誰しも後悔はしたくないですね。

何かを決断する際に、後悔を最小化するという理論があります。

5~6年前に、ポーカーのAIがプロのプレイヤーに勝ったというニュースがありました。そのAIには、後悔最小化理論が取り入れられていたそうです。


相手がどんなカードを持っているのか分からない。次にどんなカードが出るのか分からない。そういった不確実な状況でプレイヤーは決断する必要があります。

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、その理論を実践しているそうです。ゲーム理論とは違うとは思いますが。


投資に当てはめてみると、積み立て投資枠でオルカンを買うのか?SP500を買うのか?という議論があります。

私は、オルカンとSP500を半々で買うことにしました。
その方が後悔を最小化できると思ったからです。

全てオルカンを買った後、SP500のパフォーマンスがずっと良かったとしたら、SP500を買っておけば良かったなぁと後悔するでしょう。逆もまたしかり。

ただ、後悔をするかしないかはその人の性格によるんでしょうけどね。

後悔最小化理論を個別株にどう適用するかは要検討です。

個別株の売買という不確定なものに対して意志決定するには、確率論的に考えたり、リスクヘッジしたりするしかないのかなぁと思ってます。

大きな損失を抱えて退場するというのが最大の後悔になるはずなので、それを避けることを常に頭の片隅に置いておきます。