もうぐちゃぐちゃ書かない。
なぜ、豪雪地帯は、雪を外国に売らないのか?
捨てるため、処理するためには多額の費用をかけ、
海外から小麦や大豆を運んで来るのにも多額の輸送費をかけているのに、
雪は運べる固体の淡水なのだから、欲しいところに取りに来させれば良い。
日本の近くでも、通商圏内でも、オーストラリアだのカリフォルニアだの、
そして中国内陸部だの、水さえあればどうにでもなる土地がいっぱいあるのだから
せいぜい高く売りつけてくるくらいのところはないのか?
とりわけオーストラリアはオージービーフだの、生花だのを大量に船で運んできてるんじゃないのか?讃岐うどんの小麦は、実はオーストラリア産だという。
あるいは和歌山の白い砂浜の砂は、オーストラリアから運んできたとも。
そのくらいなら、雪はオーストラリアに運んで売れば?
毎年のように乾燥で山火事が大々的に発生し、カンガルーだのコアラだのが大量に焼け死んだり、食べる植物がなくなって飢え死に渇き死にしているようなドキュメンタリーが放送される一方で、日本の豪雪地帯は雪かきに苦労するというNews。
このミスマッチ感がたまらない。
世界には水(運べる淡水としての雪)を必要としているところが、これだけあるのに?いちいち労力とコストをかけて始末して、干ばつで人や動物が死ぬのは放置するまま。一言、この雪要りませんか?輸送費もってくれれば、タダでもっていって良いですよとか言えないのか?
刈り取った間伐材は、市民がもっていくのに。
輸送コストがかかるから物価が上がると言いながら、海外から小麦や大豆や石油を買って、その輸送費を負担しているのに、ならその運送業が、一番大事な水を運んで何が悪い?
雪を捨てるのをどんどんタンカーに捨てて、そのまま持って行かせれば?
タンカーごと競売にでもかければ?
というか、タンカー仕立てて雪を取りに来なさいよと、なぜそうならないのか?
意識や認識の上での
「世間が狭い!」
せせこましい範囲でだけ、困った困ったと言ってるだけ。
この邪魔な雪は、ああいうカラカラに渇いたところでは
必要なんじゃないか?と考えないのはなぜ?
ムダにしていた雪解け水、ダム発電に活用…事前に水位下げるアイデア
読売新聞
国土交通省北上川ダム統合管理事務所(盛岡市)は15日から、雪解け水を有効活用して胆沢ダム(岩手県奥州市)の水力発電量を増やす試みを始める。東北の一般家庭約260世帯分の年間消費電力を生み出せる計算で、脱炭素社会の実現に向けた成果が期待される。 【図解】雪解け水を有効活用して発電するイメージ
胆沢ダム
胆沢ダム(総貯水量1億4300万立方メートル)では、農業用水や飲料水を確保するために一定の水位を保ちつつ、放流による水力発電を行ってきた。ただ、春は雪解け水でダムへの流入量が増え、最高貯水位を超えた分は発電に使われずに越流している。その量は毎年、東京ドーム約80個分にあたる約1億立方メートルに上るという。
同事務所と発電事業者「電源開発」(東京都)は越流分を無駄にせず、発電に活用しようと計画。事前にダムの水位を下げ、雪解け水を受け止めて発電に回すことにした。4月20日までの試行では、水位を基準より2メートル下げて越流分の約6%にあたる約600万立方メートルの水を確保し、発電量増加を見込む。
同事務所は昨年8月、四十四田ダム(盛岡市)で、大雨の際に下流に流す水の一部を活用するなど、既存設備で発電量を増やす試みを続けており、片野正章副所長は「利水者の協力を得ながら再生可能エネルギーを増やし、クリーンな社会に貢献したい」と語った。
雪は運べる固形の淡水なの!!!!
対面で話す人くらいしか頭にないと、
これだけ認識が狭まるのが、
なんとももどかしい話だ。
東北で育てた米をアフリカに送るよりも
その前に雪を雪解け水を運んで送れ!!!
