12月23日「Xmasリボン~アイスリボン855」試合結果 | プロレスでハッピー!アイスリボン!!

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「Xmasリボン~アイスリボン855」
2017年12月23日(土)アイスリボン道場
14時00分開始/13時30分開場
観衆:123人(超満員札止め)


【つくし公開記者会見】
試合前、佐藤肇代表と藤本つかさがリングに上がり、公開記者会見が行われた。
佐藤代表「試合前に、現在欠場中のつくしのことについて発表させて頂きたく、ちょっと時間を頂戴致します。ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、今年の7月末にレスラー同士のトラブルにより、傷害で逮捕されました。その後、家庭裁判所の司法の判断では、不処分ということになりましたが、団体としては、つくし選手の無期限試合出場停止、練習生扱いという形で現在まで行っております。練習生として大会運営の手伝いだとか、そういう形のことで日々過ごしております。
この度、被害者との示談が成立したことを受けて、12月31日アイスリボン後楽園ホールリボンマニア2017で復帰させて頂くこととなりますことをご報告申し上げます。(客席から大きな拍手が起こる)つくし選手。」

ここでつくしが花道からリングへ。
藤本「団体と致しましては、たくさんの方にご迷惑をおかけ致しましたことを考慮致しまして、復帰戦ではなく、キャリアリセットの再デビュー戦という形にさせて頂きます。そして、再デビュー戦の対戦カードは、わたくし藤本つかさとシングルマッチをさせて頂きます。今後このようなことがないように、団体も一丸となって気を引き締めてまいりますので、どうか皆様、よろしくお願い致します。」

つくし「12月31日アイスリボン後楽園ホール大会で再デビューさせて頂くことになりました。また、リングに上がれること、また試合が出来ること、それが、当たり前ではないということをしっかりと考え、しっかりとプロという自覚を持ち、リングの上、そして、リングを下りても、一人の社会人として生きていきたいと思います。皆様の信頼、信用を取り戻せるように頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。」
佐藤代表「多数のご迷惑ご心配をおかけしました。12月31日、つくし再デビュー戦となりますので、よろしくお願い致します。」 


【オープニング】


この日は前説はなく、クリスマスソングに乗って、クリスマスコスの出場選手がリングへ。世羅は例によってのヨーダマスクで登場し会場を沸かせた。

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
△尾﨑妹加 (時間切れ引き分け) 長崎まる子△

【第1試合】
12・17板橋大会で激しい攻防を展開したGEKOKU娘vsマブダチ厨2病卍卍。試合はタイムアップ寸前に妹加がまる子をマイカバスターに決めたところで引分けとなった。 その延長戦のシングルマッチがこの日、実現。試合前の握手お互いが力いっぱい握り合うなど、意地の張り合いをみせた2人は、試合開始後も激しいグランドでのバックの取り合い、まる子が三角絞めを決めれば、妹加が力づくで持ち上げたりと、バチバチした攻防を展開する。 さらに妹加のアルゼンチン・バックブリーカーをまる子が高角度エビ固めで切り返し、妹加がまる子のタックル、エルボーを仁王立ちで迎え撃つ。スピードとパワーの真っ向勝負は、共に相手のペースに持ち込まれないような切り返しをみせ、あっという間の10分ドローに。

試合後も揉み合ったり、どちらが先にリングを降りるかでもめたり(=ジャンケンで負けた妹加が先にリングを降りる)、2人のライバル心はさらに高まった様子。座談会でも通常は負けた方からコメントするため、共に相手を先に行かせようとする。仕方なく藤本が「じゃあ、まる子から」と指名し、ようやく収まったが、まる子は「今日は第1試合で尾﨑妹加と…なんか最近よく当たっていて、ドローだったんですけど、非常に悔しいです。同じ同期としてやっぱり負けてらんない、自分にとってはライバルだと思ってる相手なので、またいつかリベンジどっかで組んでください。」と再戦を要求しながらまた揉み合う。
藤本は「はい。控え室ではやらないでリングでやってください。だから今日組みました。ただ、今日はドローでした。明日のヤングアイストーナメントはドローだった場合、両者失格です。その場合は明日優勝者が出てしまうかもしれません。だからあなたも気を付けるんだよ。」とまる子に忠告。
まる子は「あ、でも自分はもう決勝、優勝する目的なので明日は決勝に駒を進めるためにガッツリ気合いを入れて、気を抜かないでやっていきます。」と決勝進出を宣言した。
妹加は「(まる子をひと睨みして)あ~?(会場、どよめく。笑顔に戻って)はい!どうもありがとうございました。徐々にこういう部分も出して行こうかなと思っております(笑)。まる子とは同期で、実は私が負け越していて、今日勝つ気満々だったんですけど、ちょっと10分じゃ時間が足りなかったので、また試合組まれたときは、次は絶対勝ちたいと思います。で、明日の両国なんですけど、GEKOKU娘は年末に負けられない戦いが控えているので、なんか喧嘩してなんか仲直りして、喧嘩して仲直りして…本当に仲直りしてるのかよく分からないようなタッグの方々に負けるわけにはいかないので、(弓李に)喧嘩したらゴメンナサイって言ったら、ね?すぐ仲直りできますよね?だからたぶん本当に仲直りしてないですよ。(弓李が「まず喧嘩しないじゃん。」と一言)なんで、仲良しのGEKOKU娘が勝ちます!」と藤本を挑発するも藤本は「じゃあ明日は残酷な現実を見せてあげます。」とニヤリ。

