「FREEWHEELERS/フリーホイーラーズ」「THE VANISHING WEST/ヴァニッシングウエスト」ブランド モデル名 "Lot 601 XX 1942" 5 POCKET JEANS "In the first half of 1942 WORLD WAR II MODEL" 第二次世界大戦1942前半モデル Col 14oz INDIGO DENIM (NON WASH) 2024年モデル





FREEWHEELERS "THE VANISHING WEST" Lot 601 XX 1942 前半モデル CONCEALED POCKET RIVETS (詳しくは下記 ※1今期のテーマ参照)
大戦デニムの使用をスタートしたシンチバックモデルー大戦バックルバック601XXは、大戦最初期モデルでありシンチバック最終モデルでもある。

仕様
☆ORIGINAL 14oz WW2 DENIM
☆CONCEALED POCKET RIVETS-大戦隠し鉄リベット
☆シンチバックBLACK FINISH BUCKLE 
☆鉄製 刻印入りレギュラーサイズ釦、スモール
☆銅リベットーポケットリベット、クロッチリベット、コインポケットリベット












品番「FREEWHEELERS/フリーホイーラーズ」「THE VANISHING WEST/ヴァニッシングウエスト」ブランド モデル名 "Lot 601 XX 1942" 5 POCKET JEANS "In the first half of 1942 WORLD WAR II MODEL" 第二次世界大戦1942前半モデル Lot #2422001 Col 14oz INDIGO DENIM (NON WASH) 2024年モデル 販売価格 ¥44,000(税込)

サイズ(NON WASH)
ウエスト(waist) ワタリ(thigh) 裾幅(hem) 股下(length) 前股上(rise)
(30) 80cm 30cm 21cm 89cm 30cm
(31) 83cm 31cm 22cm 89cm 31cm
(32) 86cm 32cm 23cm 89cm 31.5cm
(33) 88cm 33cm 23cm 89cm 32.5cm
(34) 92cm 34cm 24cm 89cm 34cm
(36) 96cm 36cm 24.5cm 90cm 35cm
※若干の誤差はご了承下さい。
また、未洗いですので一回り程度の縮みが発生致します。予めご了承下さい。

詳細はアイスクライマー ホームページ http://www.iceclimber.net/

 にて順次公開致します。宜しくお願いします。
ネットショップ上で、”SOLD OUT” 表記の物でも追加又は、注文出来る場合がありますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

※1 今期のテーマ
"The Vanishing West"
An Adventure Trace The Denim History
"デニムの歴史を辿る冒険"

In the first half of 1942 WORLD WAR II MODEL 第二次世界大戦1942前半モデル

以前発表したコットンフランネル地の内布(ポケット袋地)が使用された JEANS ☆1945-1946 S601XX 大戦中期~後期モデルや終戦後の寒い冬の労働や作業に対応すべくコットンフランネル地のライニングを持つ JACKET ☆EARLY 1946 S516XX 大戦後期モデル、そして定番モデルである、ポケットフラップが削除され、鉄製の月桂樹ワンスター刻印のドーナツ釦が使用される ☆1944-1945 S506XX 大戦中期モデルとヘリンボーン地の内布(ポケット袋地)が使用される ☆1944-1945 S601XX 大戦中期モデル、ジーンズ史において大戦モデルは大きく前期、中期、後期と分けられるが、"FREEWHEELERS" の "VANISHING WEST" ブランドにおいても、大戦モデルを下記の期で分類した。

☆1942-1943 大戦前期モデル
☆1944-1945 大戦中期モデル
☆1949-1946中頃 大戦後期モデル 

1941年12月7日、日本事による真珠湾攻撃により全世界を巻き込んだ第2次世界大戦が勃発。
以後、1945年8月の終戦まで、アメリカ本土にも物価統制、物質節約という規制の形でその影響を及ぼした。
それはジーンズ史においてもそうだった。
俗に大戦モデルと呼ばれる製品の数々には結果的に、その規制の中で発生した歪(いびつ)と、マニアックなディテールを生み、多種多様なCOMBINATION(組み合わせ)を誕生させ、特別な輝きを放つ事となった。

