平ですね。

大谷翔平は今後出るかもしれない。

その前もタイプは違うけどイチローとかもいたかもしれない。

でも石川祐希は多分もう出ない気がします。

それだけ揃うことは難しいと思っています。


次世代エースとして高橋藍選手

この人もイケメン。

この人は身長はすごく大きいわけではないですがセンスがよくて器用。

そして守備力がリベロ級。

石川選手とのコンビで時々繰り出される「フェイクセット」という技はリアルハイキュー!!です!爆笑


サウスポーエースが西田有志選手。

サウスポーエースがいるというのはとても貴重です。

それももしも西田選手1人だとしてもなんだったら戦えるレベルのエース。

つまりエースを張れる選手が3人揃っているのです。


しかしどんなにエースが揃っていてもそれを生かすも殺すもセッター。

セッター関田誠大選手は超絶技術の持ち主。

彼のトスはボールが手から離れるまでどこへ出すかほとんどわかりません。

中にはその姿勢や癖から、前に出すなとか後ろの長いやつだなとかわかってしまう人もいますが関田選手はわからない。

関田選手がどこに上げるかわからないと相手ブロックもわからなくてアタッカーが決めやすくなるという流れ。

簡単なようでなかなか難しいんですよね。


もう1つ他の選手と違うと思うのは、

私たちはテレビの画面で見ていると広く見えるから

「ああっそっちじゃない人に上げたら決まるのにー」というのがよく見えたりします。

きっと選手も

「わかってるけどこの体勢からそこにトスを上げるのは難しいからこっちしかないー」

と思いながら上げていることもあるのではと思います。

もちろん全日本レベルでも。

それを関田選手は上げられるのです。

攻撃を組む能力とそのための技術も兼ね備えているのが関田選手のすごいところだと思っています。


これだけの選手が時を同じくして揃い、年齢も早すぎず遅すぎず揃う事がこの先あるとは思えません。

さらに上となると、このままの技術で高橋・西田・関田選手のところが全員190センチ以上に揃うことでしょうか。

あるのかなぁ。あるといいなぁラブ



あ、さらに有能な指導者ですね。

ブラン監督はスポンサーやテレビ局にも負けずスターを休ませ無理をさせないという、日本人監督では難しかったのではと思うこともやっています。

ひたすら目標はオリンピックなのですから。

もしかしたらその後ろ楯には現会長の川合俊一さんのサポートもあるからかもしれません。



こんなにすごいチームでバレーヲタで、連日応援しているのに、不思議なことに激推し選手が今いないんですよー(笑)

強いていえば関田選手?

これは私がセッターというポジションが大好物だからかも(笑)


ま、箱推しということで。

さあ!

100年に1度の大盛り上がり見せてくれ!


※ちなみにフェイクセットです。

14番石川選手 12番高橋選手 1番西田選手