◆第2試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&○松本都&華蓮 DATE (13分29秒 体固め) 弓李&トトロさつき×&直 DATE
※マンマミーアZ ON THE バルーン
※選手の強い希望により風船が凶器として認められる

【第2試合】
翌日の両国大会で行われるベストフレンズvsGEKOKU娘の前哨戦でもある6人タッグ。板橋大会で対戦したことで絆が深まった藤本と都、トトロと直、さらに前回の道場マッチで華蓮に敗れている直にとっては、そのリベンジもかかった一戦と、見どころはたっぷり。そして両チームが入場の際、風船を手に登場。両チームの希望により、風船が公認凶器をとなったのだ。ゴングと同時に奇襲攻撃を仕掛けた弓李組は藤本に狙いをつけるが、これをしのいだ藤本は華蓮をおぶると、トトロの上に風船を固定してのボディプレスで最初の風船破裂!その後も両チームは風船を有効利用。直が風船の上から膝蹴り、かかと落としを決めて風船を破裂させるなど、それぞれの持ち技に風船の破裂音が加わり、試合は混戦に。その中でこの日、初観戦という熱狂的なファンの声援を受けて、都が猛ハッスル。最後は藤本&華蓮のサンドイッチキック、都のシャイニングとつなぎ、最後はトトロの上に風船を乗せてのマンマミーアZでフィニッシュ。都が試合を制した。

試合後、敗れたトトロは「自分が言うのもアレなんですけど、都さん、めっちゃ重たい…(都にド突かれながら)都さん、めっちゃ重たかったです。明日は沙弥さんの復帰戦ということで、シングルで当たるのすっごい久々なんですけど、明日は自分がペチャンコにして勝ちます。」と語ったところで、座談会に参加していた沙弥がマイクの前に。「明日はトトロとなんですけど、トトロとシングルは5月ぶりなんですが、私、ちょっとお休みしてる間に見てましたけど、ヤングアイストーナメント敗退してる人にマジ用はないんで、この厚い、肉厚を薄切りにしてやろうと思います。」と語るが、トトロに「そもそも、あなたはヤングアイストーナメント出られなかったですよね。」と突っ込まれ、沙弥は「大人の事情があるんだよ!明日12月24日はクリスマスイブということで、コスチュームがクリスマスカラーの赤白緑の私がちょっと調子に乗らせて頂こうかなと思っておりますので、皆さん応援よろしくお願いいたします!」と笑顔で返した。
直は「今日は初めて風船デスマッチをやりました。凄く凄く楽しかったです。ヤングアイストーナメント準決勝なんですが、うの先輩がキテレツな発想があるので、私はうの先輩のことが一番侮れないと思っています。なので、しっかり華と法と、そして、愛するバディであるトトロ先輩の分も全部背負って私が決勝に進みます。」と翌日のトーナメント準決勝への決意を語った。
弓李は「風船デスマッチ楽しかった~!!また来年5回ぐらいできたらいいなって思います。明日はGEKOKU娘対ベストフレンズ。自分たちへのクリスマスプレゼントとしてGEKOKU娘、勝利を頂きたいと思います。」とにこやかに語り、華蓮は「今日は久々の6人タッグマッチで風船でした。組長とは組んだことがあったんですけど、都オバサンとは初めてなんですよ。今までの中で。オバサンは凄い宇宙人的な世界観があって、それがどこまで続くのかな~と思いきや、最後は都オバサンがキッチリと決めて、本当に美味しいところだけは必ず持ってく都オバサンを見て、自分も美味しいところだけ都オバサンのようになりたいなと、美味しいところだけ。早く宇宙人になりたいです。」と遂に天敵の都を宇宙人にしてしまった。
そして当の都は「宇宙人になりたいならどうぞご勝手にって感じなんですけど、美味しいところを持ってくのもプロレスのうちですから。私は、風船恐怖症なので凄い辛い試合だったんですけど、でも熱烈な都サポーターズの方々の応援もあり、今日も勝つことが出来てとても嬉しいです。年に一度しか出せないクリスマスバージョンのマンマミーアも出せてとっても嬉しいんですけど、それは明日もきっと出せるチャンスがあると思うので、明日も出したいです。その時は皆さんも是非一緒に歌って頂けたらとっても嬉しいです。今日は歌ってもらえなかったので、パートナーに。そして大晦日は凄い…嫌がらせなカードを組まれたんですけど、今日の勝利をバネにいきますので、是非、今日楽しんで下さった方は大晦日も来て下さい」と語った。