根本的な理解が間違ってる。
雪遊びに笑顔 知名町・上城小 卒業生がプレゼント
南海日々新聞
鹿児島県知名町の上城小学校(松山淳校長、児童18人)に10日、同校卒業生から送られてきた雪に触れる体験会があった。児童たちは雪を丸めて投げたり、ウサギの形を作ったりして、めったにできない雪遊びを楽しんだ。
雪は、新潟県在住の中村音代さん(71)が「沖永良部島の子どもたちに雪を体験してもらい、地域によって違いがあることを学んでほしい」と2019年からこの時期に届けている。今回も中村さん自ら山奥に積もった雪を発泡スチロール箱に詰め、自身の帰省に合わせて雪を送った。 体験会では、届いた箱を開けて真っ白い雪が見えると、子どもたちから歓声が上がった。早速なめて味を確かめる児童も。児童一人一人に雪が配られ、ナンテンの実と葉を使ってウサギやだるまを作って遊んだ。 初めて雪を触ったという児童は「雪は氷よりも冷たくてびっくり。雪で遊べて楽しかった」と笑顔で話した。
鹿児島⇔宮城 国産堆肥や稲わら流通で
安定供給を 外国産1.5倍値上がり受け国産でコスト削減目指す
農業資材が高騰するなか、国内で安定供給を図ろうと、鹿児島と宮城をつなぐ肥料の流通システムの実証試験が始まりました。 流通システムの実証試験を始めたのは、
JA鹿児島県経済連とJA全農みやぎです。
現在、国内の農業資材は原料高騰や円安によって値上げが続いていて、家畜の飼料などに使われる稲わらは、外国産は5年前に比べおよそ1.5倍値上がりしています。 広域流通は1500キロ離れた鹿児島と宮城を結び、畜産が盛んな鹿児島からは堆肥を、稲作が盛んな宮城からは稲わらを運ぶことで、国内産の資材でコストを抑え、
安定的な供給を試みます。
(JA全農みやぎ大友良彦県本部長)「(稲わらが)管内だけでは余ってしまう状況。これだけ離れていても、しっかりできるのではと期待している」
(JA鹿児島県経済連 出原照彦理事長)「我々の堆肥を水田・畑に入れていただいて、そこでできた稲わらなどを鹿児島に、ダイナミックに全国を通じてやっていきたい」
流通試験では、トラックやコンテナなど輸送手段を試しながらコスト削減などを図っていくということです。
MBC南日本放送 | 鹿児島
↓干ばつ 世界、などで画像検索しただけ。
あるいは、山火事、カンガルーとかで。
オーストラリアなんか、毎年山火事で大変というNewsが出ない年はないくらい。
人間の分を確保する影響で、野生動物が圧迫されている。
豪で干ばつ拡大、約50年ぶり少雨 穀物不
作で輸出減
南西ア・オセアニア
【シドニー=松本史】オーストラリアで長引く干ばつの影響が広がっている。2019年に入ってからの降水量は54年ぶりの少なさだ。20年にかけて小麦や菜種などの生産量は過去10年の平均を大きく下回り、牧草の減少などで食肉や羊毛の輸出も落ち込む見通し。干ばつの規模は従来より拡大しており、地球温暖化が一因との見方もある。豪経済や世界の農産物市場に影響を与えそうだ。
「豪産小麦不足がもたらす食の安全への不安」。3日、豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューはこんな見出しの記事を掲載した。
内容はこうだ。長引く干ばつで豪州の小麦生産が減少し、輸入国のインドネシアでは豪産小麦が不足した。代わりに黒海周辺やアルゼンチンから輸入を増やしたが、麺に加工すると豪産に比べ色が濃くなり、消費者の受けが悪い。製麺業者は漂白のために化学物質を加え、安全性の懸念が出ているという。
「ニューサウスウェールズ(NSW)州やクイーンズランド州の状況は非常に悪かった」。豪農業資源経済科学局は9月、19年度(19年7月~20年6月)の小麦や大麦、菜種など12種類の冬季栽培作物の総生産量が約3380万トンと、過去10年の平均を16%下回るだろうと発表した。重量ベースで生産量の過半を占める小麦は10年平均を22%、菜種は同29%割り込む見通しだ。
豪政府によると、19年1~9月の豪州全体の降水量は1965年以来の低水準に落ち込んだ。豪州の家畜飼育は放牧が主流だが、小雨で牧草の生育が進まない。農業資源経済局は9月、19年度の牛肉や羊肉など家畜関連の輸出額が前年度比14%減になる見通しだと発表した。
豪準備銀行は8月の金融政策報告書で干ばつによる生産量の低下に加え、水資源や飼料費用の増加で、1~3月期の農家の収益が18年4~6月期に比べ24%下落したと指摘した。「今後3カ月も国土の大半で平年より乾燥した状況が予想され、農業部門のさらなる弱さにつながる可能性がある」としている。
米農務省によると、18~19年度の豪産小麦・小麦粉の輸出量は約984万トンで、世界全体の輸出量の約5%を占める。豪州の農業は国内総生産(GDP)全体の3%を占め、干ばつが続けばGDPの押し下げ要因になりかねない。
加えて深刻化するのが、乾燥と高温による森林火災だ。豪州の森林火災はシドニーのあるNSW州では夏を迎える12月ごろに多発する。しかし今年はすでにクイーンズランドやNSW州で100を超える森林火災が発生している。
政府機関の森林火災・自然災害研究センターは、降雨量の少なさなどから「東部の多くの地域で森林火災シーズンが例年より早く始まった」と指摘する。「高温や強風が(今後も)火災の発生リスクを高める」と警告している。
オーストラリアは慢性的に水不足で、毎年山火事のニュースが出る。
広い大地に海からの湿気は遠く、高い山がないので、水蒸気を捉えない。
しかし、大気に湿度がもう少しあれば、植物の発火は少なくなるはず。
少ない水分を、人間の耕作だけに使い尽くすようなこともしないで済む。
(日本では当たり前の、夏の打ち水で気温を下げる生活の知恵もなく
ミストで気温が下がる実験を、科学者がしてたりするのだ。)
つまり、淡水を売るには長いお得意さんになる可能性が高い。
そうなれば、ウィンウィンという奴じゃないですか。
なんでそうならないのか、解らないからイライラしてる。
水(雪)がありすぎて困るなんて、日本くらいなもんなのだ。
つまり、輸出もできるし、外交交渉の交換条件にだって出来るわけだ。
内陸では水が不足しているから、中国人は水源地を買いたいのだ。
十分あるなら、いらないから買わない。
雪を運んで渡せれば、食糧不足の問題だって回避できるかもしれない。
せめて、豪雪地帯の除雪費くらいはまかなえるほどの利益がでるのが理想だけれど
持ち出しでお米作って送れる余裕があるなら、タンカーで雪解け水をブレゼントしたほうが、どれだけ助かるか。
飲み水が無いときに、おいしいお煎餅ですからどうぞと
堅焼き煎餅もらって嬉しいですか?
