5/28「横浜リボン2022・May昼」試合結果 | プロレスでハッピー!アイスリボン!!

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横浜リボン2022・May昼
2022年5月28日(土)ラジアントホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:175人(満員)

【オープニング】


千春と藤本が前説に登場。大会前の会場を温めると、入場式では挨拶に立ったいぶきが自ら提唱したICE×∞王座決定トーナメントの選手宣誓を行うなど、華やかなオープニングになった。


◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
チェリー&×Yappy (9分23秒 グッド・いぶニング) 星いぶき〇&咲蘭



ティーンズのいぶきと咲蘭がチェリー&Yappyと対戦。チェリーに握手の手を思いっきり叩かれた咲蘭は試合前から闘志満々。先発に出たYappyにも真正面から挑んでいくが、ウエイト差でYappyに潰され、さらにチェリーのインサイドワークに苦しめられる。いぶきが咲蘭をフォローしながら、流れを変えに行くが、勢いに乗っているのはチェリー組。

 

 

最後はYappyがいぶきを捉え、ギロチンドロップ、アックスボンバーとつなぎ、勝負に出るが、その動きをうまく切り返したいぶきが素早い動きでグッド・いぶニングを決め、逆転勝利をモノにした。


◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
真琴&〇星ハム子 (10分17秒 片エビ固め) SAKI&バニー及川×
※ダイビングボディプレス


今回の昼夜興行で一時的にプロレスを休業するバニーがCOLOR'SのSAKIとタッグを結成し、真琴&ハム子に挑んだ一戦。コスチュームカラーも合わせてリングに立ったSAKIとバニーは開始早々、ハム子を捉えての2人攻撃を決め、バニーポーズを披露。対するベテランコンビもバニーにダブルのお・し・り・ダーッ!、さらにアイストレインと、アイスのOGとアイスの年長らしい攻撃で応戦する。

 

 

両チームがタッチワークの良さで互角の攻防を展開する中、SAKIのビックブーツからのバニーの右ハイキックがハム子に決まり、バニーが変形アームブリーカーで勝負で出るが、これをこらえたハム子はシャイニング腹ザード。

 

 

すぐにバニーがヨーロピアンクラッチで切り返すもカウント2でキックアウトしたハム子は、ショートレンジのラリアットからバックフリップを決めると、最後はダイビングボディプレスでバニーからフォール勝ちを飾った。




◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
真白優希&×松下楓歩 (11分04秒 ギブアップ) 尾﨑妹加&本間多恵〇
※メジャモ☆タエ



夜の部のメインでのトーナメント1回戦で対戦する真白と楓歩がタッグを結成し、本間&妹加のスパイスアップと対戦した。握手をすると見せかけての奇襲攻撃を仕掛けたのは真白と楓歩だが、これを蹴散らしたスパイスアップは楓歩を捉え、妹加が楓歩の上に真白をスラム。さらに本間を呼び込んでのおんぶプレスを決め、早くも主導権を奪う。ひるむことなく、真白、楓歩も真正面から応戦するが、タッグとしてのキャリアで勝るスパイスアップが要所要所での連係、味方へのアシストを決め、じわじわと追い込んでいく。

 

 

楓歩の蹴り足をキャッチしての裏アキレス腱固めを決めた本間は、ミサイルキックから楓歩のバックに回り込み、勝負に出ようとするが、ここで真白が本間の後ろから膝カックンを決めると、正面に回っての目潰し。

 

 

さらに楓歩とダブルでレッグクラッチホールドを決めるが、これは本間がキックアウト。楓歩は延髄ハイ、ブレーンバスターとつなぎ、フォールに入るが、カットに入った妹加が楓歩をアルゼンチン・バックブリーカーからアルゼンチンバスターでぶん投げる。

 

 

