TODAY'S
 
シェフの手は魔法の手



「とにかく厳しいけど

料理もサービスも一流」



先生からそう伺って

就職する前にどんな世界なのか知りたくて

そのレストランで

アルバイトする事になりました。



27歳の若いシェフ

天才肌でセンスに溢れる方

努力を人に見せない

容姿も料理も

「完璧!」な方



初めてキッチンに入った時

ぴーん!と張り詰めた空気感

営業時間は更に戦場で

邪魔にならないように気をつけながらも

初めて見る光景に

心から感動しました。



各持ち場の料理人が

それぞれ自分の仕事にプライド持って

フルコースの料理

1皿1皿を

丁寧に仕上げていく



1皿の中にも

サラダ場担当の人は野菜を

メイン担当の人は肉.魚を

シェフが仕上げの火入れ

肝心なソースを



それぞれが次の一皿を

ベストな状態で完成させる為に

お客様の食べるペースから逆算して準備をし

ホールスタッフから声がかかった瞬間に



「1皿を完成させる」



フルコースだと8皿.9皿になるフレンチ

何組もお客様が来店されてると

大切なのは

ホールとキッチンの

コミュニケーション



全ては

「お客様にベストな状態で

料理を楽しんで頂く事」



戦場のようなキッチンには

繊細な料理と

職人のような料理人がいて。



その光景に

ただただ

「美しい」

と感動したんです。



とにかくその場にいたかったし

私も作る側になりたいと

心から思いました。



シェフの料理は

一目見た瞬間からワクワクする

家にある食材だって

シェフの手にかかれば

こんなオシャレにひらめき電球

こんな人を笑顔にさせる物に変わるひらめき電球



シェフの手は魔法🪄



もう24年前

鮮明に覚えてるこの感動

今も変わらず私のテーマになってます。




「私も人を感動させれる

モノづくりがしたい」



「美しい物を手掛けたい」



つづきは

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