さて3月8日(木)午後2時から8時まで「新北投温泉招待所」で行われたカラオケ大会(実際は、石門環さんの「日本語カラオケ教室)の訓練会だったようですが、参加者は全部で14名、そのうち男性5名、女性9名。

何処の国でもそうですが、女性群の社会進出は目覚ましいですね。私なんか中国語ができない故もあり、タジタジになりそう。年齢も女子大生(21歳)から私みたいに定年を迎えた人まで実に多種多様。

今日はその中の一人、黄(ファン)さんという一人の女性をご紹介いたします。その人は、現役時代は「台湾原子能委員会秘書部(総務部)会計室主任」だったそうです。これはすごく偉い人です。台湾で肩書きに「主任」が付いたら、大騒ぎする必要があります。それは部長を、室長を意味します。

石門環さんがそっと耳打ちされましたが、その意味が後で分かりました。「会計室長」だった人です。そうと分かれば、それなりのご挨拶をしたものを、後の祭りでした。

黄さんは日本人歌手で言えば、森昌子に似ている。体全体で歌うと言うか、体の隅々から声が良く出ている。確か「長良川ブルース」だったと記憶していますが、歌唱力、譜回し、間の取り方など、いずれも100点満点。

もし黄さんがNHKの「のど自慢大会」に出ていれば、間違いなく「今週のチャンピオン」へ、そして3月に行われる「今年のチャンピオン大会」では、間違いなく「3位に入る人」。それぐらい素晴らしい。

私はこれまで台湾の人の歌いぶりを見学させていただきましたが、この人はNo.1ですね。そんな名人クラスの人に会えたのも台湾旅行の良い思い出。日本人でも難しい演歌をさらりと歌いこなされると本当に驚いてしまいます。

この調子でいくと、間違いなく日本のカラオケは台湾人に乗っ取られてしまう。それも仕方ないですね。日本人と台湾人では、カラオケにかける情熱が違います。

思い出しましたが、今から約8年前のこと。私がまだ日本原子力文化振興財団に勤務していた時の事、「趣味はカラオケ」と言うと周りの女子職員から蔑みを受けたものです。まして「デッエットして下さい」なんて言おうものなら、セクハラ扱いされた時代です。

台湾では「デッエットしてください。」と言われ、私は余りデッエット曲を知らないので、丁寧にお断りすると、「何だ、このおじさん、デュエットもできないよ!」と言われそう。「所変われば品変わる」とは、良く言ったものですね。それにしても延々6時間に及ぶカラオケ大会とは驚きましたね。

そして最後は、お決まりの「勿忘草を貴方に」で終わり。疲れたけど、とても良かったです。(終り)