3月11日(木)記者会見 第三者の関わる生殖技術について考える会 | 活動家一丁あがり!受講生のブログ ~アクティブな市民への道のり~

活動家一丁あがり!受講生のブログ ~アクティブな市民への道のり~

PARC自由学校「活動家一丁あがり!」講座の受講生たちが、
学んだこと、感じたことを どんどん発信していきます!

プレスリリース


報道関係者各位

■「第三者の関わる生殖技術について考える会」
■ 立ち上げ 記者会見のご案内 3/11

◎ 日時:2010年3月11日(木)14:00~(約1時間程度を予定)
◎ 場所:厚生労働省記者クラブ
出席者:AID(非配偶者間人工授精)で生まれた当事者数名
    才村眞理(帝塚山大学 心理福祉学部)、長沖暁子(慶應義塾大学 生物学教室)ほか

 現在日本では、夫婦以外の第三者の精子や卵子を用いて子どもを得たり、他人に出産を依頼するといった生殖技術が行われ始めています。匿名の第三者による精子提供(AID)は60年以上前から行われていますが、
その振り返りは行われておらず、子どもが生まれた後にどんな問題が起こっているのか、生まれた人は何を考えているのかなどわかっていません。

 
 私たちは、社会的議論のないままに事実先行で進んできた(進んでいる)第三者の関わる生殖技術には反対します。この技術の現状と問題点を様々な立場から明らかにしたうえで、社会的議論が起こることを求めます。
この会にはAIDで生まれた当事者をはじめ、会の趣旨に賛同した研究者などが関わっています。まずはこれまで行われてきたAIDを振り返り、そして行われ始めている卵子提供や代理懐胎についてもその問題を
明らかにし、社会に問題提起を行いたいと思います。そのうえで、私たちの社会が本当にこの技術を必要としているのか、受け入れる準備ができているのか問い直したいと思います。

 記者会見では、団体を立ち上げるに至った経緯、わたしたちが問題だと考えていることなどをお話しさせていただく予定ですので、貴媒体にてご紹介いただければ幸いです。