細部にわたる仕様変更箇所による簡素化-SIMPLFIEDは戦後の1946年途中まで残る事がウィンテージの大戦モデルから見てとれる。

今回発表する"Lot 506XX1942 前半モデル" "Lot 601XX 1942 前半モデル" は、簡単に言えば大戦最初期、最前期のモデルである。
言い換えれば、まだ制約の規制を大きく受けず、ディテールが省略、簡素化されていない、それまでの "1937-1941モデル" の仕様とディテールを持つ大戦モデルなのだ。

"VANISHING WEST" のLot 601XXとLot 506XXへの生地と縫製に妥協をしない姿勢は、ブランドのアイデンティティーである作業服の頑丈さと強い耐久生を貫く為にデニム地をあえて色落ちしづらい濃色のインディゴ染に変更し、またオンス引き下げの制約を拒否し従来の縦系の番手も太くする事で、結果 若干オンスを引き上げた大戦デームを開発した。
この濃色で武骨な大戦生地の投入を始めた1942年前半、非常に短期間の限定された時期に製造されたモデルが、フラップ付、5釦の "Lot 506XX JK" と大戦バックルバック "Lot 601XX JEANS" である。

1941年アメリカ本国でも物資統制が行われる中、1942年から早々と軍需生産計画の統制を担う戦時生産局="WAR PRODUCTION BOARD" が設置され、このWPBから幾度か出された規制に従って作業服の仕様は簡素化を余儀なくされる。 "VANISHING WEST" のヒストリーにおいて、 "Lot 601XXC 1937モデル" はバックポケットのむき出しリベットから隠し銅リベット="CONCEALED COPPER RIVETS" へ変革した歴史的なモデルの1つであるが、1942年の4月にWPBから発令された "L-68" により、衣料用パーツメーカーに軍需用の金属、銅の使用禁止が命ぜられ、銅の金属パーツを購入できなくなりリベットの使用制限へと繋がる事となる。
解決策として価格の面からも使える金属は鉄だけで、パーツメーカーは銅の代替え金属として鉄を選択。
"VANISHING WEST" もまたオリジナル鉄製のパーツを製造し、ニッケルメッキや銅メッキを施して銅リベットのパーツと併用したのだ。
これこそが1942年の "CONCEALED POCKET RIVETS" の表記の誕生であり、鉄製隠しリベットの誕生となる。
鉄製の銅メッキを施した無刻印2本 爪隠しリベットの使用開始と共にフラッシャー表記も変更される事となる。

鉄製の隠しリベットについては "VANISHING WEST" は作業工程上において以前からテストや試作を重ねていて、1941年には使用を開始していた。
これらのモデルについてはこれからの展開を是非楽しみにしてほしい。

1942年の8月のWPBの規制は、さらに "9つを超すバータック又はリベットの使用禁止" を追加し、ついにシンチベルトとクロッチリベットとコインポケットリベットが廃止された。
ここでバックルバックモデルは消滅することとなり、完全な簡素化ー SIMPLIFIEDモデルへ姿を変えていく事となる。

「The Vanishing West」
自由に牧畜や農業が行え、人知れず黄金が眠る手つかずの広大な大地。
アメリカの人々にとって西部開拓とは、すなわち自由と希望の象徴に他ならない。 カウボーイ、ゴールドマイナー、ガンマン、アウトロー・・・・。
有象無象がそれぞれの希望を胸に集った オールドウエストへのオマージュ、それが「ヴァニシングウエスト」である。
キャトルドライブや金鉱掘りの必需品であり、フリーダムのシンボルともなったジーンズをはじめ、ワークシャツやレザーウェアなど、一攫千金を夢見た西部男たちの装束を追求。
その色褪せたデニムには、消失したフロンティアへの憧憬が宿る。