次に、旧約聖書において重要な場所であるネボ山へ向かいます。

チケットは3ヨルダンディナール(633円)

ゲートを通り進んで行くと、石碑が見えてきました。

2000年に教皇ヨハネ・パウロ2世が訪れた際の記念碑だそう。

こちら側から見ると、モーセの横顔に見えます。

そして反対側から見ると聖書になってるんです。

モーセの記念碑、キリスト教徒の聖地ということが書かれてる石碑もありました。


そう、ここは旧約聖書に出てくるモーセゆかりの地として有名な場所なのです。

ゆるやかな坂を上っていくと、ほどなくして教会が見えてきました。

120歳でこの地で生涯を閉じたと言われるモーセを偲んで4世紀に教会が建てられたそうですが、現在のフランシスコ修道会の教会内部にその遺構が残されています。

 

教会の近くには、十字架に絡みつく蛇のオブジェがありました。

イタリアの芸術家の作品で、モーセが荒屋で作った青銅の蛇とイエスが磔刑にされた十字架を表しているそう。

 

結構大きなモニュメントでした。

教会の前には、展望台がありました。

ネボ山は、神がイスラエルの民に与えるとした「約束の地」をモーセに見せた場所だそう。

遠い昔、モーセもこのあたりから見下ろしたのでしょうか。

 

霧か濃くてあまり遠くまで見渡すことができなかったのですが、方向を聞いてその地を想像してみたりして。

モーセは一度だけ神に背いてしまったため、約束の地であるカナン(パレスチナ)に到達することはできず、その目前で亡くなってしまいました。


そしてネボ山がモーセ終焉の地というだけで、どこで亡くなったか詳しい場所まではわかっていません。

 

フランシスコ修道会の教会(モーセメモリアル教会)に入ります。

4~6世紀にあった教会と修道院の跡地に建てられたそうですが、両脇にあるのは当時の柱なのかな…

モーセを描いてるのかな?ステンドグラスが綺麗でした。

モザイク画と一緒に

 と、ブログを書いている途中でふと重大なことに気づきました。一つ見ていなかったものがある!?教会左奥にあるモザイク画を見忘れていました😱

 

旅友から送ってもらったそのモザイク画↓

あ〜、この教会に入る前にガイドさんから解説あったのに〜💧ビザンチン時代のモザイクで、絵によって話を継承していったことを表すと。

 旅友からも、結構な大きさだったので、見てなかったとは、正直ビックリだと言われました💦私こそビックリですチーン


しかもとても可愛らしい素敵なモザイクではないですか…祭壇に気を取られていて見逃してしまった。


これは、またこの地に行けということでしょうか。(都合よく解釈)


教会を出ると大きな丸い石板がありました。

かつての教会の扉だそう。教会が要塞のような役割を果たしていたのでしょうか。


ネボ山をあとに、ヨルダンの伝統料理であるマンサフを食べに行きました。

ご飯の上に煮込んだ羊肉が乗ってます。

小麦粉で作られた皮の蓋をはずして…

取り分けて上にヨーグルトソースをかけていただきますもぐもぐ

羊の臭みもなくヨーグルトソースの味も程よい酸味で美味しかったです。ビュッフェにあった、デザートのモンキーバナナ?も美味しかった👍 


マンサフは、お祝いとか特別な日に食べられるもので、ヨルダンの人々は普通は鶏肉を食べることが多いそう。


さあ、いよいよ楽しみにしていた死海へ向かいます🚌