うちのシトロエンC4ピカソはディーゼルエンジン。
ひと昔前はディーゼルエンジンと言えば、黒煙や煤など環境破壊の象徴みたいな感じでしたが、今時のディーゼルエンジンは触媒内で排気ガスに尿素水を噴霧し、有害な窒素酸化物を窒素と水に分解する尿素SCRシステムが搭載されています。
んで、困ったことにプジョー・シトロエングループのその尿素SCRシステムがリコール出されてもおかしくないぐらいに故障例が多いんですよね。
それで今回の東北ドライブ。
出たわけですよその排気システム故障の警告灯が(汗)
このエラー出ると残り1100kmのカウントダウンが始まって、1100km走るとその後はエンジンをかけられなくなってしまうのです。
青森の北の外れでこのエラーが出まして、自宅までは残り約1000kmちょい
よりによってなぜこのタイミング・・・
東北の方なんてシトロエンのディーラー1県に1つあるか無いかぐらいなので、途中経由する新潟のディーラーに立ち寄ろうか考えて走ってると、完全には壊れていないのか警告灯が点いたり消えたりでなんとか帰ってくる事ができました。
警告灯が消えると一旦走行可能距離もリセットされるので。
東北ドライブ無事帰還し、GW最終日にディーラーにて確認。
アドブルーと呼ばれる尿素水を貯蔵するタンクと噴霧するためのポンプが一体になった部品ですが、多発している故障例と同様にポンプの圧力が低下しているという事でアッセンブリー交換が必要となりました。
うちの車は新車保証の3年切れていますが、ネットに色々出ている情報と同じように作業工賃と部品代の一部負担でよいとのことでした。
ちょっと前までは部品代も全額無料だったようですが、直近の話だと部品代の8%ほど?を負担しないといけないようです。
全額自腹だと12万円ぐらいする部品なので助かります。。
保証切れていても部品代全額払わなくていいとは、インポーター側もリコール並みに重大な案件と思っている証拠でしょう。
という事で部品も届いたので、昨日ディーラーにて交換作業。
無事に交換完了です。
一応対策品らしいので、今度は壊れずに走って欲しいです。
続いて本日はエンジンオイルとフィルター交換。
ディーラーでやると高いので、もともとアルファロメオでお世話になっていた主治医のところで保証が切れた後はお世話になっています。
普段は5,000kmスパンで交換していますが、今回は東北ドライブを挟んでいるので前回から6,000kmでの交換になります。
取説上では1年または20,000kmでの交換が推奨になってますが、ターボもついてるし早めの交換を意識してます。
オイルパンが樹脂製なんですよね。
ちょいとミッションケースのところにオイルが伝ってきているのが発見されましたが様子見で。
ちなみにオイルはLubross(ルブロス)のを使ってます。
ディーゼルと言えどDPFフィルターなどの排ガス浄化システムのおかげか、マフラーエンドに煤など全く付いていませんね。
マフラーの横の黒い部分が前日に交換したアドブルータンクになります。
あとは来月コーティングのメンテナンスをして春の整備は完了です。