今週は20日におとめ座にて新月、
23日に秋分を迎えます。
もう秋分とは・・・
早すぎてびっくりします。
新月のホロスコープを見てみると、
人間関係の部屋に多くの星が集まっていて
「人」との関係に焦点が集まる一週間と
なりそうな感じがします。
古くは、セックスと死と遺産の部屋
などと言われた8ハウスですが
現代では、
思い通りにならないものの部屋
という方がピンとくると思います。
そこで迎えるおとめ座新月です。
人の心というのは
思い通りにならないものの一つ。
自分の思い通りに
人がしてくれたら
楽だけれど
そうでないこともある。
あなたの望むような形ではないにしても
それでもそこに宇宙の愛はあるはずです。
あなたと誰かの
感性の違い、価値観の違い、考え方の違い。
ギリギリと歯ぎしりをしたくなるような
違いだとしても
その違いを飲み込んでしまうタイミング
のように感じます。
あなたが感じる違和感を
無視しましょうと
言っているのではないのです。
理解不能、対話不能と思えるような人を相手に
さんざん苦しみながら
だからこそあなたは
あなたが作る世界をより幸せなものであるように
あなたが信じる愛の形をより浮き彫りに
することができるのだろうと思うのです。
思い通りにならないことの中でとどまるよりも
あなたがあなたの愛を体現することの方が
あなたの人生を豊かなものにするのだろうと思うのです。
悲しみは、喜びに
淋しさは、つながりに
怒りは、情熱に
恐れは、勇気に
ちゃんと通り抜けたら
痛みは、愛に
変えることのできる力を持っている
わたしたち人間だと思うのです。
8ハウスおとめ座での新月。
おとめ座の物語の主人公ペルセフォネと
冥界の王ハデスの結婚を思い出しました。
若く美しいペルセフォネは、
ハデスに誘拐されて
冥界の王の妻となるのですが
どうしても嫌だったなら嫌だったなりの
逸話が残るであろうギリシャ神話。
誘拐され、異界の地・冥界で
ペルセフォネは
地上に戻りたいと泣きながらも
ハデスの真面目で誠実な人柄に惹かれていったとも
ハデスの純粋さに触れて心を開いていったとも
言われています。
こうしてハデスを受け入れたペルセフォネ。
思い通りにならない中で生きる姿は
今も昔もあるのかもしれませんね。
今週も素晴らしい一週間をお過ごしください
ありがとうございます。
山咲マリア
peace of i
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