さらに本間が膝十字固めからのメジャモ☆タエを決める見事な連係で楓歩からギブアップを奪った。


◆第4試合 ICE×∞王座決定トーナメント1回戦15分1本勝負
〇あーみん (8分33秒 片エビ固め) 柳川澄樺×
※ダイビングセントーン
※あーみん 2回戦進出



ICE×∞王座を懸けたトーナメント1回戦が開幕。その第1試合はあーみんvs柳川。アイス所属ではない2人の一戦が組まれた。ゴングと同時にエルボーの連打に出た柳川はあーみんをフルネルソンからのサーフボードに捉えて絞め上げる。さらにエルボーを打ち込んでいくが、あーみんは強烈な逆水平チョップで応戦すると柳川をカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げる。コーナーに逆さづりにしての串刺しアタックからセントーンを決めたあーみんは早くも俵投げを狙うが、これをこらえた柳川はヘッドシザースから串刺しジャンピングダブルニー、さらに変則キックをヒットし、グランドであーみんのボディをロック。

 

 

なんとかロープに逃れたあーみんは柳川の蹴りをかわしてのダブルチョップからカウンターのパワースラムを決めるも柳川が切り返してのエビ固めで応戦。続けて俵投げを決めたあーみん。フォールカウントは2。ダメージの残る柳川にダイビングセントーンを決めたあーみんがカウント3を奪い、トーナメント2回戦への1番乗りを果たした。




◆第5試合 ICE×∞王座決定トーナメント1回戦15分1本勝負
〇安納サオリ (10分41秒 タンタンドル) 清水ひかり×
※安納サオリ 2回戦進出
※6月18日横浜リボン あーみん対安納サオリ決定



1回戦第2試合は安納vs清水の元アクトレスガールズ対決。がっちりと握手を交わした2人はリストの取り合いから清水がカウンターのクロスボディを決めれば、安納がすぐに起き上がってのビックブーツで応戦。清水もすぐに起き上がると、その場飛びのドロップキックからサッカーキック。ロープ際に安納を追い込むと、自らエプロンに立ってのミドルキックの連打、はりつけドロップキック、串刺しジャンピングハイキック、さらにPKをヒットさせ、安納のバックに回ってのスリーパーでグランドに安納を引き込む。ロープに逃れた安納は清水の蹴り足をキャッチしてのドラゴンスクリューからエイトロックで清水の勢いを止めに行く。ロープに逃れた清水はエルボーで安納に挑むも安納も応戦する。

 

 

清水はローキックの連打からロープに飛んでのレッグラリアットでフォールに入るがカウントは2。清水がジャンピングハイを決めると、安納も同じ技で返し、さらにフィッシャーマン・スープレックスでホールドもカウント2。バックに回ってジャーマンを狙う安納。こらえた清水はサイドキックから再びスリーパーへ。

 

 

ロープに逃れた安納にダイビングフットスタンプを決めた清水がバズソーキックをヒット。きっちりと丸め込むが安納がカウント3ぎりぎりでキックアウト。さらに追撃を狙う清水に安納がポテリングもカウント2。

 

 

首4の字を仕掛けた安納だが、ロープに逃れた清水は右ハイキックを安納の首筋にヒット。倒れかけた安納はそのまま清水のバックに回ってのジャーマンもカウント2。ダメージの残る清水を安納がタンタンドルに決めてのカウント3。一進一退の攻防を制し、安納が2回戦に進出。あーみんと6月18日横浜でベスト4を懸けて対戦する。


◆第6試合 ICE×∞王座決定トーナメント1回戦15分1本勝負
〇トトロさつき (13分14秒 エビ固め) 石川奈青×
※動くこと雷霆の如し
※トトロさつき 2回戦進出