相手の状況をまず知れよ。
こっちでは余ってて困るものを必要とするところは
絶対にどこかにあるわけだ。
あっちではこれがないから困ってる。
こっちはありすぎて厄介者になって困ってる。
マッチングこそが鍵。
何のために、学校で地理を習うのか、教えるのか?
パキスタンは、水がないわけではないけど、飲み水に使えるようなきれいな淡水がない。それは除雪とは直接は関係はないが、こういうところもあるという例。
パキスタン大洪水の現地の今 「飲み水、食料、生活用品などすべてがない」状況〈AERA〉
NGO国境なき子どもたちが提供した給水システム(撮影/フォトグラファー・清水匡)
3300万人が被災した2022年6~8月のパキスタンの大洪水。同年12月に現地をたずね、被災の現状を撮影、住民の声を聞いた。AERA 2023年2月20日号の記事を紹介する。 【写真】記録的な大雨で水路の堤防が決壊した
(部分)
■再開のめど立たず
インダス川とその支流を水源とするシンド平原には古くから無数の灌漑用水路が整備されていたが、記録的な大雨により各地で用水路が氾濫し大洪水に見舞われた。
私がアリムラッド村を訪れるとフォジアさんが手招きし「うちの様子を見てください!」と訴えかけてきた。ブロックでできた家は外壁だけが残されているものの、もちろん住むことはできない。水道設備も流失した。自治政府から2、3日おきに給水車がやってくるが、「これだけで足りるわけはない。水が引いて村に戻ることはできたけど、飲み水、食料、生活用品などすべてがないんです!」。 農業で生計を立てていたフォジアさん一家。村周辺の田畑が水没、湖のようになってしまい、農業を再開するめどが立たない状態が続く。フォジアさんは不安と不満を私に爆発させた。
ムハディスマイルマグシ村のグランナビさん(78)は泥でできた家が降り続く大雨と洪水で崩れ避難したときのことを話してくれた。
■腕の中で孫が 「水路が決壊し洪水が押し寄せてきた。このまま村に居続けることはできないと思い、2キロほど離れている幹線道路まで避難しました。雨をしのぐ場所もなかったからヤシの葉などで屋根を作り、身を寄せ合うように過ごしました。この地方は猛暑で有名ですが、濡れた体には夜は厳しかったです。1歳と1歳半の孫が高熱を出したんですが、道路が寸断されていて病院に連れて行くこともできず、母親の腕の中で死んでしまった。村の子どもたちはきれいな飲み水がないからおなかを壊して下痢をしているよ」
井戸水は水質が悪く塩分も多く含まれているため飲料には適していない。村の人たちは濁った水路の水を汲み飲料水としていた。ポリタンクに水を汲みに行くのはもっぱら女性や子どもたちの仕事だ。
NGO国境なき子どもたちパキスタン事務局のジャベッド・イクバルさんは「とにかく衛生的な水が必要です。そして住む場所も。私たちは370世帯にテントや衛生用品を配布し、ろ過給水システムを設置しましたが、被害の大きさが尋常ではなく、国連や政府を始めとする支援が全く足りていません」と、更なる支援を訴えた。
被害が大きい南部のシンド州とバロチスタン州は元々、米、小麦、マスタード、サトウキビなどの生産が盛んだが、田畑の水が引くにはまだ時間がかかる。仮に農業が再開できても収穫までにはさらに数カ月を要するため、村人の収入、さらにはパキスタン全土における食料不足も懸念される。
(略)
こちらに必要なのは水の浄化(蒸発蒸留が太陽だけでできるはず)とか、
治水の知識と技術だろうが、
豪雪地帯はとにかく飲み水の心配だけはないだろう。
天からいくらでも水が降ってくる。