ニコは今通っている中高一貫校にギリギリで合格しました。
全然届かないわけではないけれどちょっと難しいかなぁという位置からスタートし、最後の最後でギリギリ合格に手が届いたという、最終ライン上の合格者の1人です。
私はニコが合格したことは奇跡でも偶然でもなく、ニコが自分の力で合格ラインを超えて掴み取ったものだと思っているし、ギリギリだろうが最終だろうが胸を張って喜んでいいと思っています
ただその一方で、受験勉強をしている時期から今に至っても、ずっとモヤモヤしている気持ちを持ち続けています。
ギリギリで合格した子は、入学後は大丈夫なのか?
ということです。
おそらく周りのほぼ全員が自分より成績が良いという集団の中で、無駄に劣等感を持たせてしまうのではないか。
なかなか上へ上がれない(と思われる)状況で、自分を見失わずにモチベーションを保つことができるのだろうか。
そもそも勉強についていけるのか。
学校選びに関しては、少し背伸びをして上の学校を目指す子もいるし、余裕が持てる学校に決める子もいますが、結果的にどちらが良いかというのはおそらくその子次第なのだろうと思います。
レベルの高い集団の中で引っ張られて頑張るタイプの子もいれば、劣等感を感じて沈んでしまう子もいるでしょう。
余裕のある中でマイペースに上位をキープして次(高校や大学)の受験に繋げていきたいと考える子もいれば、まだまだ自分より下がいると思ったら安心と油断でズルズル落ちていくタイプもいるでしょう。
ニコが実際にはどんなタイプなのかは、まだよくわかりません。
ただ既に、自分よりレベルの高い集団の中に放り込まれているという事実。
幸い、現段階では学校の授業自体もついていけないということはなさそうだし、学校生活をとても楽しんでいる様子なので、後は自分のペースで頑張ってくれればいいなと願っています。
先月、新学期が始まってすぐに行われた学力テストは、すでに結果が返ってきました。
見たこともないような点数、そして順位でした
入学直後のテストということで、受験時の理解度がそのまま反映されている感じなんでしょうね。
ギリギリで合格したという自覚はあるので、順位自体は妥当というか、驚きはありません。
ただ、教科によってはこの点数……ホントに大丈夫?
これはないわーと呆れると同時に本気で心配になる点数でした。
受験生だった小学校時代は親がガッツリ伴走してました(そうしないととても無理でした…)が、中学に入ってからは少し距離を置いてもいいかな、と考えていました。
でもニコの現状を見ると、本人だけに任せるには危険すぎる点数だったので、まだ少し目を光らせていきたいと思います。
ちなみに、ニコは「最下位だけは避けたい」と言っていましたが、そこは無事回避されたようです。(目標低ッ!)
さすがに「最下位回避が目標」ではダメだろうということで、ニコと話し合ってとりあえずの今後の目標を設定しました。
次のテストは6月です。
がんばっていこう!