いとしいあした | ほどほどに

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ただただ好きなこと
好きなもの日々のことを

いとしいあした        作詞 来生えつこ  作曲 来生たかお

 

なぜかここ1カ月くらいずーっと頭の中を流れています。

印象的なイントロ。とーってもセンチメンタルなメロディーなのですが、

思いのほか歌詞は、ストレートな悲しみを書いているわけでは

ありません。

でもほのかに悲しみを感じさせる、ちょっと意味深な歌詞に感じます。

 

あなたの大きな胸元に いとしいあしたへのぬくもり

いつも確かめて わたしは きたの きたの

レモンのまぶしいひとしずく 香りとそんなさわやかさを

いつも感じあう二人で いたい いたい

 

若葉の頃 風の中 日向の汗 てのひらで

ぬぐってあげたいとしい人は あなたひとりよ今も

 

とだえぬ振り子時計の音 いとしいあしたへと響く

そっと眠るまでふたりで いつも いたい

 

寝息だけを聞きながら重ねた腕しびれても

かまわないほどいとしい人は あなたひとりよ今も

 

青空だけの愛にしましょう あしたもきっとはれる

 

♪きたの きたの も印象的です。

♪かまわなーいほど  の「ほど」がたまらん💛

 

振り子時計の音だけの中で、未来を刻む音として

ずっと一緒にいたいと願う静けさが切ない。

時計の音は同時に焦りや不安にも聞こえてきそうです。

この後半からの何か迫るような切なさがすごく好きです。

そしてラストの1行に至るところが本当に素敵。

えつこさんの真骨頂ですね。

 

オーケストラバージョンはいっそうセンチメンタルさが際立っているように感じます。やはり年月を重ねた分、郷愁と色っぽさが倍増してる気がしますね。

でも伸びやかでこまかく声が変化しながら歌うLABYRINTHⅡ版のボーカルが好きだなぁ。

 

これ書いちゃったからまたしばらく頭の中から離れないぞ…