アマヤヒルズで一泊した翌日、朝イチで連れて行かれたのが、シルクなどを扱っているお土産さん
店に入るなり早速、商品のデモンストレーションが始まりました。
「スリランカのシルク、上質ですよ触ってみてください」そして「日本で買うと、この2~3倍はします」と店員さん。
いつもなら興味深々に話を聞くところですが、今回は何も買わないつもりで来たので、とにかく店員さんにロックオンされないように気をつけることにしました。
対策として、同じツアーのしっかりしている女性と一緒にいてもらうことにしました。
これで安心と思ったのも束の間、商品説明が終わると一人につき店員さんが一人、後からついてくるではないですか。
きっと私達が説明を聞いている間、「あのお客にはあなたね」と割り当てられていたんだと思います。
私にも店員さんが一人ピタッと隣について来ました。私もしっかり者の同じツアーの女性にピッタリついていきます。
その方にも店員さんがついて来て、商品を勧めたり話しかけるのですが、何を言われても「いい、いらないわ~」と断っています。
そのあざやかな断りっぷりに思わず羨望のまなざし。そして私も「いえ、いらないです」としばらく応戦しました。
このお店では無料でサリーを着せてもらえるとのことで、私もお願いしました。
店内のはじっこにある撮影スタジオみたいなところで記念撮影(後ろに見えるのはシーギリヤロック)
慣れた手つきでサササ〜と着付けをしてくれた私担当の店員さんと。
美人な店員さんでしたが、お顔を出していいかわからないので隠させてもらいます。
今回、思いがけずお土産屋さんでサリーを着ることができてとても嬉しかったです。
インドでも、いつも着やすいパンジャビドレスしか着たことがなくてサリーは憧れでした。
とても素敵なサリーだったので、参考までに値段を聞くと、電卓で日本円にして(確か)17500円と教えてくれました。
サリーの相場が良く分からないのですが、大体こんな感じなのでしょうか。インドの国内線旅客ターミナルのお店で買ったパンジャビドレスは8000円くらいだった気がします。
どちらにせよ観光客値段なんですね。
値段を聞いたことで脈ありと取られてしまったのか、最後に店員さんの猛プッシュが始まってしまいました。
ここは私も最初からサリーを買うつもりはないと言っていたし、加えて「日本で着る機会がないから」と断り続けました。
奥の方で女ボスみたいな人がこちらを見ているのがわかりました。
彼女からの圧力があるのか、最後の頑張りを見せる店員さん、なんと10000円にまで値下げをしてきました。
(この値下げ幅には驚きましたが、スリランカでは値段交渉をすべきと言われるのがよくわかりました)
時間もおしていたので、ここでも断り通して逃げるように立ち去ることになってしまいました。
途中までとても感じよく接してくれた店員さんだったのに、私がどうしてもサリーを買わないことがわかると、こちらが申し訳なくなるくらいがっかり感を全身から出していました。
スリランカのお土産店では、なかなか気持ち良くお買い物をすることができなかったのが残念です。
ただ、このお店で買ったTシャツはとても安かったのにも関わらず、シワになりにくく何度洗濯してもよれたりもせず綺麗に着れているので、とても良い買い物ができたと思います。
しかも、最終日に少しだけ立ち寄ったコロンボのお土産屋さんでは、同じTシャツが3倍以上の値段で売られていたので、ここはやはり良心的なお店だったんだと思いました。
シルクのスカーフも、涼しくなってきたら使うのが楽しみです。
Kandyにある、ALOY GEMS & jewellery というお店でした。
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お土産屋さんというわけではないですが、キャンディのローカルマーケットにも行ったので備忘録として。
最初に連れていかれた市場みたいなところ
すごく騒がしくてガラも悪い感じでここは苦手でした
さっきの喧騒から離れられてホッとした通路
一昔前の上野のアメ横みたいな感じでしょうか。
果物も売られていました。
バナナは日本の方が甘みがありました。
さっぱりした味のパパイヤ
宝くじ売り場もありました。
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スリランカのお土産
今回もいろいろ購入しましたが、スリランカ人が利用するようなスーパーで買うのが一番安いし安心だと思いました。