呼ばれて飛び出てずべっしゃぁぁぁ…
観てきました!
これは文庫の表紙ですけども。
先週末から全国公開しています『陽だまりの彼女』を観てきました。
独りで!男独りで!
レディースデイだったので周りは女性客かカップルかっていう状況で。
まぁそもそも「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」という触れ込みのこの作品、そのポップが出回る前に読んでました。しかもそのあと女子に「これ絶対面白いから」と勧めてました。
あっれーーー?
とまぁ馴れ初めなんか言ってみたり。
作品も小説を読んで感じたのと同じくテンポがとても緩やか。浩介と真緒の恋を丁寧かつ柔らかく描いてました。
原作のラストは映像としては表現が難しく、どうまとめるのかな、と思っていたら…あれはもう原作超えたラストですね。引っかかりとか全部飲み込めました。
さて…ここまでがバレなし感想。
こっからはネタバレ感想行っくよー?
…
……
振り返るなら…今のうちだよ……?
ふはははは…
…
……
え?今の誰?あ、スタッフさん…ご苦労様です。
はい、よいかなー?
冒頭から思いっきりネタバレをかましてましたー。あれだけは原作読まずに見てたら繋がらないシーンだったし、読んだ人には原作では多くを描いてないシーンでちょっと嬉しかったり。
シーンは変わり浩介のマンション。起きる時間が8:30であることが伏線とは…
そして浩介出社シーンからの真緒初登場。浩介の上司役の大倉考二さんが実にいい味。ナイロン100℃の役者さんだそうで。
彼に限らず、浩介と真緒以外の人達が実に印象的。原作だとあとは真緒の両親くらいしか詳しくは書かれないのですが、否が応でも目に入る映像化だとこういった所も気が抜けない所。リアリティに直結しますからね。
ここからは概ね原作通り。でも真緒の会社から去る浩介を見つめる真緒だったり、映像だからこそ映えるシーンがちらほら。
原作では二人の地元が千葉の鎌ヶ谷なんですが、映画だと江ノ島周辺になってて、デートシーンとかが良かった(鎌ヶ谷の皆様ゴメンナサイ!)。江ノ電で浩介が電車オタクだと表現出来たり江ノ島と言えばネコ、って事で…だったり。
一気に飛んでラスト。だってそれまではホント丁寧に原作を描いていて二人のいちゃラブっぷりを見せつけられるので。
原作だと消えた真緒は見つからず、最後に真緒と会えた所で終わってるのですが。映画だと最後を共に過ごして。でも、別段再会を約束するわけでもなく、思い出を作って、それで別れて。
そして再び始まる日常。起きる時間は7:30、コップには3の文字。もう、分かりますよね。
何事もなく過ぎる日常。でも、過ぎた時間は必ずある。真緒が消えた事で失ったはずの記憶。行こうと約束したクリスマスのニューヨーク。浩介の耳にはビーチボーイズの『素敵じゃないか』が届く。静かに泣く浩介。手の傷は薄れても、新たな痕が刻まれる。心に刻まれた『素敵じゃないか』。
その歌詞が流れ、そして…
その後は、ネタバレといえど言えません。陽だまりのような暖かな奇跡は、皆さんでみてください。