今回のマルタ旅行で泊まったホテル : ゴールデン チューリップ ビバルディ
旅の間はずっとこのホテルに泊まりました。
お部屋も普通に快適でしたが、事件はすぐに起こりました。
初日の夜、あれ?洗面所の排水栓が開かない
お風呂の栓も閉まったまま。
どこで開け閉めするのかもわからない。
栓を引っ張ってもすぐ閉まっちゃうし、とりあえずお風呂はシャワーの管をつっかえ棒にしてそこから排水し、その日は洗面所は使わずお風呂場で歯磨きなど済ませました。
翌朝、今度はトイレを流そうとしたら流れない
気づくとチョロチョロずっと水が流れているけど、ボタンを押しても全然流れない。
幸い小のみだったのでチョロチョロの水でも何とか大丈夫そうだけど、トイレが流れないのは一大事です。
早速添乗員さんにトイレが流れないことと、洗面所とお風呂の排水栓のことも相談しました。
すると添乗員さんが早速フロントスタッフの方に言ってくれて、私が観光中にトイレを修理してもらうことに。
で、その時のスタッフの方の説明でわかったんですが、洗面所やお風呂の排水栓は強く押すと開くんですね。
やってみたら簡単に開きました。
部屋に帰ってきた頃には、トイレも直っていました。
なぜ故障したのかはわからないんですが、流すとき恐らく大用と小用のボタンがあって、私は両方とも押しちゃったからかもしれない…
その後はどちらか一方のみ押すようにしたら、大丈夫でした。
トイレが流れなかったのはやはりショックだったので、帰国後すぐにこれをポチりました。
折りたたみ洗面器。これに水をためて流せば最悪の事態は免れるはず。
何かを洗いたい時も水をためられるから便利ですね。今度からスーツケースに入れて持っていきます。
ところで、これは私が泊まった部屋のベッドの左側に飾られていた絵ですが、何を描いたものでしょう?
こちらが実物。ヴァレッタの国立考古学博物館に展示されていました。
「眠れる女神」と呼ばれるマルタの女神です。
約12㎝のベッドに眠る女性の姿は、死または永遠の眠りを表しているそう。
マルタの女神はどれも豊満な体型なんですよね。豊穣や子孫繁栄の象徴と思われます。
そしてこちらの絵も部屋にあったもの。
実物はゴゾ島のジュガンティーヤ神殿を見に行った時、隣接されている博物館で見ました。
この人物の髪型を見ると、まっすぐに切りそろえられたオカッパのような髪型です。
大古の昔にも(五千年くらい前)髪をこのように切りそろえられる道具があったということなんですね。
そしてそういう道具を作るには、非常に高い技術を要するそうなんです。
巨石を積み上げたり、オカッパを作ったり、太古の人達の技術って現代人の想像をはるかに超えるものだったのかもしれませんね。(私は巨石神殿を作ったのは巨人だと思ってますが。)
気づかないとただの絵だとスルーしちゃうと思いますが、マルタの歴史が垣間見れるホテルの部屋でした。
ところで、なんでいつも壺とペアで描かれているんだろう?もしわかる方がいらっしゃったら、教えてください。
では、長くなったので続きはその2へ。