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○世羅りさ (8分12秒 片エビ固め) 松屋うの×
※エアーズロック



【第3試合】
両国大会で直とのヤングアイストーナメント準決勝に臨むうの。この日は二冠王者の世羅とのシングル戦だ。前回の道場マッチで世羅から「首を洗って出直してきてください。」と言われたうのは、黒の道着で登場。スタンドでのバックの取り合いからグランドに持ち込んだうのは、あわや秒殺のカウント3かというスクールボーイの連続攻撃を仕掛ける。思わず場外に逃れて息を整える世羅。しかし、リングに戻るも、世羅のドロップキックをすかしたうのがタックルから強烈な足首固めへ。必死に世羅がロープへ逃げる。エルボーを打ち込んでいく世羅だが、今度はカニばさみからの足首固めを決めるうの。セラリズム、しゃちほこ固めにも耐え、コーナーからのダイビングダブルニーをかわしたうのは再び連続スクールボーイへ。なんとかしのいだ世羅にロープに飛んでのセイバーチョップ、さらに脳天チョップの連打と、うのが終始、試合のペースを握る。試合時間も残り3分を切り、うのがシングル王者とドローに持ち込むかと思われたが、世羅はバックドロップ気味にうのを叩きつけると、ドロップキック、リバースネックブリーカーとつなぎ、最後はエアーズロックで一気にフィニッシュ。なんとかうのの追撃を断ってみせたが、試合後、世羅が思わず「危なかった~」と苦笑いを浮かべるなど、うのの好ファイトが大いに光った。

うのは「世羅さん!首洗って今日出直してきたんですよ。今日はチャンピオンに挑戦する気持ちで世羅さんとのシングルマッチを戦わせて頂きました。でも、もうちょっとのところで負けてしまいました。凄く悔しかったです。でも今日はちょっとちょちょらの部分を封印してブラックなうので挑みました。ちょちょらがちょっと先週は出てしまったので、ちょっと、今日は出直して来たわけです。そして、明日ヤングアイストーナメント準決勝ですけど、今日も全力を出して試合しました。明日も全身全霊で、全力で直DATEに挑んで行きたいと思いますので応援よろしくお願いします。一言だけ言わせてください。黒いうのには気を付けろ!」と今の勢いを感じさせるコメントで会場を沸かせた。
そして世羅は「そんな直に私から忠告。黒いうのにはホント気を付けた方がいい。首洗って待ってろって言ったけど、なんかすいませんでしたって感じ。凄いね~。ぶっちゃけ負けるかと思って、黒いうのホント気を付けた方がいい。いつものオッペケペーな感じのだと思ってたの。でも黒で来たから、まあ、今日はファイトスタイルかなり真面目なヤツだぞと思ったらオッペケペーだし、でも、真面目だし、なんか黒いうのっていいね。いい具合にオッペケペー全力です感があるよね。だから通常うのより黒うのの方が、なんかね~、オッペケペー感も全力だし、柔術感も全力だし、全てが全力に見えて、普段からずっとその方がいいんじゃないかなと思うぐらい。凄い負けるかと思ったけど、楽しかった。またやりましょう。」とうのを絶賛し、「そんな私ではございますが、明日はアジュレボで赤いこのインターナショナルリボンタッグの防衛戦があります。今日は雪妃がキチンと勝って締めてくれたので、明日も2人でキチンと勝って31日に繋げたいなと思います。」とタッグ王座初防衛への意気込みを語った。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○雪妃真矢&星いぶき (14分41秒 ギブアップ) 藤田あかね&朝陽×
※サソリ固め

