あれからセットリストの順番に曲を並べて
何度も何度も繰り返し聞いている。
1人クリコンだ。
CDは声もアレンジも違うからまた全く違う雰囲気になる。
何を思ってこの曲にしたのだろうか。
何を思ってこの順番にしたのだろうか。
聞けば聞くほど知りたくなるし考える。
五月に行ったコンサートのセットリストを見た時にも思った。
どうしてこの曲たちを並べたのだろうか。
良からぬことまで考えて慌てて打ち消す。
色々頭をよぎるけど、答えは出ない。
・・・・・・・♪まっすぐな答えは出ない~
やっぱり「グレイ」だ。100曲かいていた時は、大好きーって
テンションで書いたけど、69歳の「グレイ」を聞いたら軽々しくて申し訳ない気持ちになってしまった(100曲ほとんどそうだろ!)
来生さんの声が好きすぎる。
20代30代40代50代…どこも素敵だ。
浅い夢など年齢とともに熟成されていくようだし。
若い頃の初々しい高音があって、表現力がアップして
その時その時の素敵さになっている。
あの曲もこの曲も30代の声で聴きたい、今の声で聴きたいと欲望は高まるばかりだ。
だけどグレイだけは20代や30代で聞きたいとは思わない。
50代から今の声だからこそ素晴らしい。
哀しさごと連れては 飛び込む情熱は
灰色に月影 淡く 覆う
なんて切なくてひりひりするような歌詞なんだ。
やるせなくて虚無感を感じるずっと刻まれているリズム。
やっぱりグレイは特別だ、私にとって。
前回グレイについて書いた時、手元になくて歌詞確認が自信がなかったのだが(ほら、思い込みとか聞き間違えとか多いし)今はしっかりと
帰ってきている。
実はこれ、知人に貸したまま1年も帰ってこなかったのだ。
もはや友人ではない、知人。なんで貸しちゃったんだよー!
よりによってそれ貸すなんて馬鹿じゃないの!?と悔やみましたが
①勢いに押されやすくノーと言いそびれる。
②とっさに貸さない理由が思いつかず貸してしまう。
③名曲を多くの人に聞かせたい欲望に負ける。
といった感じで気が付くとこのざまだった。
他の友人(本当の)に言うと
①大事にしているものを簡単に貸してっていう時点で信用できない。
②理由も何も「大事にしているものだから」でいい。
③聞かせる相手は選べ。
とご指導いただいた。
なんだかんだあってなくしているのではと心配したが、
彼女の引っ越しとともに思い出されたように無事返却された。
そんなことからもグレイは特別なのだ。
教訓 くだらない人間関係より、来生たかおが断然大事