今週は土曜日・日曜日と仕事で、今日(月曜日)は休みだけど、まったり家で過ごしてる俺です。
夜、飯食いに出かけるのですが、それまでベッドの上でゴロゴロして…
スマホで色々見てるうちに、あるものを見つけ、ある事を思い出しました。
あれは、俺がまだ小学2~3年生の頃。
寒い冬の事…
今じゃ法律?条例?でNGな行為ですが、当時は一斗缶で家庭ゴミを燃やすって習慣があり…
うちでも、家の前でゴミを燃やしてました。
※今思うと、あんな住宅密集地で、煙をモクモク出しながらゴミ燃やすなんて考えられないですよね(^_^;)
その日も、母に頼まれて、ゴミを燃やしてたのですが…
寒かったので、その一斗缶の焚き火の暖を求めて、俺と同い年くらいの女の子と、その弟(3~4歳くらい)がやってきました。
火の前で手を暖める二人…
黙々とゴミを燃やす俺…
同い年くらいの女の子がいたので、なんか恥ずかしいって言うか気まずいので、会話を交わす事なく黙々とゴミを燃やし、全てを燃やし終えた俺は家の中に入りました。
俺が家に入っても、姉弟2人は焚き火で暖を取ってました。
それから、次の日も、また次の日も…
ゴミを燃やしてると、その姉弟はやってきて、焚き火で暖を取るようになった。
俺がゴミを燃やすのは、夕方の18時から19時くらい…
冬なので、辺りは真っ暗です。
そんな時…
父が帰宅して、暖を取ってる姉弟を見て、『どこの子なの?』っと優しく尋ねた。
すると、うちから10mくらい離れてる近所の子のようだ!!
その日も、ゴミを燃やし終えて家の中に入ったのだが…
父が、二人が気になったのか、再び見に行くと…
姉弟は、まだ焚き火の前で暖まっていた。
うちの父は、基本おっかなかったが…
情にもろいって言うか、優しい面もあったので、その姉弟を放っておけなくて…
お姉ちゃんの方に、『お父さんとお母さんは?』って尋ねた。
お姉ちゃんの答えを要約すると…
お父さんは離婚していない…
お母さんは、おそらくだが水商売で、夕方から深夜まで仕事で不在…
姉弟はまだ幼いので、お母さんから家の中でストーブを使う事を禁止されていた。なので家の中は極寒でいられない。
大体こんな感じで、お腹も空いてるし、寒いので、毎日のようにうちの前に来て暖を取っていたようだ!
それを聞いた父…
おせっかいで情にもろいので…
すぐその姉弟を家に招き入れた。
母がココアを作って出してあげたら…
姉弟は、本当に美味しそうにココアを味わっていた。
それを見た俺は、自分も幼いながらに、この姉弟は普段ココアを飲んだ事ないんだなと想像がつき、可哀想になった。
最初緊張していた姉弟も、次第に落ち着いてきて…
俺の4歳上の兄が、二人と遊んであげて…
二人はどんどん笑顔になってきた…
母がラーメンを作ってくれて、二人はよっぽどお腹が減ってたのか、あっと言う間にたいらげた!!
時間も21時を過ぎて…
父が、『もう遅いから、今日はお家に帰ってお布団の中に入って寝な! また明日も来ていいから!』っと優しく言うが…
二人は帰りたがらない…
よっぽど暖かい我が家が気に入ったのだろう。
しかし、帰さなきゃまずいので、なんとか帰るように促すが、弟は泣き出してしまった。
仕方ないので…
俺が使わなくなったオモチャを、いくつか渡して、『これあげるから帰りな!』っと促す。
すると泣き止んだが…
最後に、『これ欲しい!』っと、あるオモチャを指差した。
それは、ひらけポンキッキのキャラクターがボールを蹴って、ボールを上に運ぶ『キックでポン!』ってゲームだった!
キックでポンは、俺も気に入っていたゲームで、まだ手放したくなかったので…
『これはダメ!』って断ったが…
弟は、また大泣き(^_^;)
それを見た父が俺に、『また買ってやるから、これはあげちゃえよ!』っと言ってきた。
渋々ではあったが、キックでポンを弟にあげた。
弟は大喜びで帰っていた。
そして…
その後も暫く、その姉弟は、夜になるとうちに遊びにくるようになったが…
春を迎える前に、何処かへ引っ越したようだ。
二人の母親は、一度もうちにお礼にくることはなかった。
事情があったにせよ、幼い子供をくそ寒い部屋に置き去りにして、我が子がお世話になった人へお礼も言えないなんて、非常識な親なんだなと思う…
まぁ、そんな時代だったのかな?
そんな思い出があるのだが…
何気にメルカリを見てたら…
その『キックでポン!』ってオモチャ。
今、メルカリで、なんと10万円で取引されてました!!
何に値がつくか分かりませんね(^_^;)
あの姉弟は、幸せな人生を送ってるのかなぁ?