昼の部のメインはトトロvs石川のトーナメント1回戦。21年5月19日ピースパ大会以来、2度目のシングルマッチだ。握手のあと、背を向けたトトロを石川が急襲し、スクールボーイに決める。カウント2で逃れたトトロを再び丸め込んだ石川だが、カウントは2。さらにトトロのボディスラムを切り返した石川はエルボーを連打してトトロをコーナーに追い込み、自らロープに飛んでのクロスボディもトトロがキャッチしマットに叩き落す。さらにボディプレスを狙うトトロだが、石川がかわし自爆。石川がストンピングで出るもしのいだトトロはボディスラムから逆エビ固め。さらにロープ際に追い込んでの踏みつけで石川を揺さぶる。ダメージの残る石川だが、膝をマットについたまま、トトロにエルボーを打ち込んでいく。しかし強烈なエルボーで石川を吹っ飛ばしたトトロは串刺しボディアタックでフォールもカウント2。再び逆エビ固めを決めたトトロ。なんとかロープに逃れた石川ははりつけラリアットからフォールもカウント2。石川をタックルで吹っ飛ばしたトトロはセントーンからのボディプレスもカウント2。動くこと雷霆の如しを狙い石川を担ぎ上げたトトロだが、石川はバックに回ってのおんぶスリーパーへ。

 

 

自らバックに倒れて、これを解いたトトロはカミカゼでフォールもカウント2。コーナー際に石川を引きずるも石川がこらえてエルボー連打へ。さらにカウントのクロスボディを決めてフォールもカウント2。側転プレスもカウント2。ダイビングクロスボディを決めるもやや当たりが弱くカウント2。石川は再びエルボー連打からN.A.Oを狙って、トトロを担ぎ上げようとするが、これをこらえたトトロが逆に石川を肩口に担ぐが、石川は反転してのエビ固めの体勢へ。しかし、トトロが踏ん張り石川にヒップドロップを狙うが、石川がその足を引き込んでの膝十字固め。

 

 

ロープに逃れたトトロに石川がスクールボーイもカウント2。起き上がったトトロは石川に豪快なラリアット3連発を決める。なんとかキックアウトした石川だが、最後は動くこと雷霆の如しを浴びカウント3を奪われた。



〈試合後のリング上〉


トトロ「石川とシングルするのはいつぶりやろ…メチャメチャ強くなっててビックリしたし、このトーナメントは引き分けだとキャリアの浅いほうが次に勝ち進む。石川は勝ちだけじゃなくて、そこも見据えて戦ってきてるなっていうのが、めっちゃ伝わりました。でも、悪いけど、こっちは引き分けやったら後がないのよ。勝ちしか見てない。だから今日、私は勝てました。石川、メチャメチャ強くなってたけど、まだまだ私の壁は越えさせません。今日はありがとうございました!そして、このトーナメントの決勝が1ヵ月早まりました。ということは私、トトロさつきがインターナショナル・リボンタッグ、そしてICE×∞、2冠になる日もあと1ヶ月ということです。2冠姿を早くお見せしたい。でも、今日は先に言いたいことがあります。私のインターナショナルリボンタッグ、パートナーのまなせゆうな選手、来週6月5日の大阪大会、参戦決定しました! せっかく2人で組むなら大阪で防衛戦が…。」
リングサイドに本間多恵&尾﨑妹加のスパイスアップが現れ、挑戦をアピール。


