最近、円キャリートレードが話題になりましたね。
円キャリートレードと聞いて、私が思い出したのは幕末の出来事です。
幕末に日本の金貨が大量に海外に流出したのです。
今風に言うなら、金銀キャリートレードですね。
1、外国人が銀を大量に持って日本に来る
2、銀を大量の金貨に国際価格よりも安く交換する
3、大量の金貨を外国に持って帰る
4、外国人は他国で金を売って儲ける
5、江戸幕府は金貨の質を落とした
6、貨幣価値が下がったため物価が高騰した
7、攘夷運動に発展した
これは、日本史というより経済の話ですね。
上の1~6までは円キャリートレードと共通しています。
歴史は繰り返さないが員を踏む、という言葉を思い出しました。
今日も空港へ