- あいすばーぐ流大学受験勉強法 - -5ページ目

どうしようもない暗記は語呂合わせで!

暗記は出来るだけ有機的にやりたいものです。
しかし、すべてを有機的には覚えられない現実があります。

例えば歴史系科目の年号など。大体の年代はいろんな知識を総動員させれば分るのですが、例えば近代になると1年1年に重要な事件が重なったりするので、これの順番を覚えないといけないときは、やはり無理があるのです。

そうなると、やっぱり必要なのが語呂合わせです。
語呂合わせを妙に嫌う人がいますが、この方法を見逃すのは非常に勿体ないし、避ける意味もありません。


医学部の中ですら、山の数ほどの語呂合わせがあります。
高校生物で暗記した語呂合わせが医学部の授業で役立ったこともあります。

語呂合わせは、覚えやすさも抜群なのですが、何より「すぐ思い出せる」というのがすごくオイシイんです。
化学を一度学んだ人だったら、「すいへーりーべー」ですらすらっと20個ぐらいの元素記号を書けるでしょう?
これをいちいち書くのに手間取ってたら、センター試験などの限られた時間の中では危険なんです。

だから、語呂合わせを絶対活用しないと損なんですよ。

でも、そんなに活用していない人も多いんです。
この情報化社会の世の中、ネットで語呂合わせを探せばたくさん出てきます!
もしなかったら、自分のために作ってしまえばいいんです。恥ずかしいのでもいいんです。

ちなみに私はネットで見つけた語呂合わせ、自分で考えた語呂合わせなどなどを書きためたノートを受験生の頃は作っていました。そのお陰で世界史は高校で勉強したころは赤点も取ったことがあるくらいだったのに、受験では1問ミスに抑えることができました。

みなさんも今まで語呂合わせを十分活用しているかもしれませんが、もっともっと120%くらい活用してみませんか?


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受験はロールプレイングゲームだ!


今日2つ目の記事です。
ちょっとタイトルはパッと見、頭大丈夫?って思われたかもしれませんね(笑

このフレーズ、実は自分がいまアルバイトしている塾の自己紹介のところにも書いているんですよ。まぁその真意を理解している人が何人いるかは分りませんが・・。

ロールプレイングゲーム、つまりRPGっていうのはゲームのジャンルの1つです。例えばファイナルファンタジーとか、ドラゴンクエストに代表されるジャンルです。あと、もっと親しみやすいのを言えばポケモンとかもそうです。

イメージ的には主人公を成長(ポケモンの場合はポケモン)させて、最後のボスを倒すっていう流れです。主人公を自分、ボスを大学入試として考えてみたら、「あ、これって何となく受験勉強の縮図じゃん」って感じがしません?

自分でまずは弱い敵(=基本問題)を倒して、そしてレベル上げをしていき、たまに中ボス(=応用問題)みたいな敵と出会ったらそれを倒す。その過程で新しい技(=新しい知識、解き方)を獲得していって、それが十分最後のボスを倒せる段階まで行けばクリア、つまり大学に合格っていうわけですよ。

弱い敵って倒しまくってもあんまりレベル上がらないんです。だから基本問題ってたくさん解いても、あんまり知識の獲得には結びつかない。もっと中ボスみたいな応用問題を解かなくちゃいけない。けど楽にクリアしたいからといって、レベル上げをせずにいきなり最後のボスに挑んでも、負ける(=不合格)だけなんです。この最後のボスに到達できるまでの強さ(=学力)を手に入れる速さが、現役合格なのか浪人するのかだと考えることが出来るわけです。

とまぁすごく抽象的な話でしたが、私はこのイメージをつかんでからは何となく勉強するときも「これをこなせば最後のボスに一歩近づくんだ!」という実感があって、意欲的にできた気がします。

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理系科目は問題集で勉強しろ!

どうも、またまたお久しぶりです。地獄の試験ラッシュがようやく終わり、春休み突入です。

今日は2つの記事を書こうと思います。1つ目がこのタイトルの通りです。

みなさんは数学を勉強するときに、教科書を使いますか?使いますよね、普通。あれって公式はなんだっけな?とか確認するためにもいい感じです。

けど、こういう人もいるかもしれません。
「いや、問題集しかやらないよ」

問題集には、基礎的な問題から応用までをちゃんと網羅しており、ある程度その分野の内容を理解していたら、教科書の文章をいちいち読まなくても問題の練習をこなせばいい話なんですよね。しかも教科書には応用問題が載っていないとか、あるいは例題くらいにしか解き方が載っていない。これでは肝心の問題が解けません。だから、教科書っていうのは忘れたときに読むくらいしか使わないっていうやり方が最終的には理想的な形なのです。

いいですか、肝心なことは「試験問題が解ける」っていうことなのです。
でも、数学に関しては皆さん大体分かっていると思います。問題は他の理科です。
実は理科に関しても同じなんです。

例えば、よく化学で最初につまづく人も多いと思います。「教科書の言っている意味が分らない」「何をしたらいいか分からない」などなど。それもそのはず、化学の場合はいきなりイオンの名前を覚えろだとか、化学反応式はこうだ、みたいなのをつめこまされるからです。でも化学が面白くなってくるのは、その辺の基礎的な知識を獲得したあとなんですよ。まぁ、それに到達する前に文系に行って生物を選ぶ例は少なくないですが・・。

でも、そういってつまづく人はやっぱり教科書が理解できないってことで問題集に踏み切れない人も多いんですね。すごく勿体ない。だって理屈は説明できなくても問題集をやれば、「試験問題は解ける」んですから。

それって邪道みたいに聞こえちゃうかもしれませんが、実はすごく効率がいいんですよ。問題集をいっかいさらっとやった後に教科書を見ると、言いたいことが分るんです。前の記事の「参考書は1週間で終わらせろ!」ってところでもちょっと言ったことなんですが、軽く全貌を見渡したあとに教科書を読むことになるので、一つ一つの語句の意味が理解できるようになるんです。逆に教科書を1から読むというのは、難しい内容だと途中で挫折してしまって、化学の面白さを理解する前に食わず嫌いになってしまう危険がある。

生物はまたちょっと違う感じですが、化学と大体同じです。生物は、実際の問題が教科書の内容だけの理解じゃ絶対にとけないものばっかりで構成されてる点が化学と違います。問題集をやらないと、絶対に試験問題は解けないんですね。逆に物理はちょっと数学よりなんですが。

このように、理系科目は教科書と実際の試験問題、もっといえば大学入試問題とはちょっと距離が文系科目に比べて遠いのです。しかも理系科目は問題集をこなさないと、教科書が本当に言いたいことを理解できないことも多々ある。だから、理系科目は特に問題集をこなすことに力をいれてください。教科書は極端な話そのあとから読んでも構いません。

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