トトロ「したい。大阪で防衛戦がしたい。何か?」
本間 「防衛戦したいです!挑戦、スパイスアップでしたいです!よろしくお願いします。」
トトロ「スパイスアップ、多恵さん、見ましたよ。復帰戦の記事、スパイスアップでインターナショナルリボンタッグ挑戦したいって言ってましたよね?」
本間「言うてました!」
トトロ「ゆうなさんとこのベルト巻いた時に約束したことがひとつあるんです。もしどちらかがいなくても、挑戦表明されたら真っ先に受け入れようと。6月5日大阪でインターナショナルリボンタッグ防衛戦、やらせてください。こちらからもお願いします。」
本間「ありがとうございまーす!やったーっ!ここ、東京じゃないですか。あ、神奈川か。なので、6月5日は、ここでいる人たち全員、大阪きてくださいねえ、待ってます。」
妹加 「まさかトトロがチャンピオンで、(自分が)挑戦者側になるなんて、私がいつもチャンピオンで挑戦してくれていたから、これはレアな試合なんじゃないですかね。しかもパートナーが古巣の先輩なんで。そこもね、ドラマがあっていいよね。」
本間「私のトレーニングを最初に見ていただいていたのは、トトロさんのパートナーでもあるまなせゆうな選手なので、すっごい久しぶりにリングで再会ということで。トトもめちゃめちゃ久しぶりだと思いますので。まあ、よーく6月5日まで(ベルトを)磨いていてください。」
初代AWGタッグ王者でもあった本間&妹加のスパイスアップとの防衛戦も決定したトトロがエンディングでも「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で昼の部を締めた。

 



〈試合後のトトロさつき〉
「ICE×∞トーナメント1回戦、無事に勝つことができました。これもひとえにICE×∞、 そしてインターナショナルリボンタッグ、2冠になりたい。2冠になりたい。その姿をみんなにお見せしたい。その気持ちがあったから勝てたと思います。そして6月5日の大阪大会、私の地元でこのベルト、インターナショナルリボンタッグ、防衛戦が決定しました。はじめての防衛戦なんですよ。今まで大阪では挑戦者としてタイトルマッチをした時、王者としてタイトルマッチをしたとき、すべて自分が負けてます。大切な地元でもうそういう思いはしたくない。だから私は6月5日、インターナショナルリボンタッグ防衛戦、私が自分の力でスリーを獲って防衛します。今日はありがとうございました。」



――アイスを引っ張っていくと言っていたトトロ選手にとって、今回のトーナメントは有言実行のチャンスですね?
「そうですね。まずはもちろんベルトが欲しい。タッグのベルトのみならず、シングルのベルト。ベルトは強さの象徴なので。ベルト絶対獲りたいです。自分のそういう欲望にも忠実でありたい。そして、強さの象徴を持ってることって、この人がチャンピオンなんだな、この人が団体を引っ張ってるんだな、誰が見てもわかると思います。だから、その強さの象徴を獲って、自分がアイスリボンを引っ張りたい。アイスリボンの大黒柱っていう 風に名乗ってるのも、その気持ちの現れなんです。」


――その自信もあると。
「自信ある!自信はあります。自信しかないです。もう優勝して、ICE×∞になってる、そういうビジョンが私にはもう見えてます。」

 



〈試合後の石川奈青〉


「ホントに悔しい。悔しいですね。前にトトロさんとシングルした時もリーグ戦だったかな、その試合でケガをしてしまって、それからしばらくできなくなってしまって。トラウマまではいかないですけど、勝って、そのことを払しょくしたいっていう気持ちと、もちろんトーナメント勝ち上がるつもりでいましたし、トトロさんに試合後に強くなったねとか、成長したねって言われたんですけど、別に成長したところを見せるためにやってたわけじゃなくて、勝つために、勝ち上がって、トーナメント優勝するために戦ってたので。すごい悔しいです。引っ張っていくってみんな言ってると思うんですけど、自分はプリンセスパーティとかやらせていただいて、楽しくやるのももちろん大事だと思ってやってるんですけど、そのなかで試合として、結果として残していかないといけないと思っていますし、こういうトーナメントっていう機会は、絶対自分が勝たなきゃいけないって思ってたんですけど、すごい悔しいです。夜もトトロと当たるので、絶対に次はタッグで心強いパートナーがいるって言うのもありますけど、自分が次、トトロから獲ってやります。トーナメント、ホントに…。あと(引分けまで)2分ですか?1分半ですか?ホントに悔しいです。でも、また絶対、それこそトトロがベルト獲ったら自分が挑戦者としてシングルしてやるので、そのつもりでトトロに優勝してほしいです。」