「陽射しの記憶」 | ほどほどに

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「陽射しの記憶」

作詞 来生えつこ 作曲 来生たかお


陽射しが 今も跳ねる そこからの 恋の風景

あなたがいた夏の 記憶が横切ってく


港へ 続く道で 振り向いた まぶしい笑顔

突然のきらめき 黄昏がつれてきたひと


茜色の空に 切り取った影絵

あなたの輪郭ごと 鮮やかに染めて


想い出でいいのと あなたはほほえみながら

潮風と一緒に 夜に抱かれた


離れた 島へ渡る そこまでの 恋の風景

僕は膝を抱いて 桟橋でうつむいていた


名も告げずあなたは 余韻だけ残し

ざわめく 心の波 熱く揺り返す


あの夏の光に 夢は夢でいいのだと

まぼろしの手ざわり 今もまだ 残ってる

記憶の彼方



小堺一機さんのアルバム「With K」の中の1曲

このアルバムは小堺さんと様々な人がデュエットしているものです。

その中の来生さんとの曲です。

すごくすごく素敵なデュエットです。


小堺さんパートから始まります。

素朴さやぬくもりを感じる声が良いです。

そして来生さんパート。


もうびっくりします!

いつにも増して素晴らしい声なのです。

不純物が欠片も混じっていないようなピュアさと、包み込むような大きさ。

天から舞い降りてきたような声なのです。


初めて聞いた時の衝撃もすごかったのですが、その後何度聞いてもズキューンと射られてしまいます。

なんでこの曲の声はこんなに印象的なんだろう?

Corvette1954 も一声めにおおおおおっと思うのですが、全てのデュエットに感じるわけではないので、そう思うと相手の方の声との相性なんでしょうか?不思議です。



綺麗で爽やかなメロディーとお二人の声の個性にこっそりと隠れて、歌詞は身を潜めているように切なくてほんのり大人の空気をまとっているように感じます。

そうかと思うと甘酸っぱい爽やかさにも聞こえてくるという奥深さ。


歌詞カードをじっくり読まなければ、男声デュエットの純度に耳がもっていかれて、え!そうだったん?とか思ってしまうのは私だけ?。爆笑


小堺さんに提供した曲はどれも素敵で、小堺さんもとても雰囲気をもっていらして来生リスペクトも感じられるので好きなのですが、どうしても全て来生さんの声で聞いてみたい!と思ってしまうんですよね。


この曲もフル来生で聞いてみたいです。


ちなみにこのアルバムのタイトル「With K」のKはもちろん小堺さんのKなんだと思うのですが、最初にみた時は来生さんのKだと思い込み、え!全部来生さん?!と一瞬だけ浮かれたことを思い出しました(笑)