【第4試合】
Xmasリボンのメインは両国大会のダブル前哨戦。メインでリボンタッグを賭けて対戦する雪妃とあかね、オープニングマッチで2度目のシングル戦を行ういぶきと朝陽がタッグでぶつかった。試合前から雪妃とあかね、いぶきと朝陽がお互いを意識。にらみ合いから、まずいぶきと朝陽の攻防からスタートした。メイン初抜擢を受けた朝陽はいぶきに対してはもちろん、雪妃に対しても真っ向から挑んでいった。何度はね返されても起き上がる気迫のファイトをみせる。あかねも朝陽をアシストしつつ、雪妃に対して変形キャメルクラッチ、変形バックフリップ、アバランシュホールド、テキサスクローバー・ホールドと得意技を駆使して勝負に出る。試合はあかね組が有利に進めていったが、最後は雪妃があかねをハイキックで蹴散らし、いぶきがあかねをカバーする間に、雪妃が朝陽をカナディアン・バックブリーカー気味に持ち上げ、コーナーに逆さ吊りにしての串刺しニー、さらにワンハンド・バックブリーカーで朝陽の腰を痛めつけると、最後はサソリ固めへ。腰にダメージのある朝陽はたまらずタップ。雪妃が一気に畳み掛けて勝利をモノにした。

試合後、泣きっぱなしの朝陽は「自分は…受験のためちょうど1ヵ月ぶりの参戦だったんですけど、明日、いぶきとの2回目のシングルが決まっています。今日負けて凄い悔しいんですけど、自分、明日、タッグタイトル戦控えてるあかねさんの足を凄く引っ張ってしまって、あかねさんに凄く申し訳ない気持ちでいっぱいです。いつも、いつも、いつも、負けて悔しいって言ってるからには、それなりの結果を残さなければいけないって思ってます。明日はいぶきに絶対勝ちます。今日も悔しいって…自分今までどんなに負けてもいぶきに負けるのが一番悔しいです。」と途中、言葉を詰まらせながら思いを語り、藤本から「じゃあ明日はシングルだからどうするの?」と振られ、「自分が勝ちます!ありがとうございました!」と絶叫した。その様子を見たあかねは「なんかゴメン…。1ヵ月ぶりの参戦ってことをあんまり分かってなくて、ゴメンナサイ。ワシのこと凄い慕ってくれてる朝陽で、ちょっと今日は自分が引っ張ってあげようかなって思ったんですけど、それが出来ず、ゴメンナサイ。いぶに対してそこまであんなエルボー打つぐらいまで対抗心燃やしてるの知らなくて、なんかもっとちゃんとそれを分かってればもっとサポート…でもサポートって言ってもこっちも勝ちたいしさ~。明日2人とも勝とう!頑張ろう!明日は第1試合?じゃあ全力で朝陽のセコンド付いて応援する。」と朝陽バックアップを宣言。そして「で、明日はね、タッグのベルトに挑戦するということで、フランクシスターズには大きな野望がありまして、アイスリボンのベルトを全部巻こうじゃないかと。トライアングル、シングル、タッグ、そして、くるみ先輩のシングルのベルトを取れば6人タッグのベルトを作ってやろうぜって勝手に言ってるので、それも作って、それもフランクシスターズが巻いて、アイスリボンを征服しようと企んでおります。ということで、まずは明日、そのベルトを獲って、明日はね、くるみ先輩に引っ張ってもらうんではなく、ワシが勝って、あの赤いベルトをくるみ先輩にクリスマスプレゼントとして渡せるように頑張りたいと思います。」と語った。いぶきは「今日は自分からスリーカウント取ることが出来なくて凄い悔しいです。でも、明日はクリスマスイブなので、いぶが勝って初勝利してみせます。」と語り、雪妃は「なんか私、いぶちゃんと組んだらタッグ名ホワイトクリスマスみたいな感じで。ロマンチック~!今日は前哨戦、ダブル前哨戦だったので、なんかいぶと朝陽の前哨戦の熱にこっちも感化される部分があって、なんかエネルギーが凄くて、明日ちょっと負けないようにタッグタイトルマッチ、防衛したいと思います。防衛します。」と語った。

座談会終わりに藤本から「昨日からアイスリボン、合宿生が泊まり込みで来ています。インターンシップで職業体験です。広島県、宮崎県から来ているので、一言だけ挨拶しようか?」と冬休みを利用してプロレスサークル参加のために上京した合宿生を呼び込んだ。リングに上がった合宿生2人がそれぞれ「宮崎県から来ました中学3年生15歳のまりんと申します。中学校を卒業した後に、埼玉に来て、アイスリボンでレスラーを目指します。精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。」
「広島県から来ました18歳のあきなと申します。私はプロレスが大好きで、高校2年生からレスラーになりたいと思っていました。アイスリボンの三原大会では藤本さんに声をかけて頂きました。高校を卒業したらアイスリボンでレスラーになりたいと思っています。よろしくお願い致します。」と挨拶。2人は大晦日までアイスリボン道場で合宿し、練習に励むことになっている。