「冬の兵士」上映会 | 活動家一丁あがり!受講生のブログ ~アクティブな市民への道のり~

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「冬の兵士」の上映会に行ってきました。

この上映会は、イラク帰還兵たちの証言集である「冬の兵士」(岩波書店)の出版を記念して行われたものです。


米国では反戦イラク帰還兵、IVAW(Iraq Veterans Against the War)がイラクからの軍の即時撤退を求める集会を開催し、イラク戦争での体験を証言しています。ベトナム戦争時、帰還兵たちがベトナムで行われている残虐行為を告発、軍の撤退を求めた集会の名にならいその集会は「冬の兵士」と名づけられました。

映画は、その集会の様子や帰還兵たちが現在抱えている心的問題、イラクでの状況などが80分に纏めらたものでした。


イラクからの帰還兵が話す証言は、私にとってとても衝撃的でした。

正直、何度も耳を塞ぎたくなりました。

私と同年代の帰還兵達の証言を聞いているのはとても辛かったです。

思い出したくもないであろう体験を大勢の人の前で語り、即時撤退を求める彼らの姿に強く心が打たれました。

彼らもまた戦争の被害者です。


イラクでは携帯電話を持っている人、大きな荷物を抱えている人、走っている人は敵とみなし市民であっても殺してもいいという命令が下されるそうです。例えそれが女性や子どもであっても。

洗脳された兵士達は市民が住む都市を膨大な爆弾で攻撃します。

その体験により、多くの帰還兵たちはPDSDに悩まされ精神的に不安定な状態になり、家や家族を失ったり、まともな職に就けずにいます。


米兵に父親が殺され、「お父さん」と泣きながら叫んでいる小さな女の子の姿、「イラク人の子どもが爆弾を持って米兵に近づいてくる・・・子供まで殺さなければならなかった。可愛い子だったのに・・・」と話す米兵の姿が頭から離れません。


たくさんの罪の無い人を殺戮したことにより、兵士たちはイラク占領政策に幻滅してます。

戦場で起こっている事実を身をもって知るIVAWのメンバーたち語る言葉はとても重みがあり、絶対に無駄にしてはいけないことです。

彼らがそれを世界に訴えることで一刻も早く戦争が終わることを望みます。


私がこのブログを書いている今も、戦争は起こっているのです。



受講生:藤田彩加